顔の綺麗な女が顔の醜い男を笑い

顔で判断する女を性格で判断する男が笑い

性格で判断する男を冷めた女が笑い

冷めた女を熱狂的な平等主義者が笑い

平等主義者を死ねないペシミストが笑 ....
僕は名前が欲しかった

「僕は名前が欲しいんだ」

「うーん、君は『白』にはなれないね」

目の前にまぶしい色があらわれた

「だって『白』はこれだから」



「他に名前はあ ....
間違ったり

気に入らなかったり

そういう文字を

消して

消して

奇麗に消せたり

うまく消せなかったり

そうこうしてるうちに

自分が消えた
造り上げた大きな夢は                                                              
それよりも大きなものに                ....
織り姫は
  たなばたまでに
      ダイエット★   
こんなにも隙間が空いているよ

さあ

飛び出そうよ
十六歳の感傷に腰掛けて
ぼくは詩を書き始めた
ぼくの孤独といえば
せいぜいコップ一杯分の涙ほどしかなかったけれど
二十億光年の彼方の星からの引力で
コップの水が波立つことを幻想するのだっ ....
世界中の苦労を集めて
みんなで均等に分け合ったら

僕の仕事は減るのかな

世界中のお金を集めて
みんなで均等に分け合ったら

僕はマイホームを買えるのかな

世界中の愛を集めて
 ....
ぼくは普段は草食だけど

きみがあんまりいい匂いだから

ついつい食べたくなっちゃうよ
  農夫は詩人である
              こうず まさみ

農夫は田畑で働く詩人である
土の匂いで土の声を聞き
土の匂いで土の願いを受け止め
命あるものを育てる

蜜柑の収穫が ....
イ、イェーイ! イェーイ!
イェイイェイイェイイェイ!
イッェーイ!
……ハア

イェイイェーイ!
イェイイェーイ!
イェーイイイイイイイェーイ!
……マジカヨ

イェーイイェー ....
katudou suru utagoe wa dokoka e iki dokoka de sodatu tatoeba mizu no nagareru basyo de sore wa sodat .... 赤いちごだったハートの彩りじゃあなたに届くかなという逡巡 えんとつからしろいけむりがもくもくとはいしゅつされる

たてもののなは

へびーすもーかーしゅうようじょ
さぁ コーヒーをもらおうかな
ブルーの空 いれたての春
風にとけるまえにほら、
寒空に
何を見るのか
ふゆかもめ
凍てつく海は
薄氷となり
朝 僕は目が覚める
昼 僕は元気な振りをして
夜 僕は幸せになる
空 に 見 つ け た

君 の 羽 根
灰暗い店に立ち込める匂い
ビールとカクテルが笑い出す
煙草の煙は七色に泳ぎ
そうして私たちは手を
不安定な夜には
不安定なモノがやってきて
不安になる

静けさが耳に
染みる夜には
何処かに人の
気配を感じて
身を締める

ふと
暗闇に慣れた
気がして来たら
疲れさえ忘れ ....
おおきい かあさん おおきいな

ちいさい とうさん ちいさいな

ひるね ひるね らいおん ひるね

おしろのてっぺん こうじちゅう


+


さとうと えんぴつ けんかし ....
別にいいんだよ
元々こうゆう目つきなんだから
言いたいことを言おうや
顔色なんて気にしないでさ
風が

青の水たまりの上。
冷たいから逆に手を振って笑顔で白い歯を見せるようにした。
くもりがらすだから逆にもっと覗きたくなった。
くちびるだったから逆に気持ち悪かった。
むかしの話してもいい?
小学校でさ、こうもりって ....
いないよ
誰もいない
警察手帳を見せたって
撃鉄の光で脅したって
きみを抱きしめてくれる人なんて
世界中どこ探したっていやしない
いないよ
誰もいない
いくら叫んだって
針みたいな雨 ....
旅立ちにはもってこいの日和だ

風は南南東
ロウソク工場の煙から
推測するに風速は2m
30cmより遠くへは
誰も運んじゃくれない

 ひとがうらやむほど
 上手に飛べるわけじゃ ....
静かだけれど
確実に変化のある日

帰らなくちゃいけない
帰らなくちゃいけない

始発の鈍行列車に乗る
  雨の日には
  誰かの心がおわる

  かつて夏の日に
  鳥がいなくなってしまった
  残された鳥籠のヴィジョン

  死滅した都市だけが
  優しい思考を生きてゆく
鶴なんか折るな
紙がもったいない
噛み付いてきた挑戦的なサンドイッチを

僕は消せなかった

赤いトマトの緑がかった種を

どろりと垂らしながらも勇敢に立ち向かう(きっと)彼を

僕は消すことなんて出来なかった

 ....
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