たんぽぽの綿毛を吹いて来世待ち　

女王は一匹でいい梨の花　

すみれ草 光線銃で焼き尽くせ　　

蓮華草食べて明日もハロワ行く　

毒性があると知りつつ躑躅蜜

咲いた　.... いなかみちを　ふつうに歩くと
つくしの基地があるよね
勘で解るよね　
え　わからない？　あらそ

スーパーの文房具コーナーを　ふつうにあるくと
「こころばかり」という封筒は　こわ　.... あの頃わたしが持っていた
やさしい言葉の群れは
ぜんぶ捨てたよ。 屋根裏に集めた傘をさす 息が飛行機雲のようにまぶしい

笹さんのおすすめリスト（4）
タイトル	投稿者	カテゴリ	Point	日付
花ごよみ＿春	- 北大路京 ...	俳句	22*	12-3-30
『↑』というより『i』＿	- るるりら	自由詩	23+*	12-3-29
箱の中の女の額の痣の青	- 青土よし	短歌	6	12-3-24
すべての傘をさします	- 佐藤真夏	短歌	6*	12-2-20

---