空回りする日々
孤独に怯える日々

現実と理想のギャップ
世界に入り込めずに
また殻に閉じこもって
駄目なやつだと自分責めて

悲劇のヒロイン気取って
自分を否定するのは
もうやめ ....
道に信号があるように 
私達の日常の旅にも、信号がある 

「赤」で立ち止まる時があり 
「黄」で慎重になる時があり 
「青」で迷わずゆく時があり 

ゆずること、待つこと 
走り出す ....
出産後の妻とゆっくり過ごす為 
休みをもらった日の午後 
テレビをつけたら 
決選投票で選ばれた 
次期の首相が熱く語っていた 

「政治というのは、坂道を皆で押す雪ダルマ。 
 あいつ ....
トモダチに

なれますように

いつの日か

もっと上手に

「笑う」練習
次の音楽

秋の水たまり

ぼくよりも孤独を

決意したたましい

だからきみは

くらべるものなどない

新しい恋人


(こんなお茶でも

二人で半日かけて

(遠慮も体温だね

味わっていたんだ ....
入浴剤選んでレジで引き返す声に出てた孤独に負けそう
入浴剤選んでレジでこれください声出した孤独に負けない
これもまた一つの機械と思わせる眠れぬ夜に目線を下ろし

田の寂しときに帰省し眺めればハローワークに行かぬ案山子が

一本の矢の如くにアキレスを、あのアキレス腱を、刺せ目線!

むきだしの意 ....
{引用=

一 はじまり


夜が
輝きはじめると
色彩は、
狂う

黒く
黒く、

生まれ変わっている
ようにも
見える



月は
今夜も
あかるいけれど ....
どうすれば眼からビームが出せますか
おでこじゃなしに
ポーズもなしに



とりあえず使い捨てでも結構です
翼をくださいお古で良いので



目に見えぬ宝があると云う ....
夕暮れには不思議な魔力があって
どういうわけかふいに門が開かれて
僕の王国に淋しい旅人を連れて来るんだ

旅人はしばらくは荘厳な夕日に見惚れているが
我に返ると皆決まって故郷に帰りたがる
 ....
  世界にはたくさんの場所があり
  たくさんの営みがおこなわれている
  その日、僕が
  することを選んだのは
  床屋に行き
  髪を切ってもらうこと



  ひどく ....
哀しかった夏

八月もさいごの日

ぼくのこれからを示すように

ひとりぼっちだ

車のなかで夜

なん時間も過ごすようになって

もうどのくらいたつだろう




 ....
{画像=110831002002.jpg}


夜の
瑠璃色の涼気に
夏は
フゥとため息をつき
頬杖をついて
浅い眠りを眠る
薄青い羽虫は
闇の中を飛翔するであろう
夏の夜に
 ....
マイナスのこころは 似たような レベェルのマイナスの心を
呼ぶのかな
そんな はずはない
マイナスのこころは 似たような レベェルのプラスの心を
呼びたがるはず

あの晴 ....
「昨年の父の日には
おやじと蛍を見に行きました。
丁度、一年後の同じ日に、このように
いなくなった、おやじの偲ぶ会を開いている
なんてことは、夢にも思っていませんでした」

伯父さんと叔母 ....
ほたるなく

おとなく ひかり

すい

ときえていく


ほたるまう

ゆきかう ひかり

まるで

ふる ゆきのよう


ほたるちる

とびちる ひかり
 ....
ノスタルジーでふるさとの家に「帰る」

リハビリで転居した庭園に「還る」

だったら・・・・・・     
    ほんとに「帰」「還」する
    
      ところは どこなのよ
 ....
6月の中旬

いつもと感じが違うメールがあった

いつもだったら

<いまおきた>だったのが

<いまおきましたよ>だった

ぼくは勝手にひどく傷ついて

それから

<〜 ....
ちか頃では
傷ついたほうが
えらいので

みんなずたずた

わたしは
Tシャツに
「まんこ野郎」

プリントして

まちをあるく
カウンターでモーニングを
こうして毎日摂れるのは
四十年間働き続けたおかげ
払って来た厚生年金の余禄
震える指で煙草をつまみ、吸い
灰皿に戻して
まったりの店内を吹き抜けるウェイトレスが
 ....
電気はちゃんとつけているか

テーブルは片付けてあるか

新聞はまいにち捨てているか

羽をぬらしてふるえていないか

冷蔵庫にはなにか入っているか

人間関係はうまくいっているか ....
どれほど歳を重ねたにしても
夏の終りは感傷的で

どこかしらか和太鼓を叩く音が聞こえてくる

リズムを刻んでいるようであり
生の在り様を現そうとでもしているのか

小刻みに
あえて無 ....
押入れに入れられて
もうずいぶん長くなる
ときどき遊びに来るねずみに
爪をかじらせてやったり
みかんを潰したりしているうちに
骨の浮いた老婆になってしまった
これではいけないと思う
これ ....
そこに何があるのか
もう分かっています
見ないほうが幸せだってことも

それでも蓋を開けてしまうのは
貴方のどんな醜い姿も
この目に焼き付けておきたいからで
やはり 恋でしょうか
それ ....
  僕の中に小さな女の子がいる
  無垢な目に鋭さを湛え
  頭には白い花のかんむり
  僕の中に女の子がいる
  僕は彼女に恋をしている
  それは君じゃない



  君 ....
林から叫び声が聞こえる
木を割いたような声である
お客は驚いて
あれは何だ
何が叫んでいるんだ
と尋ねてくる
いいえ
鶏を潰して
いるだけです
控えめに答えると
お客は安心した様子 ....
今なら変われる気がするんだ
空が青だったから
今なら変われる気がするんだ
空が青だったから
ただそれだけなんだけど

ちらっとだけ見た
ほんの一瞬優しく見えた
気のせいかな
涙なんて ....
空いてます
ぼくのとなり

とても広くて
あなたのわがままはすべて叶います
来ませんか
ぼくのとなりへ

ちょっと高くてこわいし
階段もないけど
その右手も 左手も
ぼくに差しの ....
奥に進めばいいと
席を立ったのはいいが
どこまで行けばいいのか
聞くのを忘れた
暗い明かりの下
行き交う人は
あなたの目的は全部
端から端まで知っているんだ
とでもいうように
意味あ ....
雨が降る

そこは傘をさせる場所になる

悲しみがある

でもぼくにはもう

感情をあらわせるひとはいない

雨が降る

そこは傘をさせる場所になる
もっぷさんのおすすめリスト(1743)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
Glitter- 洞野いち ...自由詩911-9-2
明日の信号_- 服部 剛自由詩311-9-2
雪ダルマを、押す_- 服部 剛自由詩311-9-2
トモダチ- 凪ぎ短歌211-9-2
次の音楽- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...211-9-2
入浴剤- 榊 慧短歌111-9-2
「十六歳・最後の優等生」五(2010〜2010)- 榊 慧短歌411-9-2
小詩集【すべてはとうに月でした】- 千波 一 ...自由詩6*11-9-2
◆ないものねだり- 千波 一 ...短歌4*11-9-2
夕暮れ王国- 未有花自由詩23*11-9-2
稲妻- 草野春心自由詩15*11-9-1
哀夏- 吉岡ペペ ...自由詩411-8-31
夏の夜に- beebee自由詩17*11-8-31
わたしが_わたしで_あるために- るるりら自由詩22*11-8-31
メメントモリ- 麦穂の海自由詩6*11-8-30
6月19日/49日- 麦穂の海自由詩4*11-8-30
時のまどろみ⑦- 信天翁自由詩111-8-30
ぼくはあなたをうしなっている- 吉岡ペペ ...自由詩311-8-30
まちをあるく- はるな自由詩811-8-30
朝デニーズ- salco自由詩7*11-8-29
きれいだよ- 吉岡ペペ ...自由詩111-8-29
異心のひと- 恋月 ぴ ...自由詩2311-8-29
帰れない- 春日線香自由詩911-8-29
- きりはら ...自由詩611-8-29
箱庭の愛- 草野春心自由詩611-8-29
叫び声- 春日線香自由詩411-8-29
君は死んだ- 宇宙姫自由詩411-8-28
- たま自由詩37*11-8-28
廊下- 春日線香自由詩611-8-28
雨が降る- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...311-8-27

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