すべてのおすすめ
    旅の車窓から柿の熟れた実がみえる
        あの家に あちらの家にも
    ことしは豊饒の年なのかもしれない
         楚々とした里山にともる
           原 ....
人間に生まれて

それゆえに

宇宙の事や

人類の進化の歴史や

その他 いろんな事

難しいことも

学びたいと思う

  *

父と母がなぜか結びつき

私が ....
わたしは

     待っているのです

   朝がたに
     たんぽぽが咲いているでしょう

わたしは

     聞いていたいのです

   橋の向こうから
    ....
何らかの神経伝達物質によって
あやつられる もろい命

こんな安月給からも取ろうとする税金

などと憂鬱な近頃

久しぶりの天気に思わず見上げた空

大きな青空の中

その小さな ....
ひだまり食べてほっぺた膨らまし
オイラも妊娠5ヶ月になったお腹をぽんぽこぽん
メタボメタボとお騒がせも
そよぐ風が気にするわけでもなし

河川敷は川の流れに追いつけ追い越せと
ジョッギング ....
言葉を持って
大人になって
みんな忘れてしまっているが

赤ん坊には小さな合図がある

小さな両手を差し出して
結んで 開いて
ママ! おっぱい!

切なそうな声で
「ふ〜ん」と ....
ルルルル ルルルル

口ずさむ 歌声 響き

フフフフ フフフフ

笑い声 あなたと 見つめ合う


さっきまでの憂鬱も癇癪も

嘘のように晴れて

あなたの優しさに感謝した ....
ナゼ?

眠りから覚め

あ もうこんな時間

でも、用事がないと
もっと寝ていたいと思う
実際 寝てしまう

起きている時は
アレもしたい、コレもしたいと
思っていたのに
 ....
美しい赤紫色の旋律弾けて
夕日が沈んでいく
幕が下り
紅潮した顔も
明日になれば澄んだ瞳で朝を迎えるのだろう


   *


終わりなき道程も
休息を交えながら進むように
 ....
砂浜を撫でる乾いた風が
肺から循環する
感傷の毒を洗い流し
ただ瞬間だけを咲かせる

吐く息はいつも
黄痰に鎖を繋がれ
夢の欠片も存在しない

一本の座標軸に
流され惑わされながら ....
 青空

もういいかい
まあだだよ

雲さん かくれんぼ

鬼さん こちら
とう かぞえるよ

お日さま ひとりぼっち
あか鬼さん

夕がた 来たら
たき火もするよ

 ....
夜明け
窓から冷たい空気を
迎え入れたとき
君に恋していたことに気づく

吐く息が白く
一瞬雲になり消えていく
君のいない空の向こうに

なぜ
夏でなくて
この冬の季節に

 ....
   どこから
   ともなく
   流れてくる
    なつかしい調べ

さえずる小鳥も
枝の上で目を閉じ
一匹のシマリスは
頬を膨らまして
 ....
今夜の星は
曇り空でわずかしか見えないが
僕にはそれだけでいい
一等星のように輝いて見える
それは

君だから

何万年光年離れているかもしれないが
僕にはすぐ頭上にあるような

 ....
「あー」

横になっているだけで
教えてくれるTVの言葉たち


「いー」

息を大きく吸って
誉める言葉を探している


「うー」

あまりに苦しすぎて
う、う、う ....
控えめに訪れる
波の繰り返し
耳鳴りは怒りを洗い流して
眩い光りの群れが
手のひらで踊り出す

地平線で別れた
青と蒼が
波打ち際で
何億年ものの歴史を
そっと置いて行って
未来 ....
赤い紅した微風吹いて
柔らかい肌した土の香りが
スギの種と一緒に
舞い踊る

君の鼻のてっぺんだけは
赤ら顔だけど
目尻はすっかり
春うらら

コートを脱ぎ棄て
日和に飛び込 ....
美しさは
人見知りするのだろうか
いつもつつましい
声をかけられるまで
犬小屋でかくれんぼしている

驚きは
宇宙人なのだろうか
いつも未知との遭遇で
出会ったと思えば
突然消えて ....
果てるなら
果てるなら
あなたの瞳に
溶けて
今夜だけは
今夜だけは
あなたの唇に
触れたかった
桃より
柔い肌の傍ら

くちづけたなら
あなたの導くまま ....
海にあった
窓辺にあった
グラスにもあった

体内で宿し始めた
誰にも見えないままに

春だからではない
出世したわけではない
懸賞に当たったわけではない

その光は
僕だけの ....
{引用=
(ポエトリーリーディング:http://www.myspace.com/slymelogue)


ギザ十で買えるものは 小さな春でした

ぼくとあなたの帰り道
木枯らしぴゅ ....
昼下がりの陽射しが
雪のじゅうたんをめくって
春をたたきおこす


小さな飾り気のない
窓の外では
ゆきんこたちが
まだ
ぺちゃくちゃ
おしゃべりしている

それでも
待 ....
           (乱太郎)

この空は
海の青

この海は
空の青

見えない鏡で映し出す
決して重なることのない肉体

 ....
 終わり

やがて
空が蒸発する

  僕は無機質になる


やがて
風が風化する

  僕の最後の灯し火を消す

終わりの時は
最初から始まっている

  僕は知らな ....


恋にはあなたが必要だ
あなたは僕を和ませる
愛にはあなたがかかせない
あなたのために僕は苦しむ




あなたがいくつ歳を重ねようと
ぼくはあなたの若い歳しか覚えてい ....
にゃーン

零下15度の夜中に捨てられた猫

図書館員に拾われ
図書館で育てられた一匹の雄猫

にゃーン

鳴いているだけなのに

苛立ってばかりいた男の人が笑った
自閉症 ....
   冬

新緑の匂いなど知らない
今は深く眠るだけだという

獣たちの叫び声を閉じ込め
風の白い息だけが聞こえてくる

妖精のように踊っていた水
山々に見つめられても
厚い衣の下 ....
ねぇ

君はもう寝てしまったのかい
今日は一度もメールくれなかったね

ねぇ

君はなにかむくれているのかい
昨日まで毎日メールよこしていたのに



百合よりも薔薇が好き
 ....
星降る夜にちいさな灯りがぽつん
ちいさなお家で
窓の外にも聞こえてくる
若夫婦が楽しそうにおしゃべりしているよ

プチプチリルレ
プチリルレ

ここは とってもおいしい と
評判のち ....
なだらかな曲線を描いて
時間が蛇行している
本当は
霧状のものなのに

浮揚している
空虚な意識を投げ込んで

思考は楕円形のひもの上を回り続け
輝きを薄めていく



   ....
もっぷさんの自由詩おすすめリスト(1486)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
Traveler(9)- 信天翁自由詩2+*09-7-8
人間に生まれてきたから- マリエ自由詩609-6-28
- 乱太郎自由詩9*09-6-26
今日の雲は天使の羽- マリエ自由詩609-6-19
お散歩- 乱太郎自由詩9*09-6-18
小さな合図- マリエ自由詩1109-6-17
題名のない詩- マリエ自由詩409-6-17
不思議- マリエ自由詩9*09-6-14
夕焼け- 乱太郎自由詩13*09-6-3
呼吸- 乱太郎自由詩19*09-5-19
小詩三篇- 乱太郎自由詩16*09-5-9
夜明け- 乱太郎自由詩10*09-5-2
オカリナの吹く森- 乱太郎自由詩13*09-4-24
ゼラニウム- 乱太郎自由詩10*09-4-6
あいうえお- 乱太郎自由詩9*09-4-4
- 乱太郎自由詩14*09-3-25
春うらら- 乱太郎自由詩13*09-3-17
祈り- 乱太郎自由詩22*09-3-10
夜行列車- 乱太郎自由詩7*09-3-10
光り- 乱太郎自由詩11*09-3-5
ギザ十- にゃんし ...自由詩309-3-1
まもなく- 乱太郎自由詩15*09-2-23
千年の孤独______月夜見+花猫+乱太郎_三連詩- 乱太郎自由詩8*09-2-18
終わり- 乱太郎自由詩15*09-2-10
あなた- 乱太郎自由詩20*09-2-1
デューイ- 乱太郎自由詩14*09-1-25
遠い呼び声/冬____月夜見・乱太郎- 乱太郎自由詩10*09-1-19
ねぇ- 乱太郎自由詩15*09-1-12
小さなパン屋- 乱太郎自由詩24*08-12-28
その瞬間に- 乱太郎自由詩17*08-11-27

Home 戻る 最新へ 次へ
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 48 49 50