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眠たさを誘う 五月の街
Market Street 1200
サンザシの木がほこらしげに 赤い花を咲かせていました
通りを染めるほど 目に映えるほどに
歩きながら目にできる家々の
フラワー・ ....
{引用=
 靴の、物語り

【 冬の靴の同意語が、なんだって?
  仲間はいるのかって? 】
― 冬の寒さを、雨のぬかるみをさえぎる
  保護してくれるものをさがすの、
  心をかざった ....
杉の梢のうえに
あなたの声を聞いた気がしたのです
…枝の間に、冬の鳥のさえずりの中に、
 ひとつ、ふたつ…
タンポポの綿毛になって
飛んで行くのですね、

とめたって
きっともう  ....
{引用=

赤錆びた鉄くずに
音ばかりがしてきそうで、
枝の間にのぞく空の端に
来るはずもない
飛行機をみていた
確かにここでは、ディーゼルの音が
あんなにも していたのに
St.C ....
鳥の飛ぶ
銀のピアスをもらったよ


こいつったら ときどき
姿をかえるから
翼を広げてとびまわる


だから、耳をひっぱったりして、
やんちゃな赤ちゃんみたい 
でも、ありがと ....
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{引用=           
これは、リンゴの木の前に立っている私 ....
{ルビ=
突然のお手紙失礼致します。
何をと思われず、どうか先をお読みください。
この手紙は、招待状でございます。
私どもの国にいらっしゃいませんか?
急なご連絡でまことに恐縮ですが、
私 ....
{引用=

今日 {ルビ午后=ごご}の空は、
秋をきびしく拒絶していました。
その審判は、言葉や法則でなく、
まして、表象された風景などでも
なかった。

許しはしないと、
風や雲の ....
夏のそらばかりが 身をせめる
南風の吠ゆる 島の岬に
母のかたみの 赤い櫛で
髪を梳く 

罪を乞うでなく
罰をあがなう 身にもあらず

まばゆく うれしそうに
紺碧色に待つ 海 ....
{引用=

光のあふれる
みなもは、しじまの
はぐれた啄木鳥の子どもが、背を黒くし ―●―
オークの幹をつついています

水音にささやかれる樹の間は、
あたたかな池畔のひろがり

 ....
楽恵さんの月乃助さんおすすめリスト(40)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
アマリリス- 月乃助自由詩16*09-12-20
Toe_shoes- 月乃助自由詩8*09-12-12
「綿毛」- 月乃助自由詩6*09-12-7
Bus_stop/パール・ハーバー- 月乃助自由詩9*09-12-7
銀のピアス- 月乃助自由詩9*09-11-29
りんご写真- 月乃助自由詩6*09-11-27
「こびとの国からの招待状」- 月乃助自由詩4+*09-11-26
冬の宿る- 月乃助自由詩6*09-11-23
「ゆりと兵士」- 月乃助自由詩14*09-11-11
「うつわの水」- 月乃助自由詩5*09-11-4

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