すべてのおすすめ
向こうの外にある空から
根を切られて絶えた花達が
小川のように 流れてくる

一本ずつだった者が
根を捜して彷徨って流れ歩く

土を忘れるように
水を与えられ
雨の届かない屋根の下
 ....
いつか通った雨は 何処

逃げ出した 木陰の檻
巻きつけた 小さな青い淵

黒い蜜に ひたす
重ねた 背中の羽 
いつからがいつまででいつもなの
普通に生き物が生きている時間
隣人はそろりとひそみ
悲しくなどないないと  
はじけてしまう

つるりと 空が転んだ
雪と雪と雪 こんにちは
殿上 童さんの砂木さんおすすめリスト(153)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
ほんとの土- 砂木自由詩11*10-12-19
黒揚羽- 砂木自由詩7+*10-10-1
天夜- 砂木自由詩6+*10-2-5

Home 戻る 最新へ
1 2 3 4 5 6 
すべてのおすすめを表示する
推薦者と被推薦者を反転する