limit/雨霧
雨霧さんのコメント
>夢砂詩遊さん
とても素敵なコメント有難うございます。
四捨五入……といったニュアンスではないですね、3だとか2だとか確立した数字ではなく、0.1*10^-100程度の数の切り捨てです。
個人的な考えではゼロと0.1*10^-100の間には本当に高い壁があると感じています、無か有か、その偉大なる境目のこちらとあちらに位置する数同士なのですから。しかし実際には「切り捨てている」という意識もなく消えていく数たちなのです。自分とは確実に違う筈の「ゼロ」に引き込まれてしまう0.1*10^-100達。
無の絶対的力、有の不安定さについて考えて書いたものですので、無から有が転じるというのは、この詩については考え及んでいませんでした。
宇宙の始まりは、私は一点のエネルギーだったのではと勝手に考えていますが、それが有であるか無であるかと問われると難しいところです。
最後に、時と場合によってはゼロも悪くない。全くその通りです。