宝石を口に含んで遊ぶ
あの娘が笑うたび
きれいな犬歯は怪しく光る
宇宙船の軌道のように正確な
ピンクの唇が生意気に
愛の歌なんぞうたっている
蝶々が飛んでいった
あの娘は鼻先で笑った
 ....
ワールズエンド
ミニチュアみたいなおうちで
かくばった窓
ふぞろいの靴
あつぬりの白でしあわせの膜をはって


めざめたばかりの女の子は
チェックのスカートに
ちりばめられた星屑 ....
白砂ユキさんのおすすめリスト(2)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
ハニーフレイバー・レイトショー- アヅサ自由詩9*10-2-3
白日- マナ自由詩7*09-11-6

Home