だれであろうと/HAL
まーつんさんのコメント
一読して、何をいまさら…と受け取られかねない言葉です。
でも、生者は誰一人例外なしに何らかの傷を負う、という見方は、
よく考えてみるとかなり難解に思えてきました。
立場や階級、健康や財産に恵まれているものでさえ、
負うことのできる゛傷゛とはどんなものなのか?
生きるとは一体何なのか、という根本的な問いへとつながっていく作品です。