外へ 夜へ/木立 悟
アラガイsさんのコメント
前の川柳を含めて、現象を、言葉が持つ三次元の空間から異次元の表層へと還元してみせることに長けたお人です。演歌詩など書かせれば巧みに書きこなせるでしょう。
八に組みするか五に組みするか…それに何の意味があるのかと私が問えば、これに何の意味が必要かと答えられるに違いない。
巧みならば巧みなりに目指すものがある。売ることを目的としない彫刻家は、ひとつの作品にその命の一鎚を無心に打ち続ける。巧みならば巧みなりに、目指す己の背にもその鎚を打ち続けなければならない。