金の斧と銀の斧/鏡文志
洗貝新さんのコメント

ある宴会の晩、足利家の玄関口に臭い靴が置いてありました。
すると門番の狸がやってきて客室の叔父さんに問いただしました。

~この犬の糞を踏んだ靴を置いたのはあなたですか?
?いいえ、わたしが踏んだのは人間の糞ですよ。犬の糞ではありません。

狸はメロンの間に行くと今度は客の叔母さんに問いました。

~この人間の糞臭い靴を置いたのはあなたですか?
?~いいえ、わたしはさっき表で犬の糞を踏みました。

狸は困惑して玄関口を出て行きました。
するとなにやら人間臭い或いは獣臭い匂いが足下から漂うのに気がつきました。
~なんだ、俺だったのか。やれやれ、と、
、狸は棒と石けんを手にして井戸の洗い場に行きました。

※クソ返書きだけど、ごめんね。


---2025/03/09 01:07追記---