夏らしさが消える頃
秋の入口が開き空気が変わる

曼珠沙華が咲き始め
秋の深まりが加速する
木々が化粧して印象が違う

紅葉を呼び込んでいる
色を含んだ風が吹き荒れて
秋を豪華に飾っ ....
湖べのレストラン

昼食は食堂テーブル肉料理

ハーバーにヨット出入りし青い湖

午前中訪ぬ家々人の顔

2時間もしゃべり続けて満腹と

日暮れにはまだ早いうち記録する
  きみがすき
  まっすぐな線をひいてみても
  やっぱりどこか曲がってんのさ
  だらしなく
  少し可愛らしく



  想い寄せるときは
  心をしんとしずかに……
 ....
キラキラ と パチパチ と 点滅する 
光や音が 響いて来そう

アナタ と ワタシ は 
ぴたぴた くっついて 

ぴかぴか 互いを 照らす存在となる
其処に 街灯が 見えぬ 代わりに ....
歩くとき隣に誰もいない
静かな場所が好き
だけどたまに声が欲しい

夢から覚めた彼女は
まだ夢を見ているような表情で
コーヒーを飲んでいる

繋がれていない手と手
何回も繰り返すテー ....
さやさやと雨、ふっている

地のにおい、そわそわと匂う

ふるごとに、秋、ふかまって

曼珠沙華のあとに金木犀

ああ、こんなにもすてきな季節

甘やかな死にさそう

かれおち ....
寝しなに

「おかあさん、
あと二時間くらい手ぇつないどっていい?

やっぱり、
いっしょう手ぇつないどっていい?」

そう言ったかと思うと
すぐに寝息が聞こえてきて
繋いでた手は ....
山の上に
たなびく雲は
空の青さを
背に受けて

川の中に
ただよう影は
水の流れを
身に受けて



道の上に
照っている陽は
歩くものを
みちびいて

風 ....
美少女の暴走族だと思えばうるさくない 冬は重なり
遠のいていった
蒼は銀になり白になり
やがて見えなくなり
聴こえなくなり
さらに見えなくなった


映った力が生きていて
刷毛のように支配した
塗り ....
川辺の泥に倒れたまま
扉はひとりうたっている
烈しい生きものの光が
近づいてくる


夜を焚くむらさき
自らを混ぜるむらさき
羽の切れはしを
こぼすむらさき

 ....
愛はカナリア
憎しみは高く
僕はフクロウになりたかったネズミ

掴まり立を始めた願望の宿主

目に映る全てを食べて
すくすくと成長を続けている










 ....
カラカラと

秋の終わりの晴れた空
地に帰る落ち葉たちが
燃える 燃える

その存在を燃やしながら
この命を暖める

ああ、いつかはこの命も
燃え尽きる

その時にもどうか
 ....
宇宙から
星がふってきました
言葉
でした

広大な大地に
ぽつん、
とふってきました

やがて芽をだし
おおきな
おおきな
わたしに成りました

雨がふり
風がふき ....
夕暮れの窓辺
瑠璃色の切子硝子の一輪ざしに
梔子の白が映える
夕凪 無風状態になれて
心が弛んできたら
闇が迫る少し前 風が頬を渡る
どこからか声を運んできた

楽しい声 悲しい声
 ....
チワワの向こう側に虹 墓荒らしの墓を荒らす       薄縹の空のした浜辺をひとり歩く
      潮の香りと眠りの匂い
      拾った貝に耳をあてれば
      なつかしいひとの声

      「元気かい」

      ....
先生、私ファンタジーが書きたいです
現実のうらみつらみごとくさいものや自傷自虐自意識性狭窄や無節操な欲目や退廃堕落どろどろだらりんや排泄物じみたものとかこととか虚無的悲観などとは、無縁な ....
(瞳をもたない
(いきものの
(においがする

夏が
眠りにつくよりも
早く
底辺の夜は
その
密やかな手のひらを
ひらいてゆく

仄かにひかる土のうえ
満たされない
季節 ....
雨や風にさらされて
月日が過ぎて
崩れては消えてゆく

光と影の浮き沈みで私に語りかけ
三味線を鳴らし唄うのは石の像

笑っているのか
哀しんでいるのか
なんだろう
くすくすとささ ....
人生ってね
曲がり角がいくつあるのかな

いつも
間違えている気がするけれど
曲がった方が私の道になる

今日も分岐点
知らないうちに選んでる

普通のさようならをして
二度とあ ....
その身や

その心が

痛みを覚えるごとに



キミよ

優しき人と成れ
夢だとすればそれはとてつもなく残酷で
現実だとすればそれはとてつもなく突然で

求めていたはずなのに
焦がれていたはずなのに
近づけそうになると怖くて震えが止まらない

手を伸ばすと ....
すべてがそよともせずにそこにある
流れるものからとりだされる静止画

こんな時間もいいとおもう
背景はつねにうつろいとどまることはない
いっしょにながれるのもいいさ

でも自分のなが ....
    それは声にだした途端
    ひび割れ砕け散る
              
    鎖のようにつなぐもの
    絡まる蔦のように
    知らずに互いを
    縛 ....
『心理学を勉強しすぎて色恋沙汰には全く興味が無いんだキャラ』を崩せずに仲間に入れない 秋の夕暮れ

夕暮れに白き根を噛み青き菜も

紅い水コップにつぎて砂糖足す

聖霊のたすけをかりて聖書読む

玄米のかゆを食みおり鮭そえて

賛美歌を歌う秋の日こころ富む

造 ....
揺れる穂は黄金でした身の丈を思いつめてた遠い瞳に


みる先にレンゲシロツメ微笑んでひとり上手と夕陽とシチュー


白い靴手放したのは誰ですか問われてのぞむあの日遠くて


まなざし ....
やさいをそだてる
くさとりをする
はたけの
ちかくの林で
うぐいすがないている

山は
さぁ雨上り
風に戦ぐ今日も
悔いは無し
ながめる
雲ゆく

鬼蜻& ....
キダタカシさんのおすすめリスト(479)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
秋の入口- 夏川ゆう自由詩313-10-5
湖べのレストラン- 生田 稔川柳413-10-5
きみがすき- 草野春心自由詩513-10-5
鍋蓋- 藤鈴呼自由詩2*13-10-5
いない- 北橋勇輝自由詩2*13-10-4
霜・秋・変- 高原漣自由詩4*13-10-4
- hiroto22自由詩3*13-10-3
無垢の唄- シホ.N自由詩3*13-10-3
美少女の暴走族だと思えばうるさくない- 北大路京 ...自由詩613-10-3
ひとつ_翠光- 木立 悟自由詩513-10-3
降り来る言葉_LXVI- 木立 悟自由詩313-10-3
問う- 徘徊メガ ...自由詩213-10-2
消えゆく落ち葉から昇る願い- ぬーん自由詩313-10-2
わたし- ニワコ自由詩3*13-10-2
【_風の栞_】- 泡沫恋歌自由詩16*13-10-1
チワワの向こう側に虹- 北大路京 ...自由詩513-10-1
墓荒らしの墓を荒らす- 北大路京 ...自由詩413-10-1
鈍色のひかり- 石田とわ自由詩16*13-10-1
現実にあることしか言葉にはできないのか- 北街かな自由詩9*13-9-30
九月の子- 佐東自由詩813-9-30
やわらかな五百羅漢- 灰泥軽茶自由詩13*13-9-29
夜の交差点- 朧月自由詩513-9-29
息子へ- hiroto22自由詩5*13-9-29
輝き- ロドリゲ ...自由詩213-9-29
- 梅昆布茶自由詩26*13-9-29
ふたり- 石田とわ自由詩13*13-9-29
『心理学を勉強しすぎて色恋沙汰には全く興味が無いんだキャラ』 ...- 北大路京 ...自由詩613-9-29
秋の夕暮れ- 生田 稔俳句713-9-28
おさなごのまなざし_(九首)- もっぷ短歌6*13-9-28
黙とう- こしごえ自由詩7*13-9-28

Home 戻る 最新へ 次へ
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16