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手をつなごうか

心をつなごうか


ねっ



 
 
夜の町に少女がひとり

悲しい涙、うれしい涙、喜びの涙、いりませんか

あっ、きれいな涙だけはまだ心であたためているところです



 
 
ゴリゴリと命を削り生きてみる

飛び散るのは、魂の欠片

それが言葉だろ、詩だろ


 
 
知らん間にこわがりになってもうてたわ


しゃぁないやんって、言うてぇや

なぁ、なぁ、言うてぇや



 
 
混沌とした水が透けるとき

言葉を釣り上げる喜びといったら


あぁ、まだ詩をやめられそうにないよ



 
 
体がうごくとき、心もうごくだろうか?

心がうごくとき、体もうごくだろうか?


あなたに、うごくだろうか?




 
 
過去にとらわれた方は、遠い目をしてはります

未来にとらわれた方も、遠い目をしてはります


そして現在にとらわれた方は、白昼夢をみてはります




 
 
紅白歌合戦に誰がでるのかとテレビは繰り返し

コタツに老婆がひとり

印刷された年賀状に「今年も健康でありますように」と、娘に書き添えた



 
 
凍えた体を温めてくれと願ったのは、あたいの罪
躊躇なく温めてくれたのは、あなたの罪

そんな罪を、微妙なあたいたちは愛とよんだ


 
 
もうじき終わるこの日差し

そうとも知らず夏はジリジリと

あの日のウチらのように



 
 
あなたへ直線をひけないので

円をかく

今日も円をかく


 
 
わたしを救いたいなら

あの月を涙でくるんで

そして、ピアスにしてください



 
 
俺なんてこんなもんだって思えたら、おめでとう

所詮、俺なんてこんなもんだ

そう、俺だけなら



 
 
迷うたら負けやと、きつい一言

今でもうちのお守り

そんなあんたは迷わずどっか行ってもうたけど



 
AといえばA

されど

BといえばB
唇は ほどよく濡れ

指先は ぬくもりを感じ

果ては 穏やかな吐息




 
あのひとにあって

あなたにない

わたしは、欲張り
切れるのではと、怯えるより

切れたら、繕えばいいと

わたしは、そのつもりだ
「あなた」

あなたは歩み
わたしに残されたものは
ただの影法師


「ひみつ」

そっと、唱えてみた
遠い昔の
あなたとわたしだけの呪文


「ひとりぼっち」

時が ....
わたしらしいわたしは

ほんとはね

わたしだけが知らなかったの
教えてあげる、秘密の中の秘密

ほんとは、みんな、ひとりぽっちだって

ほんとは、みんなも、ひとりぽっちだって
見上げれば



わたしの空
朝焼彩茜色さんの殿上 童さんおすすめリスト(52)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
ねっ- 殿上 童自由詩18*13-6-23
いりませんか- 殿上 童自由詩16*13-6-16
それが- 殿上 童自由詩21*13-6-9
言うてぇや- 殿上 童自由詩20*13-5-6
やめられそうにないよ- 殿上 童自由詩26*13-4-7
うごくだろうか?- 殿上 童自由詩21*13-3-31
とらわれた方- 殿上 童自由詩22*13-2-24
コタツ- 殿上 童自由詩25*12-12-24
愛とよんだ- 殿上 童自由詩22*12-12-16
この日差し- 殿上 童自由詩21*12-9-2
円をかく- 殿上 童自由詩39*12-7-30
救いたいなら- 殿上 童自由詩27*12-6-25
俺なんて- 殿上 童自由詩20*12-6-11
お守り- 殿上 童自由詩24*12-5-23
- 殿上 童自由詩9*11-5-10
果ては- 殿上 童自由詩12*11-4-1
欲張り- 殿上 童自由詩6*10-8-2
わたしたちの糸- 殿上 童自由詩11*10-7-10
未練- 殿上 童自由詩11*10-2-3
わたし色- 殿上 童自由詩10*10-1-10
教えてあげる- 殿上 童自由詩4*10-1-5
- 殿上 童未詩・独白3*07-8-2

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