すべてのおすすめ
痛みはたたんで隅に寄せ
汚れたこころは洗います
今日は晴れていますので
明日までには乾くでしょう
昨日も今日も洗濯日和
明日もずっと洗濯日和
必要なのは雨ではな ....
おいしそうなくもが
そらにうかんでいた
こうえんの
すべりだいのてっぺんにのぼって
つまさきだちして
すぷーんをふりまわすと
ほんのすこしだけ
すくいとることができた
おさらにのせ ....
街でついつい男の人を
宝石に
変換する
裾に 白衣ののぞくメガネは
傷のついたオパール石
チャイナ帽 歩きタバコの初老は
家のないラピスラズリ
梯子に登りたそうな ボーダー2 ....
雲が流れる
柔らかい風に乗って
雲が流れる
新しい世界を目指して
私も流れていけるかな
一緒に行ってもいいですか
時間が流れていく
私をのせて流れる
千切れた雲も流れて ....
音の波
音の波
かきわけて
想いの波
想いの波
ひろがる
深いところから
わきあがり
目の前にひろがる
流れるようなリズムに合わせ
言葉にならない想いが
ふくらみ
....
時計 − 針 = 休日
車 × 湾岸線 = 風
マグカップ + 海水 = 地球
今から、変なこと書きますね。
僕、話すのが下手ですから。
綴りたいって思います。
僕が普段担任の先生を見ていて思うことは、階段から突き落としたいってこと。
決して、僕が担任の血を見 ....
目をつむって
楽になりたい
でもあの娘の涙を
すくいたい
だから
カラカラに乾いたこの目を
閉じたくない
世界でいちばん
美しいお尻の持ち主の君へ。
ホントーに誇張じゃなくて
こんなに綺麗なお尻が
日本にあったんだなって思いました。
月は、恋人たちの夜をちょうどよく
照らすためにあります。
....
まえむき に いきると
こっち を みて いうな
まえ を むけ
もう こっち を むくな
もう
そこには
とっくに わたしは いない の に
夫婦だけの暮らしが
単調すぎるのでしょうか
真新しい車に 子犬を乗せて
夫が 帰ってきました
まるで川から桃でも拾ったみたいな
陽気な気分で
私の郷里 佐賀という文字の入ったダンボールには ....
ベランダに産まれた雛を祝福します
遠吠えでもいいでしょうか
忙しさに そぞろにかまけます
できないものはできないので
ベランダで空地の雑草が生い茂ります
今なお 石に躓く幼さですから
....
無数の硬い実だ
日陰の広いテラスの横で
落葉したポプラの木に実るのは
黒く枯れた夢だ
初春の陽射しに映る
しろく輝くビル街は
湖水の向こうの蜃気楼
見たことの無い未来だ
二人で ....
まんじゅうの中には多分
夜
があるのだろう
だから
こんなにも甘くて
どこかに行きたくなるのだ
やさしい言葉をかけないで
どうぞ
私を抱き寄せないで
だって私は北風だから
あなたの心を凍らせる
梅の花が咲いたわ
春告げ鳥が歌いだした
私は北の国へ帰らなきゃ
その
優 ....
ああああああああ
どうしよう…
そうだ!
転がってみよう!!
ああああああああ
どうしよう…
貧乏ゆすりがとまらない
ああああああああ
どうしよう…
頭の中がスッ ....
アルコールランプに火をつける
ビーカーをあぶる
ビーカーの中には何も入いってない
ビーカーがパリンと飛び散るのが見たかった だけど
ビーカーは割れなかった
理科室の寂しい話
試験管を並 ....
って言ったのは
懐かしかったからだよ
おっぱい大好き
って人を前にして言うのは
確かに恥ずかしいこともあろうが
それは別に恥ずべきことでもなく
男も女も関係なく
哺乳類全 ....
小学生の時の話で
学校に行くと先生が休んでいて
自習の名目で
突然試験をやらされた
わからない問題は後回し
けど 記憶にないから
答えず終い(俺はね)
そ ....
デリーさんご指名です
かんかんかんの スッカラカラ
カラッカラッの すっかんかん
男日照りが長いので
名前をデリーにした
彼はあの子とアパート泊
私は客とホテル泊
「愛は ....
水槽の中ですっぽんが首を伸ばして
息継ぎをしている
明日のことを考えているのか
昨日のことを考えているのか
何を考えているのか分からないが
じい っと
月を見ている
もうすぐ月がしずむ
....
もくもくと
ただもくもくと
ふくらむままに
あなたをだいじにすればいいのに
入道雲の中では
小さくちぎれた雨雲が
ちくり ちくり と
針の雨を降らせ
あふれる想いを傷つけます
....
とうさん
せんせいのおはなしには
ぼくらでてこなかったね
ぼくやまねこさんのように
どんぐりのさいばんしたかったな
くらむぼんみたいな友達ほし ....
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