早く行け早く行け
黄金郷へ
辛抱して
待つ待つ待つ
苦労は買って出ろ
前進するのみ
気を奮い立たせ
いつも笑顔で
来るものは拒まず
去るものは追わず
ギャテイギャテイ
悟 ....
病んでいる
悩んでいる
身心ふたつ
ふたつはひとつ
止んでいる
悔んでいる
雨降る悼み
涙の痛み
澄んでいる
霞んでいる
朝もやの空
深夜の闇
済んでいる
休んで ....
記憶もおぼろげな
懐かしい味
大好きだったそれは
行商のおばちゃんが持ってくる
あんこも入っていない
手作りの味
一緒に入っている
きな粉が唯一の甘みになる
朝早く電車に乗って ....
わかっていたはずだろ
求められた自分の考えに
毎度墓場を与えられる事くらい
気づいてたはずだろ
問いに答えるという事は
決められた正解に跪く事だと
正しいにせよ ....
僕は僕を見ている
正気ではいられない
本当に宇宙は振動する紐か?
僕は目の前にある神秘に問う
狂気に触れたくない
触れたくないのに
それはやってくる 近付いてくる
じぃっとこちらを見てい ....
無数の声が、言葉が
手のひらが、指先が
情報のかたまりになって
突き抜ける風のように押し寄せる。
いつも。
その中で、握りたいもの
握ることが許されるもの
もっとも、線の細い私は
一人 ....
警察官の彼女になりたい
日本代表の嫁になりたい
代表取締役と不倫してみたい
ピザ屋の彼女になってみたいってそれはいつか聴いていたあの歌で
本当に欲しいものは売ってないってよく言うけれど ....
ごめんね
貰いすぎたね
気持ちを
ごめんね
あげすぎたんだね
心を
一月前の気持ちが
春風に吹かれて
冷えてゆく
さよならをするのは
多分初めてなのに