ひだかたけし氏の「熱の同心居」を読む/朧月夜
朧月夜さんのコメント
貴重なポイントとコメントをありがとうございます。

>由木名緒美様
この小論においては、ひだか氏の詩が「反戦的な詩に見える」というスキャンダラスな点において、氏の詩想の核心に近づくよすがになり得るのではないか、と思い綴った次第です。

>ひだかたけし様
ありがとうございます。お手柔らかにお願いします。

コメントありがとうございます。こちらも徐々に。

まず、この詩を「反戦詩」と解釈したのは、この詩が8月6日に綴られたものであるということ、その一点に尽きるかもしれません。ひだかさんの無意識の想念のなかで、この詩が浮かび上がってきたものではないのか、と思えたからですね。
実は、この詩を「反戦詩」と感じたとき、わたしも慄然としました。詩の内容としては、そのような文言はほとんど表れていないからです。
ですが、再び読者の立場に帰って、「この詩を反戦詩と見ても良いのではないか?」という心持ちになりました。無垢・無辜・無意識の読者にとって、そのようにこの詩は見えるのではないか? と思った次第です。
そのことに、あるいは作者自身の想いとして、行き過ぎ、という感もあるかもしれません。ただ、わたし自身は「ひだかたけし」という詩人を解釈するスタート地点として、この詩があっても良いのではないか? と思ったのですね。
もちろん、この詩を「思想詩」であると言っているのではありません。読者が作者に近づくよすがとして、そのような解釈もありではないのか? そこから生まれてくる作者にたいする真の理解もあるのではないのか? と思った次第です。
---2024/08/07 21:17追記---

あ。返信に書いているうちに、コメントをいただいておりました。
まさに、ひだかさんがコメント欄において書かれていることに同意するものです。
---2024/08/07 21:23追記---