すべてのおすすめ
気付いてる?
あなたと話したいから
わざと不機嫌になるコト
気付いてる?
こないメールを
ひたすら待っているコト
気付いてる?
あなたの行く先を ....
沈みゆく
この夕日は
どこかの国の
朝日になる
未だ行かないで とせがまれながら
やっと昇った と喜ばれながら
無限にめぐる 太陽に
どうしよ ....
青白く光る 脊椎に
透き通る 鎖骨に
規則正しく並ぶ 肋骨に
指をつぅと這わす
吐息をほぅと吐きながら
その
冷たくて怪しく光る写真を眺めながら
私 ....
誰もいない 夜の草原を
あなたと二人で 歩いていた
それも 手をつないで
だけれど むこうから
あの子が 歩いてきたから
繋いでた手を振りほどいてしまった
....
生まれたときから
屈託のある顔をした君は
赤ん坊のくせに徹底していて
怒り出すと
……いやっ
興奮し出すと
顔が赤黒くなるまで興奮して
泣いているのか怒っているのか
とんと僕には分から ....
桜の花をみて 情緒を感じるのは日本人だけなんですって
桜の花弁に 想いを馳せて
愛しいあの人を 瞼の裏に 浮かべつつ
新たな場所へ 希望を抱く
俳句って 日本にしかないん文 ....
アイスの蓋に
ヨーグルトの蓋
ケーキのフィルム
みーんな舐めちゃう 私
だって おいしいんだもーん
だけんど そのたびママは
やめなさい! もうっ はしたな ....
こっこけ こけっこー
けっこ けっこ こけっこー
わたしは にわとり こけこっこ
3ぽあるきゃ すぐわすれる
きのうの ごはんは なんだっけ
さっきは たまご ....
祝・誕生
祝・入園
祝・卒園
祝・入学
祝・卒業
入学&卒業が数回あり・・・
祝・就職
祝・結婚
....
おじいちゃんが、死んだ
おばあちゃんが、死んだ
嫁だったママは、
やっと自由になったわ、と
うれしそうに
おばあちゃんが使っていた、趣味の悪い食器を
ぱりん、ぱ ....
「ねぇ、永田君って、美穂のコト好きなんでしょう?」
こんなことをあなたに言って、
本当にいいの?
私は、
わたしは、
「ねぇ、永田くんて、美穂のコト好きなんでしょう?」
ある日の掃除時間、突然君がそういった。
そんなわけ、ないだろう
俺は、
おれは、
しあわせを わけてあげましょう
あなたにも
あなたにも
ほら たべて
ね おいしいでしょう
わたしのこびんのなかに
もうこんぺいとうは
な く ....
こんぺいとうを食べた
すきすぎて、授業中に
でも、授業中だったもんで
何色を食べたのか、わからなくなってしまって
隣の子に ねぇなにいろ?
って聞くことはできたけど
....
こんぺいとうを食べた
好きだから
壊さないように、そっと
噛まないように、舌先で
ころがしていたら
わ れ た
いつかの氷菓子より
ひどいとおもっ ....
世の中どこを見ても
ハートハートハートハートハートハート
初めてハートを描いたときの
あのときめきが薄れていく
鉛筆を削る
尖らすために
がりがりという音の中
画用紙をすべることの叶わなかった
黒鉛たちが
ゆらりゆらりと落ちてゆく
鉛筆を
尖らすために
犠 ....
寒いなか、校門の前で
あなたに会った
ううん、また会ってしまったの
もう会いたくないのに、ああ、どうしてかな
あなたをみると、どうしても心がはずむのよ
何度もあう ....
あなたの声が、ききたくて
教室のドアを開ける、私がいる
「くろきたバカだからキライ」
「くろきたに友達いんの?」
「いるわけないじゃんかー」
「くろきた受験するの?」
「いくつ受けるの?5校?」
「ちょっと合格鉛筆かしてよ ....
宇宙から地球って見えると思う?
まぁそりゃ当り前だね
宇宙から日本って見えると思う?
がんばれば見えるんじゃない
宇宙から私の家って見えると思う?
あー、むりだよ ....
えーと
おほん。
あーと、
その、ねぇ
んーつまり、だねぇ
いわゆる・・・・
まぁおいといて、
なんとゆうかー
こう、
まあそ ....
てすとテストてすとテストてすとテストてすとテスト
永遠に並ぶ文字
学生に課せられた退屈な文字
国語数学英語理科社会
真面目ニ勉強シテ良イ点数ヲトリマセウ
教室に響く先 ....
彼が
どんなに
鈍感でも
業を
煮やして
諦めてはいけません
彼が
どんなに ....
バレンタインだから
することがなかったから
チョコレイトケーキを作ってみた
正直もうチョコは食べたくない
昨日からチョコしか食べてない気がする
食べても食べても減らない
友チョコって何 ....
「花火」
行列を作って
並んだあの時
僕と君は
話をしながら
とろとろと進む列の
後をついていった。
僕は君に相槌を打ちながら
とろとろと進む速度に
正直イライラしていて
....
甘くて美味しいチョコレイト
甘くて楽しい恋
苦くても美味しいチョコレイト
苦くてもやめられない恋
あったかいと溶けちゃうチョコレイト
あったかいとなくなる
あっ ....
「ルーズリーフちょーだいっ」
明るくひびくクラスメイトの声に
私はうなずくとルーズリーフを1枚彼女にあげた
彼女は「ありがとー」というとすぐそれを折りたたんで
手紙交換しはじめ ....
頬を耳をそようつのは
春の匂いのする
つめたく湿っけた風だった
ここの空から
あそこの空まで
なんの喜怒哀楽もないようだった
遠い灰色のビル
蛍光灯があか ....
こんなにも遠くまで来てしまった
振り向けば知らない場所
戻ると言っても
来た道さえわからない
共に歩いてきた人は
私から離れた場所に見えるだけ
四方八方に向かい歩いてい ....
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