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放しても
飛ばず撫でると
目を閉じて
ささやく声で
甘えて鳴く
紙切れを全部
宝石にかえてしまって
世界から落とすと

もうひとつの世界では
踊るヒトデが
それを重しに
深海に沈んでいく
迷ってて
あなたがさきに
言ったから
心がひとつ
コトリと消える
胸が痛むような思いをしてない
ふいに窓が開いても外を見ないことがある
カリフォルニアの陽射しと乾燥に
肌がもつれた

その重さは
私のために作られたものではなかった
眠っているうちに誰か ....
充電中の星たちは
プラズマにあとを任せて

光らない速度で
都市と都市をつなぐ

その間にあるのは
エベレストナイルの船団

誰もたどりつけない海に浮かぶ
深海の
砂一粒が
目を閉じて
魚の夢を
透明にする
眠れない時計が
明け方を待っている
西を向いて

閉め忘れた
数センチの隙間から
冷たい夜が流れ込んできて

文字盤に触れたのち
硝子の両側で結露する

時刻を不確かに
温度差 ....
歩いて2分で砂浜だったら
毎日走るよねって

引っ越したときに
話してたことなんだけど

走ってないです

治安がいいから
夜も歩けるんだけど
一枚に
切りはなされた
僕たちは
その中でさえ
変化していく
あなたはここで生きなさい
あなたはここでしか生きられない

そう言われたわけでは
ないんだろうけれど

ビーチで遊ぶ人たちは優しい
それは見てるだけでもわかる
枯れていく
百日紅に
夏鳥の
運んだ枝が
花を咲かせる
水蜘蛛が
枯れ葉の下で
眠るのは
弟のため
妹のため
さよならは
私にはもう
ききません
夕焼けを背に
赤くなる頬
魚には
冷凍船の
眩しさが
遠い海鳴り
故郷のひかり
絶え間ない雨が静けさと共にやってきて
見下ろす街路を濡らしていた。
ガス灯は霧にかすみ
木々は風にゆれていた。
音もなくわたしは窓に触れ
祈りの言葉をそっと呟いた。

ストーブの薬缶がコ ....
水彩の
色鉛筆は
ありますか?
さあお嬢さん
こちらをどうぞ
       
指先に
約束された
風景は
ずっとあなたを
待ち続けてる
星屑が
あなたにふれる
確率で
昨日に消えた
六花の梢
ヒーターの前で
犬とネコがひとつに丸まって
弟は買ってもらったロングボードを
組み立ててる

新しく買ったココアの缶を
さっそく開けてお湯を沸かす
お姉ちゃん

冬が終わったら
 ....
salcoさんのmizunomadokaさんおすすめリスト(49)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
penguin-sparrow- mizunomadoka短歌410-5-8
fade_away- mizunomadoka自由詩310-5-7
No.2- mizunomadoka短歌410-5-6
first_direction- mizunomadoka自由詩410-5-6
last_convoy- mizunomadoka自由詩410-4-28
aquamarine- mizunomadoka短歌610-4-27
lapis_lazuli- mizunomadoka自由詩410-4-27
lack_of_exercise- mizunomadoka自由詩110-4-25
photo- mizunomadoka短歌310-4-25
santa_monica- mizunomadoka自由詩310-4-22
one_swallow_make_a_summer- mizunomadoka短歌310-4-20
微睡み- mizunomadoka短歌210-4-16
a_part- mizunomadoka短歌410-4-14
freezing_light- mizunomadoka短歌510-4-14
far_into_the_night- mizunomadoka自由詩3+10-4-13
絵の時間- mizunomadoka短歌210-4-12
little_fingers- mizunomadoka短歌310-4-10
call_in- mizunomadoka短歌210-4-7
Fence_of_lettuce- mizunomadoka自由詩310-4-7

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