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向こうの外にある空から
根を切られて絶えた花達が
小川のように 流れてくる
一本ずつだった者が
根を捜して彷徨って流れ歩く
土を忘れるように
水を与えられ
雨の届かない屋根の下
....
いつか通った雨は 何処
逃げ出した 木陰の檻
巻きつけた 小さな青い淵
黒い蜜に ひたす
重ねた 背中の羽
いつからがいつまででいつもなの
普通に生き物が生きている時間
隣人はそろりとひそみ
悲しくなどないないと
はじけてしまう
つるりと 空が転んだ
雪と雪と雪 こんにちは
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