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君の艶やかな黒髪のうねり
胸の深奥を突く瞳の輝き
小さなうなじとふんわりとした肩
優しく丸まった滑らかな胸
優美にしなやかなる柔らかな身体
君を一目見たそのときから
永遠なるものは花開く
 ....
俺は祈る
君が可愛い笑顔を浮かべる日々が
ずっと続くことを

俺は祈る
君と友達の楽しき青春の数々が
溢れるようにあることを

俺は祈る
君の前途が気高き祝福に
満ちたものとなるこ ....
閉めきった部屋の中を
風が吹き荒れるなんて信じられる?
でもそれは本当のこと

現にそれで海は荒れ
帆をたたんだ私の帆船は
航路をそれて思わぬ方へと運ばれた

情熱からくる行為のそのほ ....
話せば判る

夫婦喧嘩した際、父が母に言い放ったような

パパとママ、どちらが好きなの
そんな母の発した答えようもない問いかけに弟と私
布団のなか、ひたすら息を潜めるばかりで

話せば ....
ねえ君はゼブラ
等しく白と黒のゼブラ
でも誰も知らないゼブラ
黒い名前のゼブラ
でもほんとうは等しく白いゼブラ

ねえ僕達みんなゼブラ
等しく白と黒のゼブラ
でも誰も知らないゼブラ
 ....
私達は風景を食べている
そしてもうひとつの地球のような
そんな世界を造りその上を歩いている
しかしそれはとても、とても小さい

幾つもある小さいを繋いでみようと試みるが
誰も縫い目ひとつに ....
カワバタだ
歩道に乗り上げた車から音楽の低音がきこえている
のぞくと腕をくんで寝ていた
自転車のベルをひとつふたつ鳴らした
目をつむったままカワバタがほほえんだ
ヨシミはスヌーピーのような顔 ....
昔々(むかしむか〜し)は無関心
徐々徐々にに親しくなって
今は友と呼べる奴

昔々いつも傍らに蹲(うずくま)り
たまには気になるときがあるが
それはいつでも憂鬱さとともに

昔々は青と ....
朝の訪れるたび
切り離されたからだを思う
昨日との交信が途絶えて
寄る辺ない
なまぬるい風に
輪郭を確かめる


季節がしみこんでくるのと
季節に染み出していくのが似ている ....
零時三時の七人現場で

京都タワー下

二十三時半集合




昼間は昼間で搬入現場










明日は八時 ....
彼女は彼を愛していたし、
彼もまた彼女を愛していた。
傍目から見れば完璧な二人だったけれど
どちらも鋭く光る牙を
その身に隠し持っていたから
二人の恋はいつも死闘になった。
顔を逢わせ ....
 泣く女

泣く女は階段の下で
セーターを編んでいる
赤い毛糸と緑の毛糸で

 哀れな女

シンデレラは靴の片方をなくした
シンデレラは靴の片方を探している
シンデレラは義足の片足 ....
ありきたりな時間を刻む
虚像は実像よりも鮮明

ここから貴女に手を振った
見えていないと知りながら
一生懸命手を振った

小さな子供が「こんにちは」と言ってくれた


貴女は脆い人 ....
月の晩には誰も知らない小さな島が
沖の静かな呟きの上に姿を現わす
まるで忘れ去られた溺死の骸が
呼ばれて浮上したように

月の晩には紅い魚が青いヒレで
黒曜石の水をかき回す
眠る白砂が舞 ....
うつくしい季節です
赤い花は風に千々に、
報われないとか
叶わないとか
そんな怨み言とはかかわりなく
身を任せてゆきます
昼下がり、ぼくは自ずから
人並みに戦々
立ち向 ....
夕暮れ中央道にのり込んだ
明滅するテールランプが湿度ににじんで美しい
すべての初めては心を激しく呼んでくる
生きている
くるしいし高ぶるし泣きたくて笑いたい

センテンス
台 ....
                  100622



反応が余計だと思うのだ
現象とか起源とかに束縛されて
ピチカカと今日も疲れている
一日歩き回ったあげく
上司から小言を食らい
 ....
真っ白だったところに
思い出はときおり順番もなく
まるで誰かの落書きのように在る
それはたしかに自分が経験したことや
自分が学んだものであるはずなのに
忘れてしまいたいことほど鮮明で
忘れ ....
{引用=
黒が似合うようになりました
白はちょっと 気恥ずかしくなりました

女になったのはいつ頃でしょうか
どんなふうにしてでしょうか

化粧が上手くなった頃でしょうか
愛するからで ....
明るい太陽の下に

重たい雲の下に

嵐の夜の下に

あたしのための

にせものの星空を。

嘘でいいの。

信じさせてくれるなら。

あたしをその空に

飛ばして。
「こんにゃくゼリーの会 発足!」

ある日突然
それはひとつのテロ、いや革命だった
「老人と子供にはあげません」
と貼紙をして
こんにゃくゼリーたちが檻の中に閉じ籠ってしまったのだ

 ....
月が雲に埋もれてしまうように
儚い想いを隠したくない

宛先のない手紙のように
本当のことを伝えられない


溜め息をついては
言葉を摘んで誰に渡す?

記憶を信じられなくて
先 ....
【マルボロ】

かあさん あのね わたしがうまれた世界って
本当の本当は しろい正方形だったのでしょう
そこはとても清らかな場所だったのでしょう?

エタノールで消毒した 清らかな ....
つんとする
すねているわけでもなく

つんとする
鼻の奥じゃなくて胸の奥

つんとする
潮風を吸い込んだときに似ている

つんとする
悲しいことが積もったときに似ている

つん ....
乱暴に脱がす手
手に刻まれた三日月が
赤紫に腫れていた

いつもは白い月なのに
哀しい目をしてのぞきこむ

水晶体に光景が////


湿った砂山
ふもとから
少しずつ掘ってゆ ....
             触れる
             あなたと手が触れる
             コレクションを手渡した
             ほんの 一瞬
            ....
泣けないボクは考える

(瞳を想う 唇を想う)

言葉に出来ないもどかしさは

(指先を想う 首筋を想う)

何なのだろう

(肩を抱く 胸に触れる)

悲しいのか 苦しいのか ....
ぼくだよ、判るだろ?メール待ってんだってば。電話は込むからさ。去年みたく「あ、忘れてた」とかぶっ飛ばすかんな。マジ別れるし。有り得なくね?彼氏だぜ。仕事とか言って、あの男と会ってんじゃないの。ほら、メ .... 道の歪みのそこここに
溜まって出来る水たまり
昔の雨にはつきもので
道行く人の迷惑で

車が通れば泥をはね
人が踏めば靴汚し
道の歪みの性格を
そのまま見せる水たまり

そのうち道 ....
タイから帰ってるはずのカワバタから連絡がなかった
カワバタを想うと滝の音と満月が濃くなった
さいきん心癖のように思うことがある
カワバタが独身だったらあたしはユキオと別れているのだろうか

 ....
森の猫さんの自由詩おすすめリスト(2108)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
今も俺の傍に- 一 二自由詩310-6-30
愛は祈りだ、俺は祈る- 一 二自由詩410-6-29
閉めきった部屋の中で嵐はうまれ- 瑠王自由詩4*10-6-29
ガリンペイロの恋のうた- 恋月 ぴ ...自由詩23+*10-6-28
白と黒のゼブラ- 瑠王自由詩2*10-6-28
Patch_Work_#1- 瑠王自由詩11*10-6-28
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おつきあい- ……とあ ...自由詩9*10-6-27
alt- あまね自由詩28+10-6-27
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ピチカカ反応- あおば自由詩7+*10-6-22
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女になったのは- yaka自由詩9*10-6-19
プラネタリウム- 小鳥自由詩110-6-19
こんにゃくゼリー革命- 鵜飼千代 ...自由詩14*10-6-19
紫陽花のように- 中原 那 ...自由詩410-6-18
マルボロ- るるりら自由詩26+*10-6-18
つんとする- ベンジャ ...自由詩4*10-6-18
人工水晶体- 吉岡ペペ ...自由詩1210-6-17
触れる- 鵜飼千代 ...自由詩8+*10-6-17
泣けるといいのに- 板谷みき ...自由詩4*10-6-16
7/18_キ・キ・チ・ガ・イver.- 森本隼自由詩110-6-16
水たまり2- ……とあ ...自由詩14*10-6-15
ギフト- 吉岡ペペ ...自由詩610-6-15

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