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塹壕での筆談に 俺は「、」と返した 謀をなすものにして客家にしてハッカー しみついた薬の色や
ステンドグラスの窓の響き
机を隔てたくらいでは逃れようもないのだ
天意がのびていく
だがどこまでのびていくのだろう
患者(クランケ)の上へか?
それとも裁きの席へか?
 ....
小さな
指切り
(嘘ついたら・・・)

大人になって
いろいろ道に外れたことなんかもして
耐えきれず
机に向かうことが、ある
何か思い出しかけるのだが・・・
駄目だ

背がのびた ....
砂は運ばれてゆく
どの風にも乗って
磔刑に甘んじて
それらしく展翅され
大陸から
島嶼国家へ

もとめてもいない愛を注がれに
微笑みが 目を伏せる
レンズを拒むようにして


「もう生きていたくない」
見えないところにも
まだ傷は残っているとのことだ
(春先に
 裂かれた痕はむしろ眼差しに深い)
風が吹くた ....
草のよこに
好きな
歌を並べる。

ロロロリル
ラル ──
今度誘われたら
断ろう、と思っていたらしい。
(あんまりじゃないか)
遠く崩れる雲を
見つめているよう ....
風は空気の歪みであり
よく見れば色もついている。

嘘。
群盲 象をなでる

象がバターになる
書こうとする試みが
厚い夏の一室に
雷撃のノスタルジアを 低く
響かせる

窓がなくても 開く
ピアノの蓋のように
あるいは熱せられた二枚貝のように
ごめんな
ヤスコ タエ ミツオ
ごめんな
ヤスコ 泣くなって
俺は不死身だ
消えたり、
浮かんだり。

突っつかれたり。
ゆっくり速く流れ去っていったり。

生きる苦しみを、すっかり笑い飛ばしたり。

「淋しかぁないさ。
 仲間だって ほら、こんなにいっぱい ....
大きくなりませんでした。 おーい
そっち行っちゃだめだー
ふいに明るくなった?
街角で空を見上げると
ぼくの姿は小さい。
二酸化炭素のなかに 信じ切って、二球目も振った
高得点が目の前にあった
地表と肩の高さの空気は
温度においても輝度においても異なっていて
一閃するタイミングを測るヘッドは
重心を回しながら僕の空間の内にあった
 ....
たおれると
痛いの。
せなかの傷口がひらくの。
凄い!
アタシ凄い!
車にかすりもしないで、何往復も出来ちゃうヨ!

でも この花束は何なんだろう?
胸に火を灯す、だと
まだ暗いので
こう言おう

俺は胸にお前を灯している
お前に灯されている
a1.
フローリングだけど、散らかっていて
もう誰も訪ねてこない。


b1.
こころに生き死になんてない。
目の前で


a2.
留守録を開くのを
躊躇ったら負けだ。
粘り ....
食人鬼の俺にも
規定通りの「最後のディナー」。

刑務官も、そりゃ悩んだろう。

笑われてもいい、と頼んだのは
シリアルとミルク。

三十年振りに泣いた。
好きなこと言ってりゃいいさ、雨!



自慢の大観覧車に、落雷。



キュートなヒップに、ゲフンゲフン!



もしも地球が60億人の村だったら



物真似ぬきで森 ....
  放り上げた空にあなたの姿が映るよ
  白くかがやくこの円天井は思いきり酸っぱい匂いがする
  廃車場のバスの屋根に寝転んで
  ぼくは若枝のように腕をのばすんだ
  てのひらにあたる光と風 ....
なんでわかっちゃったのかね
中島敦の『山月記』

詩人なんか目指してると虎に
 なるんだってさ

ガオー
古い雨が降る
小糠みたいな雨が降る
"The rain is raining." と唄ったのはイギリスの詩人だが
赤い髪をした僕は「ひゃ 〜〜 」と歌う大馬鹿野郎さ
おじい ....
僕がその娘を好きで
その娘もまた僕を好きだったところの少女は
桜が 離脱する魂のように散り去ってゆく季節を
越えられなかった
(もう誰の手も届かない所できっと泣いている)
(小さな石を握りし ....
俺には誰もが秘密を打ち明けたがる

朝食はサンドイッチ
耳はついてない
コーヒーを煎れる。
年賀状を打ち出す。
レイアウトを直す。
素晴しき年末年始。
星占いも好意的で。
m.qyiさんの吉岡孝次さんおすすめリスト(32)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
- 吉岡孝次自由詩311-2-16
抗日的発火能力者- 吉岡孝次自由詩110-6-1
Operation- 吉岡孝次自由詩309-10-25
名前のない詩- 吉岡孝次自由詩209-10-5
肉体の最後- 吉岡孝次自由詩409-8-31
船旅のアゲハ- 吉岡孝次自由詩109-6-29
広場- 吉岡孝次自由詩109-5-31
ピクニック- 吉岡孝次自由詩309-5-17
豆知識- 吉岡孝次自由詩109-3-30
落度- 吉岡孝次自由詩108-11-22
トラックボールは使えない- 吉岡孝次自由詩108-7-27
ウチにサンタが来ない訳- 吉岡孝次自由詩307-12-22
洪水の後で- 吉岡孝次自由詩207-12-9
「大きくなったらお兄ちゃんのお嫁さんになる!」- 吉岡孝次自由詩207-10-20
詩人たちへ- 吉岡孝次自由詩307-9-14
クローズ・アップ- 吉岡孝次自由詩107-9-1
業火- 吉岡孝次自由詩107-8-19
待ち姿勢- 吉岡孝次自由詩407-6-18
テーマパーク- 吉岡孝次自由詩207-3-1
信号完全無視- 吉岡孝次自由詩3+07-2-25
ひとふしの火屋(ほや)- 吉岡孝次自由詩407-1-14
31才と13才- 吉岡孝次自由詩106-12-22
春の夜明けを醒め際の夢に見ながら- 吉岡孝次自由詩306-12-14
Poembar一行詩集- 吉岡孝次自由詩1*06-6-25
はるか西にいるおきゃんな少女のために- 吉岡孝次自由詩206-4-7
勉学と虎- 吉岡孝次自由詩106-4-2
召喚- 吉岡孝次自由詩106-3-23
桜の季節- 吉岡孝次自由詩106-3-20
神父じゃねえぞ- 吉岡孝次自由詩206-1-18
2ページ- 吉岡孝次自由詩105-12-26

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