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失った
後悔を
追いかける
俺は無常
無くなった
腹減った
飯を食う
俺は無常
虫が湧く
無視をする
虫になる
俺は無常
情熱に
蓋をする
莫迦になる
俺は無 ....
冷静沈着というよりは枯木死灰だ
天衣無縫というよりは無知蒙昧だ
多面的というよりは気まぐれだ
ひたむきというよりは妄執だ
奇抜というよりは悪ノリだ
繊 ....
儚くも逞しくもない雑草
卑屈になるには育ち過ぎた
真綿で自殺を図るような詩人
歯に十二単着せてスマイル
まだ息が白くないから秋だ
劇的な何かを待ち望む ....
都合よく僕を救ってくれるウタ
笑えるほど人脈がない泣きたい
無いものねだりの無限ループ
キレイゴトならお互い様だ
黄昏中毒 怠惰ドランカー
根暗で陰気 ....
小学で人の靴を隠した 中学で自分の机がなくなった
制服学ランじゃないからってなにもブレザー切らんでも
好きなアーティストのラジオ聴いてるだけでオタクとか
結構前から居まし ....
六弦切れて終日暇人
昼寝なんかした覚えはないぞ
つれづれなる筋トレ1セット
コンビニ行って体面保つ
どう足掻こうと自堕落な一日
掌を
滑らかにすり抜けて
北風が
秋の香をさらっていくのは
路上ギターの奏でた
奇術の仕業
ほぉら
まぁだ
いーるよ
す ....
取り繕うほどほつれゆくのが{ルビ詩=うた}
私の事実は小説より平凡です
すし詰め電車遠ざかる吊り革自分の足で立つのを断念
沈黙車両老婆の鼻歌窓の外行きずりの雨
爆音に埋もれてる間は強く在れる気がしてた
わ ....
たどり着くわけでもなく
元通りになるわけでもなく
何かを羨むわけでも
悲しむわけでもなく
どこを探してみたところで
これ以上があるはずもない
....
両の手首に 縄飾り
貴方が結わいた猿轡
今宵限りのデスタンス
眼を閉じ 気配で悶えませう
ハナビラヒラヒラ
ヒダトレフリルン
甘美な温度 ....
生きることが
苦しくなくなったのは
考えるべき事が
減ったから
感じる事が
減ったから
妄想の世界は
実現しない、と
遂に認めてしまったよ
こうしてここに ....
哀愁のコートを纏い
感傷の中を走り抜けて
憂鬱の煙を吸い
恍惚のため息を吐き
嘲りのヒールを鳴らすと
マゾヒックな水溜りが弾けた
煩わし ....
気が付けばまたルーターの点滅を凝視している
人の意見を覆す度量がないばかりに口癖が「確かに」
言うほど気にしてないことを人に言われてがっつり凹む
どうしても言いたいほどの ....
例えるならば、高いところにたまった塵
例えさせて頂けるのであれば、
新しいのを買った途端に出てくるそれ
のような
見つけられた途端に、疎まれるような
見つかりさえしなけりゃ、ど ....
――けたたましいアラームの音にハッとする。
夢の進行状況に関わらず、真っ先に覚醒するのはいつでも聴覚であるらしい。そもそも夢というやつに音は実在しているのだろうかと、ふと思う。聞いたという ....
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