必要のない階段 ー下り編ー/菊西 夕座
菊西 夕座さんのコメント
アラガイsさん。いつもありがとうございます。

ゲシュタルト抱階ということで、階段を抱きしめてくださり、ありがとうございます。ただ、この形になったのは偶然でして、ゲシュタルトというよりもグーゼントと白状せねばなりません。そんな偶然は「ケシカラン」と思われましょうが、それでもアラガイsさんならばやっぱり「ゲシュタラン」とおっしゃってくださるにちがいありません。

 グーゼント生まれた文様をお年寄りマークや屏風、逆階級章など楽しく想像力豊かに受け止めてくださり、ただただ深く感謝するばかりです。中身はもう少し練るべきだったかもしれません。昔書いた同タイトルの詩のリライトなものでして、ゲシュタルトというよりもリライトだということを白状せねばなりませんが、少し気負いすぎてしまったようです。

でも、なにはともあれ、アラガイ視覚効果さんことアラガイsさん、今回は視覚的にいろいろと効果的に捉えてくださり、ありがとうございました。

ゲシュタルト崩壊について「怠」という字が上下左右に数多く並んだ動画をユーチューブで見てみたのですが、30秒じっと見つめていると、文字列がだんだん大きくなって迫ってくるのですが、なにか「兜をかぶった武者」の姿が近づいてくるように見えました。崩壊とはまた違う現象でしたが、楽しめました。世界もまた秒単位、もしくはもっと細かい時間でとらえるならば、崩壊というか分解するわけで、そこにわたしは段差(階段)を見出してこの詩につなげたことを考えると、あながちゲシュタルト崩壊とも遠からずという気がしてきました。


由木名緒美さん。ありがとうございます。

正直に申し上げますと、この配置についてはあまり意図したものでなく、もともと横書きで書いたものを縦書きにセッティングし、階段だから段差をつけようと手を加えたら、こうなっただけのものであります。あまり段差をつけると文字がへんなふうにずれてしまうので、少しずらした結果がこの形です。このサイトの投稿枠ならではの偶然の産物です。ということで、投稿ボタンをおしたら、両翼がうまく開いたような図柄がでてきていちばん驚いたのは投稿者当人というわけです。なんだか期待を削いでしまったようで心苦しいですが、気に入っていただけたならきっと、それは天使がほんのちょっと気を利かしてくださったからなのかもしれません。

WCさん(ウォークマン・カセットさんかな?) ありがとうございます。