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私は釣り竿もエサも持っていない
なんとなくぼんやりと うつろな今日も 私自身は
何かを考えているようだった けれど 今日も何も釣れなかった
ああ そんなことはどうでもいい


ああ きっと ....
飲み屋を流れた
飲み屋の片隅で いつも 話しかけられなかった
BOSEがある部屋で
話しかけられなかったのは スピーカーだった
そして そこにたぶん 君には 誰もいなかった
誰もいない その ....
バックは 多分 明日も 保管している
ラジオに合わせて 改札を出て行こう


何一つ無い 私自身の世界に
酒を 想像し 地下鉄に追いかけ
街灯に今日も 想像させられた
財布を 思い悩む  ....
そして私は歩くのだ 
そこに 誰もいない 街を
レンガのように ああ
壁の 中を 黒っぽくなった


そうして 新聞を持って 
ひとり 私は歩いていこう
言葉にされたそのあたりに 
 ....
何にもない日ではなく
一年に 疲れている 
私の立っている 何にも 
あなたは 流れていく


島は 持っていない 
遠くに 壁の光が見える
風のコーヒー
闇は スーパーの匂いもして ....
何もない 海には 
吹いている 浮き袋が 透明な風が見えた
夢が
揺れているのかもしれない 遠くがあって 


そんなふうにして 喫茶店を 眠りにつこうとする
思いながら
ネタは何もな ....
ノートに幹が
木陰が倒れる 転がる車をなくして
コインの葉から
水が転がり落ちていく 赤色の靴を
茶色がなびく なびきながら人が転がる
靴が倒れている 鳥と話しをしようと 飛んでいく

 ....
魚が 跳ね
池の周りに 津波ができる
白の波紋が 広がっていく
ブラックバスも 跳ね回って
尾びれが 水面に絵を描く

川面では カブトや
クワガタが 飛び交っていった
アブラゼミも  ....
木に見ている 帰り道の暗い羊と
群れに 遭遇する
車で走っている時 私は
小山の向こうに いつも 
手に 銃など持ち合わせてはいないのだが 一本が
遭難者の旗が 立っている 一本の旗が
誰 ....
街でいつまでも 電車の中で
何も思わない 自分の体のどこもなくして 
私は派手な言葉を使って 今日も働きに行くのだろうと 私が
思った 中に流れていく 


青い空の飛行機を 飛行機の横切 ....
何も思いうかべることのない
壁の中で
風をしたためている 気がする
恐らく そうなのだと

風の中でページをめくり
立ち止まり 彩りを
見つめているとき
草の色の 内側に

呼吸を ....
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