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DANGER
●警告●
このボタンには決して手を触れないで下さい。
人によっては害を及ぼす恐れがあります。
その機械のある部分には
そう記してあった
BLACK BOXに隠され ....
庭に落ちた夕焼け、それだけじゃ
君を好きになる理由にはならないけれど
よく挨拶を交わす新聞配達夫がいつもよりも少し急いで
豆腐屋のラッパがいつもよりも何だか妙に心地良い
ご無沙汰だった静寂を内 ....
珪石、打ち鳴らし、
火花が砕けた。
日々には
何も影響しないし
縫い付けない。
去年の冬に読んだ、
ある外資系投資家の
凡庸な装飾と比喩、
エチオピア・ハラーという珈琲が
おいしいく ....
そう、遠くはないから。
大丈夫。
光の淵へ遊びに行こう。
夏になると
綿毛の灰色と
安曇川の水と、
母さんのトルコ土産の
キーホルダーに付いた
じゃらじゃらした青い目玉の
....
日々の風景が
柔らかい布で
硝子の小鉢を撫でている
堆積する繁華街の雑音と
踏み付けられたスニーカーの踵と
人知れず花びらを千切る風
この窓の外側では
幼い子供の笑い声と家族の灯 ....
まだ
あるくことすら
しらない
きみが
とても
ぶきように
そらを
つまんで
ふと
つぶやく
とてもちいさな
ことばが
....
夕食を食べ終えた革命家は
中国で批判され始めた魯迅を読みつつ、
その狂人と凡人の差異について暫し記憶を手繰り寄せるように、
かの英雄ドン・キホーテ・デ・ラ・マンチャをして
「狂気の沙汰だ」と罵 ....
許さないで下さい
机の上に転がる
果実に写った柔らかさを
ひかりの落ちる
ひかりの中で
願わないで下さい
薄く濡れたままの便箋や
握りやすい万年筆に
触れようとする
その小さな手 ....
夕立の中で君は背骨を読んでいた。
真っ暗な瞼のうらに現れているみどりの正三角形を、
くうきを吸い上げた則妙筆でなぞるように
繰り返してみる。
大地を這う蛇に似た、
千万(ちよろず)の ....
蛍光塗料で
発電したような、
剥き出しのエポック
僕は感動して
いやらしくニヤけていた
ここが先端
ひき裂かれ
乖離した阿吽が
子作りをしていた
終焉の人々は
自由に蹂 ....
あおばさんのはらだまさるさんおすすめリスト
(40)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
二十世紀機械
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はらだま ...
自由詩
3*
07-1-31
○○○
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はらだま ...
自由詩
6*
06-12-28
半導体、その彼岸へ
-
はらだま ...
自由詩
11*
06-12-15
削られる自意識と、楕円のうえでダンス
-
はらだま ...
自由詩
5*
06-11-21
琉球硝子
-
はらだま ...
自由詩
12*
06-11-3
ほとけ
-
はらだま ...
未詩・独白
6*
06-11-3
エーロゾル
-
はらだま ...
自由詩
5*
06-11-1
ひかりの落ちるひかりの中で
-
はらだま ...
自由詩
13*
06-11-1
背骨を読む
-
はらだま ...
自由詩
9*
06-10-31
終焉の間、僕を住ませてください
-
はらだま ...
自由詩
20*
06-10-30
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