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今日も独り


      「別れよう」{引用=
     つけっぱなしのTVで恋愛ドラマをやっている
     どうせこの二人は台本に従ってくっついたりは
     なれたりを繰り返すと ....
きょうもぉ ぁたしわヒトリ
泣ぃちゃうゾ(:_;)
すごくかなしーょ
かなしーカンジ?

君がアノ刻「別れよう」て呟いた
気持ちわぜん?ワカらなかった
ズット一緒にいるょって
 ....
メロンのきみどり震えてる
君のリボンのちょうちょの模様
キスはまったく騙し絵のよう
眩暈を起こしてうずくまる

めくらぬ日めくりゆらゆら揺れる
きみどり色が褪せぬよう
きれいな君を守るよ ....
髪をゆるやかに洗う春
花たちを促し
か細くささやく夜
はらはらとお話

本は開いたままに
ゆらり眠り
ホルンの音が耳に
夢に妖精が踊り

そっと見ていて
あの歌
空と大地に触れ ....
{引用=
雨は左に向かって降っていた
空虚になっていくかかと
「全国駅弁フェア」のチラシ}

ああ、スーパーのカートで
一度でいいからすっとばしたい
新幹線や飛行機とデットレース
しま ....
      がっこうのりかしつにはウーパールーパーがいます
      ちいさいときはすごくかわいかったけどいまはぜんぜんかわいくありません

{引用=

       
         ....
 切るの?


          鏡のような銀 の二本の脚


{引用=
        ひとつのものを 切るとふたつに
        なります。ふた つになったもの
      ....
                     天球儀転がる部屋


    あっちの部屋への白い扉

                             こっちの部屋への黒い扉

{引 ....
春風がごうごうぴゅーとやってきた激しいような優しいような



雨降りの急行列車に花びらが季節はゆっくりゆっくり過ぎて



北からの夜行列車はトンネル出すれ違ったよ桜前線


 ....
エジプトで急に気温が下がったのは


 
             僕
        こ     が  
        太陽     電 
        信仰と     球   
 ....
 空 


        桜

                        空
   散る


              花び ら 
                    ....
軽業師
ビルとビルの間のロープ

バランス



 く
   ず
      し


{引用=

砂時計ははかないものの象徴のように
いつも扱われていたのに嫌気がさし ....
お日様が眩しい日は耳が痛くなるの

私はほっぺたが膨らむ感じがするわ


きれいなきれいなお水を
汲んで飲みたいな

私も飲みたい


蜘蛛の巣に
ダイヤモンドのネックレス
 ....
五つの星は夜生まれた
けれどその話はまた今度

青い とつぶやくと
その唇の形から魚だった時代のことが思い出される
泡は真珠とまんまるな月との間に生まれた

苦しくなって止めてしまう
 ....
一郎は華子と2つ違いのいとこ同士。二人は親の家が近いこともあって、よく一緒に遊んでいた。
今日は華子の屋敷の庭の竹やぶにいる。
「一郎ちゃん、今日は一郎ちゃんが犬をやって頂戴。」
「華子ちゃんは ....
腐ったリンゴを上手に切り分けても
誰にも食べてもらえない

手の中の熊蜂
うるさいわ。

黄色い布張りの
銀色の装丁の本
ある文字だけ黒く塗りつぶされている

「エチカ」
そうい ....
戒律

日曜の教会の君の白い指若い和尚の無駄なき仕草



口移しそうっとくれたマシュマロは口に出してはいけない祈り



まっすぐな背中や胸を這い回る無意味な戒律汝犯せよ

 ....
最後に

君に

最後に


カップラーメンの蓋が邪魔だけど取ってどっかに置くのも嫌だ

あの講義は睡魔との闘い

バイトの時間を間違えて謝り方を5パターンぐらい考える

親 ....
おかゆは1番最後に煮るの

さくらんぼは2番目に美味しいと思う

3番目にって何を言うか忘れちゃった

4番目・・・雲を数えていたの

あの5番目の歌は忘れられないほど

最後から ....
腕を

上げ下げする時モーター音が少しうるさいでしょう
ごめんなさい

今日はどんな一日でしたか?

駅でまたお腹が痛くなったんですか
大丈夫ですか

私ですか
私は駅のホームか ....
美しい赤ん坊のこぶしには滅びの言葉握られていた


怖い雨、怖い光を浴びまくり僕らは汚い名前をもらう


眩しくて見えない僕らの遺伝子に刻み込まれる悲しい記憶


誓い合う幼い僕たち ....
      藍子は
         あげは蝶 の髪留め

      大切にしている

 花模様のスカートからあらわれたのは 
      淡い足

 半分開いた口で 飴 を舐めた
 ....
銀色の髪

明るい瞳は緑

ささやく指先は桃色

つま先はあるの?

ライラ

君はしかめっ面で花という花をみんな摘んでしまい
眩しい朝が広がるに任せる

深い深い森で
夜 ....
ぐはぐははひとじゃなかった

でもはぐはぐしちゃった

だってあったかいもん

ぐはぐはは「ぐはっぐはっ」よろこんでた

ぐはぐはいうからぐはぐはなんだよ

それってわかりやすい
 ....
林檎を見ています。

一つの瑞々しさをはらんだ林檎、それは歌います。
その歌は軽快なリズムでもって林檎の命、林檎がかつて実っていた木、沢山の仲間たち、
花であった時代、訪れた虫たち、そのきらめ ....
君の声がどうやって千切れてゆくのか知らない

どうか耳をよせてください
いいやよせないでください

僕はカミキリ虫みたいに叫んだ
その声は成層圏を真っ二つにした
そんなわけない

ど ....


望んでごらん
何でも手に入るよ

君が望むなら

君は夢にある小川を望む
切ないほど優しく流れる子守唄のように
たゆたう小川

君は永遠の花火を望む
黒い貴婦人の胸に輝く ....
せっかくだから
あがっていきなよ

外は雨だったんだろう
そんなに濡れて



君が濡れいているのは
初めて見たよ


君は君かい

濡れが君ているの間違いかな
濡れは ....
         瓶   瓶
         を   を
         覗   覗
         く 鏡 く
        と  は  と
       中   刃   中
 ....
             小   に
             瓶   う
             は   よ
            た     の
          ....
落合朱美さんのふるるさんおすすめリスト(86)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
私は独り- ふるる自由詩3*06-4-21
ぁたしわ_ヒトリ- ふるる自由詩6*06-4-21
メロンのリボン- ふるる自由詩11*06-4-18
- ふるる自由詩16*06-4-14
カート- ふるる自由詩10*06-4-13
ピアニカ- ふるる自由詩10*06-4-10
- ふるる自由詩4*06-4-10
エイリアン- ふるる自由詩5*06-4-4
ながしそうめんリフレイン_とおまけ_(桜の季節)- ふるる短歌12*06-4-2
日食- ふるる自由詩2*06-3-29
- ふるる自由詩4*06-3-27
静止- ふるる自由詩5*06-3-24
春雷- ふるる自由詩5*06-3-22
星の話その他- ふるる自由詩8*06-3-16
犬の名は全て一郎_____(お暇な時にでも読んで下さい・・・ ...- ふるる散文(批評 ...10*06-3-8
エチカ- ふるる自由詩8*06-3-6
【短歌祭参加作品】キッチンではだめ・・・- ふるる短歌16+*06-3-3
最後に- ふるる自由詩7*06-2-27
最後から6番目- ふるる自由詩4*06-2-20
私の好きな詩- ふるる自由詩41*06-2-6
エンドロールでキスをしようよ- ふるる短歌12*06-2-3
_______藍子- ふるる自由詩11*06-1-30
ライラ/夜という名の蕾たち- ふるる自由詩10*06-1-24
ぐはぐはをはぐはぐ- ふるる自由詩14*06-1-23
林檎を見ています- ふるる散文(批評 ...6*06-1-17
千切れて- ふるる自由詩16+*06-1-11
望むなら- ふるる自由詩8*06-1-5
あがって- ふるる自由詩3*05-12-22
鏡瓶- ふるる未詩・独白10*05-12-20
小瓶- ふるる未詩・独白13*05-12-20

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