朝まで飲んでた二人は
馬鹿なことをしながら
気持ちを確かめ合った
飲み込んでいたのは気持ちで
過去から今に流れる時間だった
お互い別々の道を歩んでいたから
今すぐに分かり合うことはでき ....
病気になると みんな
入院すると思ってる
ずっと入院されていたんですよね
お見舞いに伺いたいのですが どちらの病院ですか
病院にいた方が 苦しくないんじゃないか
病院にいた方が 安心なん ....
あなたの隣で
あなたの暖かさを感じます
ふたりでひとつのベンチに
ちょっと狭いけど
こんなに幸せなことはないでしょう?
あなたもそうだと思っているといい
これからも
....
朝の笑顔を迎えた日曜日
夢紅葉
雑誌も吟味、眠れないままに
秋色のフリーペーパー
君の趣味趣向
時事ネタの展開
絞っていくプラン
H2Oに近い水が
流れるような呼吸 ....
唇の奥に見えた虹
忘れゆく定めとしましても
瞼の裏に潜む今
流れる水はつゆ知らず
あきらめきれない私の足は
幾つの海を渡れましょう
昔話を語るにも
馴染んだ舞を踊るにも
まとえる衣がな ....
{引用=
ねぇ
あぁ
なんでもない
ホント なんでもないんだ
やましいことは なにもない
そういうことじゃないんだ
でも 聴かないほうが良いよ
聴かないほう ....
寂しかったけど
それは言っちゃいけない事だと思ってて
あなたの幸せとか
あなたの成功とか
祈っている振りをした
寂しさを噛み締めて
あなたの夢が叶うのを願うなんて
....
私はあなたが不安です
あなたが不安だと言っても
あなたを信じていないとか
そういうわけでは決してないのです
私は私が不安なのかもしれないですね
私は私を疑っているのでしょうか
....
「いけない」としかる私も
「それでいいんだ」と褒める私もいない
あかぬけてる
粋な和服
優雅
洗練
赤い着物
口紅
いろっぽく
花緒も赤く
ほどよく
調和
気品がある
艶めかしい
瑞々しい
美しい
風流
綺麗だから
....
都会の
雑踏のなか
たたずんで
想うは君の黒髪
かがやいて
夜空に瞬く星は
揺らめいて
逢える時間が
せまっては
身体のなかに
灯りは点る
ルララ
ルララ
恋の色差す
....
ねぇ。
体のふるえがとまらないよ
さむいんじゃないって
さびしいの
ねぇ。
携帯チェック、してもいい?
浮気してる証拠をみつけようなんて思ってないよ
浮気してないってしょ ....
今年こそ
サンタさんの お手伝い
したいと思ってたんだけど
まだまだ力不足
家にいるよ
雪の結晶
光
三次元の万華鏡
夜空のスクリーンに映し出す装置があるんだよ
....
小さい頃は、世界は狭く
繋いだこの手がすべてだった
他人へ愛情を求めていったのは
いつからだったか
全てを分かり合う事はできない
それが定め
所詮は他人 ....
愛する人と手を繋いで眠ると
このまま死ねたらどんなに幸せだろうと思う。
そんなことを口にすれば
「一緒に生きてこうよ、これからも。何でそんなこと、云うの?」
なんて云うのだろう、きっと。
....
元彼の名前寝言でムニャムニャと
ステキな夢を見てるのかしら
全てを、そう
寂しさで塗り固めて
寂しさに囲まれて
生きていたら
いつかしか
寂しいなんて感情は
消えるのだろうか
ひ ....
忘れたくないのは
あの夜の
イソジン味の
くちづけ
海沿いの駐車場で
満天の星の下
一人で眠る
車の中
味のしなくなった
チューインガム
風に掻き消える
タバコの煙
....
社会を うまく泳ぐコツは 凡人になりきること
僕らが待ち合わせるのは
いつも駅前のCD屋で
僕が 君より早く着くと
たいして好きでもないんだけど
難しそうな JAZZを視聴して待つ
*
....
あなたへの気持ちが 膨らんで 苦しくなって 立ち上げた。
パソコン。
片想いの あなたに向けて「好き」と書いたメール。
送信ボタンを押せないまま
....
山紫水明
本当に 和らいだ 世界は {引用=
君のそばにあった
}
さようならのかわりに
しあわせのかずを
かぞえてくださったなら
さいわいです
きおくのぺーじに
しおりていどに
はさんでくださればけっこうです
いつかなくしてしまっても
それは ....
ねぇ。。。
なんで喋ってくれへんの?
なんで くちきいてくれへんの?
・・・。
無視か。 そうか。
そういえば 俺たち 付き合い始めて もう かれこれ3年になるんやなぁ
....
愛する男を傷つけることしかできない人
哀れな 癒せぬ女
困難なことから 逃げるだけなら簡単で
可愛いだけで 我が侭が通るのは若いうちだけで
年老いた社会は 理不尽なこと ....
まさかトイレで寝入ってしまうとは
今何時だろうか?
けっこう長い時間眠ってしまった気がするけれど
鍵はかかっていないはず どうしてドアが開かない
ひとり暮らしな ....
拝啓 十日後のワタクシ様
今日は怒りあり余って
車の鍵を投げつけたところ
見事に壁に刺さりました
さすがにまずいと思いましたが
あれくらいの穴
言わなきゃ誰にもわかりません
....
みみをすましてごらん
きこえる?
そ の おとは なんでしょう?
うたっても いいよ
たのしめばいい
詩なんて書けないと泣いた T
恥ずかしがりながらも書いた H
出逢う前から詩的な言葉をこぼしてた M
言葉の代わりに花を生けて返した N
綺麗な声で唄った Y
....
ここは輝かしい地獄だ
そして同時に
ここは陰鬱な天国だ
ある者は
今日一日を生き延びたことを
心から感謝し
また
ある者は
明日も生きねばならないことを
心から呪っている
....
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