皆、同じことをやってる
けれど、君のオカリナは
君だけのものだ
皆、同じことをやってる
けれど、君のためいきは
君だけのものだ
皆、同じことをやってる
けれ ....
何だ結局嘘っぱちじゃねえか
十年前もお前言ったよな
「俺たちうまくやれると思うぜ」
俺は結構不安だったんだ
不安は見事に的中した
いつものように別れたが
お前の顔がどうも歪んで見え ....
果樹よ
みはたわわか
きょうわたしは帰る
だれもいない故郷
だれも食べることない実が
熟れて落ちて土に帰るなら
わたしも帰る
静かな庭に
沈みおちる
音もなく
過ぎる
....
ゼミ旅行が4カップルと俺の9人
眠れない夜には目を開けたまま死の夢をみる
それが正しい成長と堕落のバランスの取り方
アイツらを殺さなくてもアタシはどこへでも行ける
そう囁くのよアタシの宝の持ち腐れのコブクロがw
核兵器のボタ ....
おそろしくさむい夏のうえに
あなたは骨みたいに立ちつくし
透明に透明を塗り重ねる
世界は頭から窒息する、
いま尾びれがさいごのふるえをして、
そして
仮に、僕の中にいる僕をぼくとしよう。
そして、僕の外にいる僕をボクとしよう。
すると、じゃあ、この僕は一体、何だろう、誰だろう。
ぼくは、
僕になれずにいる僕。
外に出ることがないから、 ....
ひとつづきの管の内側
いい色の椅子を買うのに置き場所がないと
手続き半ばで電報を破棄、
太陽を見上げたらまぶしいということをおぼえた
目覚まし時計の溶けた電池は仕方ない
....
どうしてこんなに
あなたを好きかわからない
あたまのなかに星がうかんで
どんな夜よりはっきりかがやく
どうしてこんなに
たんじゅんなことを伝えられない
....
自称「警視庁が見守る安全・安心な街」で
「自転車から降りて通行しよう。」の上にある
「公衆便所」の貼紙をやりすごしたら、
「貼紙禁止」の貼紙
「なんか面白いこと、ある」ところへ
せっかくだか ....
冬の田の真白い雪をほおばって意味ないことをしているおのれ
ボーダー色の帽子をかぶって
空との距離を遠くする
この頭
ぼさぼさのぼさぼさ
そのリズムのなかで
ふくれる黒髪が
つぎつぎにつぎつぎと
はえ、はえ、はえ
はい、いま、引用しました
し ....
ソリッド町子さんのおすすめリスト
(12)
タイトル
投稿者
カテゴリ
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日付
きみのもの(エピタフ)
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やまうち ...
自由詩
3
15-4-29
お前と俺
-
森川美咲
自由詩
3*
14-9-18
そこにたどりつく夢
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遙洋
自由詩
7*
14-4-18
ゼミ旅行が4カップルと俺の9人
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北大路京 ...
自由詩
4
14-4-10
いつもよりおおめにくさをはやしてでうすえくすまきなをまちわび ...
-
无
自由詩
3+
14-2-16
とうめい
-
はるな
自由詩
3
13-8-27
僕のパズルゲーム
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中川達矢
自由詩
3
13-3-15
仕方ないと言わないで
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マシュー ...
自由詩
1
13-2-25
ラブレター
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草野春心
自由詩
6
13-2-9
陽のあたる街の水族館で
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中川達矢
自由詩
4*
13-2-9
真冬
-
榊 慧
短歌
3
13-1-22
ぼうし
-
中川達矢
自由詩
4
12-10-3