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綺羅星の王冠を眺めながら
骨のようにかたい胡桃をほうばる
失楽園からの贈物に
境目のない儚い理想を夢見ながら
昨日の怒りを
今日の喜びとして享受して
往ったり戻ったりする荒野の ....
{引用=
いなくなったきみを探していたら
僕は自分を見失ってしまった
砂浜を歩くたどたどしい足元が
早く何処かへ連れて行ってくれないかと
波にさらわれることを望んでいるこころは
宙に浮 ....
{引用=
それぞれに交差する
よっつのひとみ
そのやわらかな表面は
甘いのだろうか
それとも潮の
見詰めれば
卵黄を飲み込むように
喉を滑らかに落ちてゆく
嗚呼
同 ....
泣いたり喚いたりすることに
何の浄化作用があるのだろうか
僕の愛する人は
涙も見せず
痛いとも言わず
ただ静かに窓の外を見詰めて
もうすぐ春だね、と微笑んでいた
少し早い誕生日ケ ....
{引用=
うわの空に舞う花弁を掴もうとして距離を見誤る春愁の日
性別なんて窮屈すぎて息が詰まりそうだった
黄昏色の溜息を煙草の煙と一緒に吐き出して
トイ ....
{引用=
真夜中の公園で素っ裸のオヤジに首輪付けて散歩させてる
あれは昼間お料理教室で一緒だった清楚なあのオンナノコ
マルキ・ド・サドって名前だけは作家気取りの性癖異常者
僕は夕暮れの公園 ....
【7.25 晴れ】
am7:00 起床。
よく眠れたおかげで体が軽い。
共同サロンで朝食のヨーグルトに蜂蜜を入れてかき混ぜながらル・モンドを広げていると、昨日の学生グループが揃ってやってきた ....
【7.24 快晴】
am12:00 タイのバンコクに到着。
空港の有料トイレを使用。
いつも思うのだが、排泄にお金を払うのは人間として納得いかない。
再びルフトハンザ機に乗り込み次の中継地 ....
{引用=
(あの時こうしていればよかったなんて思っても、本当に戻れたら、きっと同じことをするに違いないのに)
}
【7.23 快晴】
am6:00、起床。
モーニングアラームをセット ....
{引用=
繋ぎたい手をわざとに隠す
距離に焦がれる眼球を
胸に取り込んでベッドまで持ち帰る
ランプの灯りに意識を漂わせて
アルコールを一口舐める
(あの丸くて柔らかいの欲しいな)
(ホル ....
{引用=
嫉妬に狂った女が送ってくる
ヒステリックなメール
私が貴方の何かを奪ったのだという
よく分からないのだけれど
だとしたら謝らなくては?
ごめんなさい?
違う、もっと別の
....
{引用=
他愛もない笑い話をして
おどけた返事をする
きみは
僕のことを
僕よりも詳しくて
その華奢な肩に
少しの間
体重を預けたくなったり
する時がある
でも僕が
そん ....
{引用=
約束の時間に間に合う為に道路に飛び出してきた子猫を轢殺す
目の前の死にそうな人間を救うより偉業を成し遂げる為に労力を使う
そんなあなたは時々泣いてみせる
苦しい重荷を一身に背負ったヒ ....
{引用=
降りてくる朝の手綱を引いて
静寂の中にひっそり佇む戸口を叩く
小径を満たしてゆく血潮が瞼を温める
レンズの向うに産まれた半透明の結晶が
ぶつかりあって溶けてゆく
あらわれ ....
salcoさんの高梁サトルさんおすすめリスト
(44)
タイトル
投稿者
カテゴリ
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日付
革命家はいらない
-
高梁サト ...
自由詩
6*
10-5-18
遠い眼差し
-
高梁サト ...
自由詩
18*
10-5-14
半身
-
高梁サト ...
自由詩
14*
10-5-10
春のない国
-
高梁サト ...
自由詩
17*
10-5-2
殻
-
高梁サト ...
自由詩
13*
10-4-20
黄色い太陽
-
高梁サト ...
自由詩
10+*
10-4-16
FREE_HUGS・Ⅲ
-
高梁サト ...
散文(批評 ...
6*
10-4-14
FREE_HUGS・Ⅱ
-
高梁サト ...
散文(批評 ...
8*
10-4-11
FREE_HUGS・Ⅰ
-
高梁サト ...
散文(批評 ...
5*
10-4-10
((心E/D房))
-
高梁サト ...
自由詩
10*
10-4-3
ハッピーエンド
-
高梁サト ...
自由詩
10*
10-3-31
なみだ
-
高梁サト ...
自由詩
6*
10-3-29
鸚鵡返し
-
高梁サト ...
自由詩
7*
10-3-27
最初の音
-
高梁サト ...
自由詩
13*
10-3-24
1
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