せめて汁男優よりも濃厚なお罵倒を顔にぶっかけて!。


口角泡を飛ばすっていうより喋る前からもう射精大会?。


あなたのことひとことで言い表せば穴の開いたコ ....
* 1

愛無しには生きられない
わたしは本気でそう思っていた


* 2

あの水着もそうなんだけど
これもなんだよね

目新しさは常に外側からやってくる
そんな時代になった ....
                     080530


キュー
キュービクル
美しい連想が
恐竜を孵化する
化石の卵から
人間も作る
キュービクルの巨人に
未来を託す
見てく ....
 僕は少女を飼っている。
 元々はしらがで生まれてきて、母親にすら気味悪がられて捨て子になった赤ん坊だ。
 ほんの思いつきで、行き当たりばったりで始めたのだけれども、赤ん坊には愛だけを教えようと考 ....
ことばとかことばとかことかことばとことばかことことばとかこことかことばことかばとかこことかかことことばとかことばかとかことばとばかことかことばとかばとかことばとかことかばとことことかことばとかこことか ....              080413




あめがふってきたので
  あめがふってきたので
    あめがふってきたので

雨が降ってきたので
今日のフリマは中止です
音の無 ....
ぼくは潜水艦になる
押し入れのハッチを閉じて
ながいながい航海にでる
まっ暗の中のひとすじの光は
消えることのない流れ星

ぼくは潜水艦になる
黒いごみ袋に入って
埠頭についたパパとマ ....
一人待つ少女


恋人が遠くから手を振って
駆け寄って


笑顔で温かく迎える




そんな恋人たちのそばを通り抜けて
僕も笑顔になる


誰かが今日
どこかで ....
ダリアには毒がある
私はちっとも知らなかった

友達ん家の庭先に
昔咲いてたあのダリア
おっきな真っ赤なあのダリア

あれもやっぱり毒だろか
ちっとも知りやしなかったけど
それでもや ....
コッペパンを3分の1
残して 思案する
枝豆とチーズを少し
小さい親指で ぎゅぎゅっ
と 押し込んで
可愛い子 口角が少し上がっているね

『よくできました』◎

「ちゃんと食べ ....
 
 
やさしみの
さかなが
しずかに
みなもをおよぐ

やわらかな
さざなみは
しあわせなきおくを
みたそうとする

やきつくされたあさ
さいれんがなりひびく
しきはまた ....
はさみ
兵藤ゆきより
大きなはさみを
買う
ポケットには入らないので
背負って
帰る
兵藤ゆきですら
背負ったことないのに
道が市街地に向かって
少し車で混んでる
子供の頃
兵 ....
 DIVA




 響きのないところに唄は産まれ
  伝えようとしている。

 幾つかはこぼれ
  すでに無くなったのだとして、


 ひとつひとつ、
  朝日に撫でられて ....
一年ぶりにルゾンに行った
エリーはまだいた
胸元の開いた黒いドレス
すっきりと鎖骨があった
その間からはるか遠く
エッフェル塔が見えた
エリーは携帯で撮った
子供の写真を見せてくれた
 ....
まっ赤で
おおきな歌に
くだかれた夕暮れの
かけらをよせあつめて
ぼくはトルソーを
つくった


奄美の島ざらめを
たくさん、うみにながしたら
おおきな涙に ....
折りたたまれてゆく季節は
いつか振り返れば
一瞬なのかもしれない
湧きいずる水におされて
いま
雲母のいちまいが
なめらかに遠ざかる


使いきれなかったノートの白さ
描ききれなか ....
 ある日の夜 家の前で僕は丸々と太った黒猫と出会った
 黒猫と僕は目が合ってふっと立ち止まった
 僕はそのまま無視をして立ち去ろうと思った
 けど黒猫は僕から視線を外さず 鋭い眼光で僕を睨んでき ....
二日遅れのホワイトデーの
白いリボンを髪にのせて
ふわりと回ってみせる君は
大きくなったら
メイドになりたい
という

人様に奉仕したいとは
見あげた心がけだ

解釈は準備してお ....
{引用=




  うすむらさきの 人々が 自転速度で 水平線から
  粉末になって 夜になる 太陽が 空にのぼるから
              きみは 太陽を掴まえる
  緋色の ....
行かないで、お願い

そう言って小さな女の子が俺の手を引いた
夕暮れ 海に落ちてゆく日は
どうしていつもあんなに決定的に
強烈に 
美しいのか

海辺の教会から ....
夜のように黒いギター
男の心は弦のように震えている
お前を求める狂おしさに
かき鳴らす指は赤い血でにじんだ

男の心は届いているか
男の歌はお前に響いているか

闇のように黒いギター
 ....
             はばたき
               怯え
                鼻先で
                子供たちの
             ....
あの子はとても臆病

電車に乗ることすら
躊躇してしまう
きっと
知らない世界に行ってしまうに違いないわ、なんて

あの子はとても臆病

食わず嫌いばっかりして
チョコレートは ....
にんじんの形をした雲が
夕焼け空をロケットのように吹っ飛んでいく
月面では青ざめたウサギどもが
手の届かないにんじんに地団太を踏んでいる

揺れる
揺れる
揺れる

振動が足元から背 ....
街の境界で
2才児が、
空を裂いていた。人々のさまざまな傘が壊れだし
小さなハミング
ひびきにとらわれる、成長痛
からだの隅々で、こんなに軋むとは
思わなかったね
次から次へと間違いを正 ....
ぶちこわせ 峰打ちじゃ
安心せぇ峰打ちジャ
そうじゃ峰打ちじゃ峰打ちじゃ
心配する必要はない峰打ちじゃ
あれもこれも峰打ちじゃ
だからしっかりこころもてぃ
なにもかもが峰打ちじゃ
真剣でさぇないのに ....
ころころと手の中転がる丸い玉
紫 群青 紅 桃色 
光輝きころりんこ
瞳の輝き映し出し
きらりららるらりらら
想い 思い出 淡い恋
紡ぎだしてくゆらるるり
子供達は玉創り
心のどこかに ....
今夜は酷い夜霧だ
むやみやたらに出歩くと
街の真中で遭難してしまいますよ
旦那
今日の所は

この常夜灯の下で
霧宿りいたしましょうよ



『常夜灯の下で』 ―銀の夜を溶かして ....
聖なる夜には
あの家族の幸せを祈ろう


聖なる夜には
あの子供の幸せを祈ろう


聖なる夜には

あのひとたちの幸せを祈ろう



あの人の笑顔を思い浮かべよ ....
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