・2007-07-21

おうさまは裸だぼくも脱ぎましょう

生きている人のものだね神様も

俺の血でいい子を産めよ蚊のばばあ

脱獄のあとでこっそり寝に帰る

行間にアンゴルモア ....
世界の片隅に咲く花を
うつくしいと言うことはできない
ぼくはその花を
見たことがないのだから
その花自身は
なにも語らないのだから

あなたが
浮かんでいる雲を見て
自分にも翼がほし ....
バックミラーの中
満月には少し足りない月が
どこまでもどこまでも
追いかけてきた

ヘッドライトの灯りの中
小さな白い子猫が
おびえた顔で行き過ぎて

外灯の影を
 ....
ビニール傘を連れてバスに乗る
車たちはいつもより低いところ
色も形も残らない淡い流れ

信号の度に苦しそうな馬力
ため息つくバス停
鼻づまりアナウンス

ポケットを探ると298円3セン ....
優しい、せせらぎ

豊かな水の
湧き出すところ

素足で岩場を歩き
小さな蟹を捕まえた日は遠い



空には光が溢れ

眩しさに視界を覆えば
木の匂い



水面に映 ....
空色のキャンパスに





白い絵の具で




描き出す




気まぐれな神様は





二度と同じ形を




描くことはできない

 ....
「暑いよぅ」

…だから
お家に入りなさいってば
好きな空は、秋の空。

だけど。

夏の青空も、好きなのです。
その重さは
平等ではなかった
がしかし、
下に位置しようと
劣と評されようと
充分に重く、
尊ぶべきものだった
僕は壁にもたれ掛かる。

人にもたれ掛かったら、オモイだろうから。

僕にはどれだけもたれ掛かっても、倒れないよ。

裏切ったりもしないよ。


一人で壁にもたれ掛かって。

缶 ....
私が見つめていたいのは
空だけであり

私が見つめられていたいのも
空だけである

その真実が
私から空を遠ざけている
ひなはとうとう
自分が足をあげると
道路にはりついてる黒いかたちも
足をあげることに気づきました

ひなの世界にはまだ
「カゲ」という概念がないので
それは楽しい発見らしく
何度も足をあげて試してま ....
ミンミン、シャララと
朝からセミの声

思いきり
深呼吸して
空を見上げて

ぽかりと浮かんだ
雲に手を振って

よし。
夏を迎える
準備ができた。
ボケットに
愛をつめこんで
電車は走る

窓の外には
形を変えた愛が
こんなにも多く

ざぶざぶと
波に洗われ
そして
さらわれてゆく

あなたが
待っている
駅までつづ ....
・2007-06-27

みみたぶが東海道をつかまつる

石橋を渡ったあとで叩き割る

挨拶が済んだ途端に落とされる

ワカバラじゃないので席を立ちません

青からず赤からずして好 ....
もし、80歳ぐらいで、先に僕が死んだら
「やっと死んでくれて、せいせいしたよ」と笑ってください
 君が死ぬときは 僕が迎えに行きます


君は
「爺さんのお迎えが来たよ 、、、まだ、早 ....
花が
さいて
ゆれています
いつもの
野原
いままで
しらなかった
花が
さいて
ゆれています
テレビ欄のうえは 気持ちが良いにゃご

我が輩 新聞紙のうえで眠るにゃご


えぬえちけーでは 有名な詩人さんが朗読してるみたいにゃごなぁ

でも 我が輩 眠いから 寝るにゃご

おやすみにゃぁ
ミネラルウォーターをのんだら

心臓に沁みていくかんじがした

血まみれの心臓が

洗われるかんじがした
初めてラムネを飲んだのは
確か5歳のときだった

ママとパパに連れて行ってもらった
近所の夏祭り

小さなベンチに腰掛けて

ガラス玉を落としてくれたのは
パパだった

ビンに口 ....
空泳ぐ魚が水面に映ってる

せせらぎの声が今日は風邪ぎみで

光る瀬に低空飛行の戦闘機

居眠りの私を蟻が巣へ運ぶ

川の瀬に溺れる私の夕まぐれ

さようなら魚が跳ねて言いました
桃売りのおじさんが
店をたたみはじめた頃
空はグレー、
そのずっと先に
茜。

こちらに気がついたおじさんが
 最後だから、
 まけとくよ。
と言う。
桃の香りで酔っ払って ....
橋の上を
こどもたちが
笑いながら歩いてる
橋の下を
川が笑いながら流れてる
あんなに笑顔で溢れていた橋が
今は静かにこわされてる
橋の向こうに
笑うひとが
いなくなったために
カーテンのなか
星が瞬く
わたしの夜は
白雲に
知らされないで
過ぎる

忘れない方法を
忘れたから
忘れる方法も
忘れた
わたしはカーテンの兄
星の夜は
瞬いて ....
子供達がそんなに残酷な事件ばかり起こすのは

きっと映画やゲームの影響ですよ





大人達がそんなに評論家の真似ばかりするのは

きっとメディアやマスコミの影響で ....
消えるまで見てあげたこと無いね虹


泣いてるとこれでもか的日本晴れ


茶柱が人相を見て思案する
湖に沈んだ街

彼らが重ねた空は

あの頃のまま


田んぼに水が張られ

浮かぶ面影の街

彼らの眼には

僕らの影を数えた空が

どう…映るのだろうか
ブランコが
揺れていて
あたたかい
まだ近くの
更衣室に
脱いだ服が
濡れた月に
ただよう
闇のなみ
かきわけて
音だけたよりに
つかまえて
ブランコは
真夜中の
プール
 ....
幸せな夢から覚めたら
恋人がたくさんいて
誰とデートしようか
吐き気を抑えながら悩んだ
恋人なんかいらない
面倒なだけだ
たくさんなんかいらない
ひとりだっていらない
まったくいらない ....
傾くピアノの黄昏に
透明なオレンジの
一滴が
空に
しみてゆく


そうして
トタン屋根の宇宙では
魚たちが
泳ぎはじめるのだ





どうか
明日も小鳥たちが
 ....
weed & skyさんのおすすめリスト(143)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
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夏の日- 由希自由詩2*07-8-4
神さまは子ども- ユーヘッ ...自由詩107-8-4
「暑いよぅ」- 風音携帯写真+ ...7*07-8-4
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つぶやき- FUBAR未詩・独白7*07-8-4
背中。- 狠志自由詩207-8-4
真実- 松本 涼自由詩607-8-3
カゲとひなちゃん- a/t携帯写真+ ...1107-8-2
夏支度- 風音携帯写真+ ...5*07-8-1
黄昏- 小川 葉自由詩607-7-28
雑句(2007-06-27〜2007-07-18)- 若原光彦川柳1107-7-19
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テレビ欄のうえの寝心地- 北大路京 ...携帯写真+ ...7*07-7-17
ミネラルウォーター- 自由詩1*07-7-17
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さようなら- 小川 葉俳句607-7-16
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