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あなたのかたい頬
思いのほかやわらかくて
その冷やかな瞳にも
熱い涙は宿るのだが
心の奥深くに一つの扉があって
それは故郷へと繋がっている
絶対零度の沈黙
この地上の何よりも冷たい場 ....
冬は突き放すような抱擁
軽くドレスの裾を振るだけで
白い吹雪が真昼を閉じ込める
冬は火傷するほど冷たいキス
サイドミラーの氷を指先で落とすと
風の中 君の声が聞こえてきた
子どものころ ....
人生はだまっていてもギャンブルだ
伏せて配られたカードは平等なんかではない
そこからスタート
幸せな人生がどんなものか本当はわからないまま
何かを捨てて
何かを拾って
ペアだとかハウス ....
廻り廻ってさようなら
季節はまたも去って行く
やがてはわたしも去って逝く
寒くなったね
それでも今夜はまだ
震えながらも網をかけて
待っていましたよ
今夜はまたすらりとして
....
夏の雲は膨らんだ自我
眩暈 土砂降り 稲光
遥か上には秋の雲たなびく
天使の翼のように
美しき日に坂道を上り また下り
廃屋の漆喰は剥がれ落ち
背の高い草が住む
暗がりに ....
こわれたラジオの部品とか
いろんなガラクタくっ付けて
こさえたぼくの宇宙船
飛ばないことは百も承知さ
けれども心は飛んで行く
誰も知らない惑星へ
わたしたちは飽きもせず
あちらこちら ....
小さな子供のやわらかな髪を
指でやさしく梳かすように
風は愛撫する
幼いころから見慣れている
名も知らぬ野の草花を
市営住宅が建ち並ぶ
隙間の小さな芝生の上
心地良さげに ....
朝日はね
特に良く晴れた日の朝日はね
そりゃあもう別嬪さんで
たったひとりで見ていると
もったいないような
独り占めできてうれしいような
不思議だね おれは
新しい朝と結婚したくなっちま ....
あおばさんのただのみきやさんおすすめリスト
(68)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
黒髪彗星
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ただのみ ...
自由詩
20+*
13-1-4
幼馴染
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ただのみ ...
自由詩
23*
12-12-19
わたしがギャンブルをしない理由
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ただのみ ...
自由詩
20*
12-11-17
廻り廻ってさようなら/月と蜘蛛
-
ただのみ ...
自由詩
30*
12-10-19
美しき日に坂道を上り_また下り
-
ただのみ ...
自由詩
22*
12-10-4
ガラクタ宇宙船
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ただのみ ...
自由詩
23+*
12-7-31
夏のこどもたち
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ただのみ ...
自由詩
24*
12-7-24
黄金の花嫁
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ただのみ ...
自由詩
28*
12-4-22
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