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時々にしか会えない 僕の夢の友人
友人は僕のことを全て知っていて 親友と呼ぶのに相応しい人物だ
僕も友人のことを全て知っている
無限とも思える夢の中で 初めて会った時に僕達は阿漕な宇宙が ....
そうして…
ふと口ずさむ歌に思い出した君は 遠い過去
口癖の様に語った夢は歳に不似合い 笑いの的
耳をふさいで眼をつぶり がむしゃらに生きて
そうして…
学生時代の幼なじみ ....
曇を知らずに
ついばむかたち
花のかたち
あこがれ
うしろめたさ
午後の砂の輪
置き去られた目の幾つかが
むずがゆくからだにひらいても
窓を見つめることがで ....
一人で 足を伸ばして
ぼんやりと 考え事をする
お風呂の時間が大好き
でも 貧しい我が家では
気づかないうちに
浴槽の中は 冷めて 妙に寒くなってくる
あなたと一緒に入っていたときは
....
ポイントは、スロウ
誰かが間違ったとか、テレビが吐き出しているけれど
それが本当かどうかなんて誰にも、分からなくて
無駄なものを省いてきた、そんなつもりの生き方だけれど
結局何も捨て切れて ....
陰口言うヤツはどうして
俺の前で堂々と文句言わねぇんだろう
卑怯だ卑怯だって僕達の前で
散々愚痴を言うじゃない
聞かされる方の事も考えて欲しいよ
君がしている事はアイツらと
どう違 ....
いつかそんな風の中で、
僕らは、
(僕らは、といっても、極極限られた世界の中の
回る。
くるくる回る。
その霜を吹き飛ばす?は、知覧一体の茶畑の中に{ルビ犇=ひしめ}く林立し、
....
(そこはそらのとおりみち
なもないとりがとんでいて
はながたくさんさいている
そんなゆめをみた
ゆめはずっととおくまでつづいていて
そらはすんでいてとってもきれいだった
だからきがつか ....
この詩は、僕自身のために書く極個人的な詩である。
僕は世の中にある、
極普通の24歳である。東京在住のさえないサラリーマンである。
僕が世の中にあって感じていることをここでは、言葉の力と形を借り ....
家族に絶望して
ああようやく私もここから
逃げ出せると
そう思いました
血のつながりを
絵の具の白で塗りつぶして
ああ白色は
このためにあったのだと
私は思いました ....
2007/05/12
テレビの中にも
イースターエッグが飾られて
西欧の春のお祭りとして
楽しげに語られていて
季節の再生の喜びで
人々は笑顔ではち切れそ ....
五月の日差しが強くて
今日も真っ白なレースの日傘を差すの
傘の細い柄を ちょっと傾ければ
私は日傘の中に消える
すぐ横を通っても あなたは気づかない
別に あなたを気にしてるわけ ....
どこもかしこも歪んでるんだ
だれもかれもが歪んでるんだ
僕の未来も 悲惨な過去も
MOTHER FATHER BOTHER わかんない
BABY ジィチャン バァチャンじゃ なおさら
....
RADWIMPSの『ふたりごと』を聴きながら空想していると現実感が無くなり浮遊している気分になる
部屋は太陽に飲み込まれたように真っ暗だ
無限の時を刻んでいるように聞こえる置き時計は僕達には ....
あの娘のテレフォンナンバー
こっそり教えて貰ったよ
いつも気に掛けてるのさ
勿論君の事だよ
夕暮れに疲れて
赤いお酒飲みながら
寂しく僕は
ダイヤル回したくなるのさ
だからさ君 ....
折れた木の枝は
交尾中のティラノザウルスのよう
街路樹は
地面から生えた手のよう
夜の散歩道には
昼間に見えない
不思議な生き物たちが
姿を見せる
地面に映る ....
あたしは あんたのことがきらいだと言う
たてじまのTシャツを着たあんたは 聞こえないふりをして
うすべったい腹を 時計まわりになでていた
あたしには なんの文句もない
いつもど ....
黒猫
蝉
放置した侭のアボカド
起動為る前のデスクトップ
影
貴方の眸
(孵りたい )
皐月の穹は眩暈が為る
新緑が力を奪うんだ
茹で卵 ....
行儀よく座って
まっすぐ窓の外を見つめると
青みから老成まで
数多の緑点が集まる山並みは
ゆっくりと同じ方向へ
流されてゆく
次の駅では黄色い帽子たちが連なって
せわしなく目の前を泳 ....
君について知りたいことは山ほどある
君とはもう別れてしまったものだから
僕は飛行船に乗って旅に出る
美味しい水も持ってね
お母さんと7うまく行ってる?
体調はどう?
薬は飲んでる?
....
青い
夜明けのような{ルビ苧環=おだまき}の花を行き交い
小さな蜂が羽を震わせている
光は飴色に輪を広げ
触れるたびに緑の葉は揺れ動く
あいさつのように かすかにそっと
....
チョイト そこ行く お兄サン
何処へ往くかは 知らねども
ポケットの中 膨らんだ
箱の中身は 何じゃろな
コンドーム コンドーム
今日は 彼女とデイトだよ
力みなぎる若人は
今も ....
貴方の神は目の前に
天地を支えておられる
暖かい心に包まれて
永遠を授けられるのです
たとえ絶望に陥っても
神は貴方を掬い出すでしょう
たとえ苦痛に苛まれても
神はそ ....
いつかメンデルがせんせいの言葉で
彼女に教えてくれたもの
にんげんにとっては
哀しい筈のもの
それはすぅいと風に揺らぎ
ふわふわ散ってしまいました
もう既にいみは曖昧
十字架 ....
その本には
わずかな言葉しか
書かれていない
けれども
見えない言葉が見えてくる
それは
未来への希望であり
人生への疲れでもあり
恋する人への思いでもある
同時にそれは
読む人が ....
山鳥は、
語りえない
ゴム、しゃぼん
せかいは いとも
かんたんに
喧嘩する
きみを ぼくは零す
しゃぼんのせかい しゃ
ぼんの せかいは 簡単に
....
のこのこ2本のえんぴつが
ノートのはじっこから出てきました
詩なんて書くのはよしにして
今夜は夕焼けの夢を見ましょう
下手な詩は
ぼわぼわ炎で焼きましょう
くるり くるくる
....
お願いだからあの娘のことはもう言わないでよ
忘れられないけど忘れたいのさ
あの娘にこがれたオイラのハート
だってあの娘はいつだって
オイラのことには 無関心
無関心なのサ
無関心 ....
どんなこと思って歩いてたのかなあ
すれ違ったひとびとと
なんかしらの交流はあったのかなあ
息子が泣きながら家に帰ってきたんだという
友達どうしの大喧嘩に怖くなったんだという ....
つかめないから
つかもうとする
するりとぬける
透明くらげ
ゆらめくあいだに
消えてしまう
とどまらないから 不安になるよ
こっけいなふり
無理なく笑う ....
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