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日本帝国海軍が開発した零式戦闘機は
零戦と呼ばれその航続距離・重武装・格闘戦闘に於いて
連合軍とくにアメリカ軍に取っては
最も怖れられた戦闘機であり数々のアメリカ軍を
空中戦によって大きな打撃 ....
藤原紀香
拒絶

飯島直子
苦手

井川遥
微妙

麻生祐未
不得手

杉本彩
勘弁

吉永小百合
逃亡

叶姉妹
抹殺




木村多江
好意

 ....
ぼくらは馬鹿だったのか知れない
違反デモに参加し火炎瓶を投げつけた機動隊に捕まったら
徹底的に暴行され治安を乱したものとして前科だって残る
でもぼくもぼくの仲間もそんなことを
一度も考えてみた ....
強い雨がからだを叩く
吹く風はずっと向かい風
傘なんてまったく役には立たない

だからさっき橋の上から
激流に放り捨てた
その茶色の濁った水が目指すのは
どの水も同じ所

きみよ俺だ ....
ひとはだれでも忘れられていく
忘れないでと言われても
忘れないと誓っても

最初はその顔も憶えていたのに
少しずつ歳月が流れると
時の鑢に削られていくように

顔立ちは輪郭だけになり
 ....
よくぼくは言われたよ
過激な発言ばかりしてないで
普通のことだけを話せよと

よくぼくは言われる
山あり谷ばかりの生き方じゃなく
普通の暮らし方を覚えろと

じゃあそう言うひとたちにぼ ....
夜の街から朝の街へ
区切りをつけずに酒三昧

朝の街へと出掛けてみれば
誰もが皺も寄らないスーツ姿

僕はよれよれスーツで
満員電車と反対のがら空き方向

毎夜毎夜じゃないけれど
 ....
ゆっくりと列車が動きだした
この列車に乗るのはこれ1回限り

明確に行く先は知らないけれど
到着駅が近づいたときに

列車は分岐器で方向を変え
そのときにどの駅が到着駅かが

推測で ....
言えなかった言葉が余りに多過ぎて
溢れようとする言葉で喉が詰まる

失わなかった愚かさが余りに多過ぎて
嘔吐を覚えるほどに胃がせり上がってくる

落としてきたのものが余りに多過ぎて
どの ....
人類が計量できない程の
夥しい血を流して
辿り着いた国家体制は

独裁主義・共産主義・社会主義・資本主義の
僅か四つしかない

しかし独裁主義はまず長続きはせず
共産主義が滅びる様を見 ....
なにも動いていないなかにいる
なにかはび動だにしないようにみせかけても
動いているはずなのに

なにもおとをだしていないなかにいる
静じゃくとはしぜんなどが静かなことで
あるだけで無おんで ....
ぼくは昔 転がる石だった
ぼくを握った手の熱さを
ぼくを投げたその手の強さも
まだ忘れていない

でもいまのぼくはただの石だ
転がった所にただいるだけの
単なる石になってしまった

 ....
ぼくはずっと はっぴい・えんどを好まず
結末の解決を観るひとたちに委ねた
ヨーロッパ映画を多く観てきたけれど

それは斜に構えようとしていた愚かさであり
実は はっぴい・えんどをもっとも求め ....
オーディオの世界は異性や酒や賭博とは
較べ物にならない程 のめり込めばのめみ込めほど
留まることのない私財を投入してしまう

そのひとたちはオーディオを製品と呼ばず作品と呼ぶ
そう呼ぶひとの ....
ある用事があって久しぶりに
母校の大学の図書館を訪れた帰り坂

どこかから何かを燻らしている様な
芳しいとも苦っぽいとも想える

懐かしいような想い出したくない様な
薫りが否応もなくぼく ....
運命って残酷だよな
俺のダチは雨上がりに
バイクに乗っててさ

高速の小さな水溜まりに
スリップしてバイクはフェンスに
激突してダチは投げ出されて
下の道路に飛ばされて
丁度来たトラッ ....
文字と螺子は関係ありそうで
まったく関係がない

見栄と知恵は関係ありそうで
少しは関係がある

家事と火事は関係ありそうで
かなり関係がある

詩と死は関係ありそうで
大きな関係 ....
10代
ぼくはとても淋しかった
20代
ぼくは燃え上がっていた
30代
ぼくは舞い上がっていた
40代 
ぼくは打ち拉がれていた
50代 
ぼくはなにもかも失った
60代
ぼくに ....
きみは暫々それは知ってると言う
きみは暫々これは知ってると言う

きみが博識だということを
ぼくは否定する気はない

でもきみが饒舌に語る話を聞いていると
何か絵画のない額縁だけを聞いて ....
ある日からぼくは命が呟くのを
耳ではなく心で直接聴ける様になった

命は言う ぼくが挫けるときに
誰だっても転けも挫けもするが
まだまだ俺もお前も大丈夫だからなと

命は言う ぼくが愚か ....
何故ひとはひとを殺してはならないのか
これは人類に対する未だに未解決の問い

ある学者はこう言った
『殺人は誰も幸せにしない』

これは解答でないと想うけれど
解答に辿り着くまでのひとつ ....
『Hotel California』がリリースされた頃
ぼくがパンク・ロックの帝王と呼んでいた
ジョン・ライドンは《SEX PISTOLS》の最後のライブで
捨て台詞の様に脱退宣言として『Roc ....
ぼくは杖など必要ないと
想って生きてきた

杖を欲しがる奴は
弱い人間だと見下してきた

でも何故なんだろう
ぼくはいま杖を必要としている

杖を欲しがる奴には
絶対なるまいと決め ....
ある番組で繁華街の
酔っぱらいにインタビューを
すると云うコーナーがあった

あるほろ酔いのサラリーマンが
インタビューを受け
こう答えていた

『オレ、元気やろ、元気やろ』
 イン ....
ぼくはアメリカ合衆国が大嫌いだけど
JAZZを芸術にまで高めたことには
大きな敬意を払っている

しかしJAZZは黒人奴隷のゴスペルを
発祥としているために秀でたJAZZMANには
人種差 ....
砂漠に生きるものたちだけが持つ
本能が待っていた雨が降るのを知らせた

やっと待ち焦がれた雨が降り始めると
ぼくの心まで沁み込む雨が降り始めると

ぼくの心を苦しめてきた細菌が
ひとつま ....
映る風景はモノクローム
桜の薫りも漂うことなく

また春の一日が暮れてゆく
黄昏のなかへと溶けてゆく

誰とも逢わなかった一日が
誰とも話さなかった一日が

昨日と同じように無表情で ....
ベトナムに旅行するひとの
どの位のひとたちが

ホーチミン市がかつては
サイゴンと呼ばれた街であったことを
知ってるひとがいるんだろうか

中島みゆきクンが歌った様に
確かに時代は変わ ....
火を点けられると
わたしは蕩ける

点けられなければ
凛としていられるのに

そうあなたの
手や指や舌やもうひとりのあなたに

わたしは美しい死のように
柔らかく蕩ける

喘ぎ ....
あの日
お辞儀をした
それも深々と

本当は膝をつき
土下座すらしたかった

あの日
潰してしまい
誰もいなくなった
空っぽの事務所に
お辞儀しかできなかった私

帰る家を失 ....
梅昆布茶さんのHALさんおすすめリスト(192)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
狂気- HAL自由詩3+*12-7-8
分水嶺(女性篇)- HAL自由詩4*12-7-5
馬鹿だったぼくら- HAL自由詩3*12-6-30
家路- HAL自由詩4*12-6-29
忘却- HAL自由詩6*12-6-27
棘のない薔薇- HAL自由詩4*12-6-25
夜の街から朝の街へ- HAL自由詩4*12-6-22
一服- HAL自由詩7*12-6-19
FLUCUTUAT__NEC__MERGITUR- HAL自由詩3*12-6-17
延命治療- HAL自由詩4*12-5-31
NOTHING- HAL自由詩3*12-5-29
転がる石- HAL自由詩6*12-5-28
はっぴい・えんど- HAL自由詩7*12-5-18
憑依- HAL自由詩3*12-5-16
燻製- HAL自由詩11*12-5-15
Strange_Fruit- HAL自由詩9*12-5-11
恣意的存在- HAL自由詩9*12-5-9
年代- HAL自由詩9*12-4-27
落差- HAL自由詩7*12-4-25
命の呟き- HAL自由詩12*12-4-25
マイル・ストーン- HAL自由詩4*12-4-24
《Rockは死んだ》か- HAL自由詩5+*12-4-13
- HAL自由詩7*12-4-13
街頭インタビュー- HAL自由詩7*12-4-10
差別以下の差別- HAL自由詩2+12-4-8
許諾- HAL自由詩6*12-4-2
ささくれ- HAL自由詩18*12-3-30
時代- HAL自由詩112-3-26
美しい死- HAL自由詩412-3-26
お辞儀- HAL自由詩5+*12-3-24

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