未来のまえに/短角牛
鵜飼千代子さんのコメント
後遺症に振り回されながら生きる日々でも、あの日があって良かったなぁって噛み締める日があります。

出不精でドタキャンがいつものことのころ、したたかに遅れて参加したわたしが迷わないように、美術館の前の花壇に腰掛けて、大村さんが待っていた。わたしはなんとも思わないのに、「シケもくって、嫌かな?」と奥主さんに言われた。滅相もない。もったいないですから、まだ喫めるのならどうぞですよ。片野さんが、懇親会の場所を「座敷でも大丈夫ですか?」と聞いた。足が悪い人への配慮なのかな。そして、「苦手な食べ物ありますか?」と聞かれた。

身内以外の集まりでは、全て決まっているところに自分を合わせるのが当たり前な生活をしていたので、世界が広がりました。あの日があって良かった。(*^^*)