mean meanと蝉がぼくを詰っている
いじわるなぼくは
アスファルトにおちているつよい水性の日差しをひろってたべる
夏というのは架空とおもう
ふとてのひらをすかしてみると
うすい水か ....
悲しみの色だとか

優しさの音だとか

美しさに焦がれる匂いだとかが

雨に紛れて
胃の辺りを
右往左往している

明日が遠ければ遠いほど
身の丈に合わない闇に苛まれる

 ....
sanatさんのおすすめリスト(2)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
mean- コーリャ自由詩1210-9-1
ふやける音- もずず自由詩210-8-30

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