それは風のない 穏やかな間だった
宵や明けかも 滲んでいきそうな短なときに
例えば
「空にあるからこそ 星は星たり得るのか?」
彼らはそんな会話をしていた

あたしは空を探して 星を見 ....
君が君とはまるで違う小さな花に水をやる時
じょうろの中に沈んでいる冷たい一個の星が僕だ
ビー玉越しの景色を一通り楽しんだなら
必ずベランダから放ること すべて朝食前に
僕の口笛が余韻を引いても ....
単純に考えてこそ楽になる複雑にする考え方捨てる

朝がきて昼が訪れ夜になる暑さは同じ変わらず続く

何よりも無条件の愛美しい全てを創り出せる万能

願い事星になったかのように現実化して輝い ....
女性の胸は
乳首さえあれば
こと足りるのであって
必要以上に大きい人からは
その大きさに応じて
税を徴収するという
巨乳税法案が
文芸筋の女性で結成された
日本貧乳党から提出されたが
 ....
記憶の扉の鍵は締めないほうがいい。
綴られた思い出に机上のペンは饒舌で、
蘇る風景は良質な硬石のようだ。
不変の美が穏やかに語りかけることもあるだろう。

共に生きた証は残したほうがいい ....
健全な夕暮れに秋の冷たい風が吹く。
私は人生の喜びを一人の詩人に教わっている。
心の師は人生を達観している。
そのため私は私の境地を再確認出来るのだ。

疲れた頭に師の言葉の数々が染み渡る。 ....
雲海に沈む太陽に心が沸き立つ時、
私はもはや一人ではない。
この道はあなたも通った道。
過去に飛翔する魂を私は許した。

生への鼓動がこの道をゆく。
私の視点の先には常に未来が横たわる ....
それはちょうど隠された腕が

きらきらとした素肌になる頃で

大切な宝物を見つけたなんて

幸せな気持ちになった日のことです


しづかに汗ばむその手のひらを

そっと ....
彼女を好きだと考えるのは『理性』じゃない 
彼女を愛おしいと感じるのは『感情』じゃない 
彼女を欲してると思うのは『心』だ 
へ理屈も哲学もいらない 
ただ心臓の高鳴る方へまっすぐに突っ走れ
「選ぶ」のか「運ぶ」のか
全ては 君の 気持ち次第

輝石になって 編み込まれた
唯一の 糸の 行方

残り香 浮かぶ頃 
好き勝手な イメージが 作られ

くすっと 笑いながら
 ....
私は虹になりたい

こちらとむこうをつなぐ

あの人とこの人をつなぐ

男と女をつなぐ

ゲイとストレートをつなぐ

この国とあの国をつなぐ

二次元と三次元を ....
古くなったり新しくなったり
その繰り返しの街は生きている

街が歌い出せば
爽やかな風が吹き始めて
人々の足取りが軽い

季節が変われば
歌も新しくなり耳に溶け込み
季節の変化を実感 ....
知らない町に来て
知らない人達に囲まれ
毎日頑張ってるんだ
まだまだ半人前の僕は
叱られることがほとんどで
褒められることは少ないよ

でもね遠く離れた街から
君の活躍の便りが届き
 ....
  朝早くに
  古臭い詩をわたしは書いた
  潮水に濡れた岩間を縫って這うように歩く
  数匹の蟹の節足のことなどを



  カーテンのあちら側で降っている雨が
  薄笑い ....
サラサラと嘲りながら
指の隙間から
零れ落ちていったのは
砂で出来ているのを
忘れかけていた
いくつもの季節と朝焼け

パタパタと蔑みながら
手のひらから
飛び立っていったのは
 ....
ブスひとりにつき
3億円を徴収するという
ブス税法案が
国会を通過する見通しとなった
国会周辺では
これに反対するブスが
「あたし達はブスじゃありませんー
失礼しちゃうわね!
 ....
部屋の中君と二人で雨の音寄り添いながら朝を迎える

虹を見て君が呟くこの虹は幸せの色全部あげたい

本当の彼の心は純粋今の内面素直じゃない

絶対に言わないけれど運転をしてる横顔何度もチラ ....
      夏をたたむ
      両手でしわをのばし
      ていねいに
      色濃い影をおとした夏も
      洗濯され、たたまれると
      頼りないほど薄っぺらだ
 ....
秋祭ふたり見上げる同じ空 リグレットがつのります
しなかった勉強 わざとらしい言い訳 とっさに出た嘘

リグレットがつのります
ごまかした告白 破った約束 見れなかった君の目

しんしんと降り積もる
嫌だってだめ ....
戸惑い 落ち着き 秋霖に身籠る

乳酸菌をひたすらに欲していた
カルボナーラとシチュウをクリーム類を欲していた

浜辺の神秘の窓を拭くように その波は眠気を誘っていた

 戸惑い 不思議 ....
小さなほころび
どこへゆくのか
頬ふくらませ
どこへゆくのか


果実の耳を
匂わせすぎて
帰るころには
涙あふれて


雨の朝ふいに
何をしているの と問わ ....
今 感じていることの ほとんどが 予感 だ





予感に生きていて 



自分から 予感を 取り除いたら いったい


何が 残ると いうのだろう





 ....
朝焼けと茜空の間に
彩(いろどり)が溢れ
茜空と朝焼けの間に
暗闇が横たわる
少女はその秘密を知りたくて
彩の一つ一つを呼び出しては
新しく命名し昼の詩を
暗闇の底を探っては
言葉で照 ....
風が運んできた花の匂いにまみれたら空想に囚われて
飛行船で七つの海を制覇する旅を始めてしまうけれど

真夜中に目覚めた時のあの浮遊感が忘れられないから
雷雨の中を駆け抜けて迷い込んだ街で君を思 ....
古いノートに書かれた文字を
辿って行くと
余白にぶつかって
そこから先へ進めなかった私がいる

もう書けない
諦めてしまおうと
何度も思った

余白の裏に
余白の隅に
挫折の名残 ....
とんぼをみない秋

あの
まっすぐでもなく
ふらふらでもないとんぼの泳ぎを
真似てみたい私の歩み

目的が
ありそうな顔をしてゆくこの道

噂をしなさんな
だれかがささやく

 ....
高くなってきた空が呼ぶので
机から飛び出して学ぶことにした

何かに追われ、足早に過ぎ去っていた道
今日はゆっくり歩くとしよう

見飽きたはずの街路樹
瑞々しい緑が弾け
時間を宿した幹 ....
秋高し宇宙はいまだ謎だらけ 野良の黒豹にうちのキリンが噛みつかれている
キダタカシさんのおすすめリスト(479)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
星の放民- クロヱ自由詩3*18-7-4
題名を付けられたくない二人- ただのみ ...自由詩13*18-6-30
単純- 夏川ゆう短歌213-10-14
巨乳税- 花形新次自由詩313-10-13
生への絆- ヒヤシン ...自由詩9*13-10-13
とある詩人へ- ヒヤシン ...自由詩11*13-10-13
美ヶ原への想い- ヒヤシン ...自由詩10*13-10-13
夏の前日- 雨の音自由詩313-10-13
RUN- 文字綴り ...自由詩2*13-10-13
鴉が_啼く- 藤鈴呼自由詩3*13-10-13
「虹の人」- ともりん自由詩2*13-10-12
街の歌- 夏川ゆう自由詩213-10-12
青空に♪- 清風三日 ...自由詩213-10-12
古臭い詩- 草野春心自由詩10*13-10-12
無力- nonya自由詩20*13-10-12
ブス税- 花形新次自由詩213-10-12
ふたりだけの内緒話- くみ短歌213-10-12
ながい夏- 石田とわ自由詩21*13-10-12
秋祭ふたり見上げる同じ空- 北大路京 ...俳句213-10-11
リグレットがつのります- サトウチ ...自由詩2*13-10-11
秋霖に身籠る- 朝焼彩茜 ...自由詩15*13-10-11
泡を巡る(大きな服)- 木立 悟自由詩413-10-11
なんつって- 八男(は ...自由詩313-10-11
10月10日の詩- ただのみ ...自由詩21*13-10-11
星が無数に降りしきる夜に圧倒されて茫然としている- kauz ...自由詩14+*13-10-10
余白- Lucy自由詩13*13-10-10
とんぼとり- 朧月自由詩413-10-10
机から飛び出して- ゆったい ...自由詩213-10-10
秋高し宇宙はいまだ謎だらけ- 北大路京 ...俳句513-10-10
野良の黒豹にうちのキリンが噛みつかれている- 北大路京 ...自由詩6*13-10-10

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