いつもそうやって
自分をごまかすのね
{引用=それは何用の仮面?}
ねぇ 時々は見せるの
自分の心
{引用=扉は開けないほうがいい?}
話してみれば
あなたの心の色
{引用=そんな ....
あまりに授業がつまんないから
後ろの方の席で
寝たふりしていたんだ

そのうち授業も終わって
学級委員の相馬君が
「起立」って言って
みんなの立つ音が聞こえてきた

それでも ....
どっかが

欠けている気がするんだ

物とかそういうものじゃない

何かが足らないんだ

欠乏しているんだ

咀嚼によって

「それ」は、果たして僕の一部になりえるのか

 ....
いつしか
気がつけば仮面を被っていた
ずっとだ

今となっては
肉に食い込んで一体化して
はがすこともできない

仮面と書けば
異物感は否めないけれど
僕が造りだした僕の一部だ ....
利口じゃない駆け引きも
一夜の夢ならそれもいいのかもね
{引用=膨らみだした欲望の箍を外したなら
君の中渦巻く深海に飛び込んでみようか}
欲張りなくらい求めるのは
退屈な日常の裏返しかい?
 ....
じゃぶ
じゃぶ
じゃぶ
ざー
ざー
ざー
ごしごし
彼女の破片がついた手を洗う
あらうあらう
流してしまおう
気持ちが悪くなる前に
毎週土曜日に
公園のベンチに座って
いつも本を読んでいるあの娘

しなやかに伸びる黒髪
透き通るような白い肌
どこか寂しげな横顔

時々となりのベンチに座って
本を読んでみた ....
ねえ、まだ起きてる?
くたくたに疲れたよ

朝から晩まで働いて
晩から夜中まで働いて

もう限界

目が見えないよ
耳が鳴るよ

腕が震えるよ
足もがたがただよ

何もいら ....
道は暗く街頭に照らされたまま

そのうち街頭も見えなくなってきた

暗闇の中一人で歩く

光が星の光だけ

薄い光があたりを照らす

星の微光の中

音も何も聞 ....
小説を書いている
けれどいつも終わりが思いつかない
そんな小説が今日7作目になった
ちょっとだけラッキーなんて
冗談なことばかり考えながら
今パソコンの前で足を冷やしている

いつも終わ ....
春は まだまだ来ないから

ひとりで待つのは
退屈してしまったし

ひとりで眠るのは
とても寒いから


君の体を温めて

私の体を温めて


決して 心ではなく
自分が望むことには
必死
他人が必要なことには
無関心
あなたは今何歳?
いつまでわがままな子供でいるの?
なぜそれが皆を遠ざけてるって
気付かないの?
ちょっと遠くまで 一人旅してきます

行き先はブルゴーニュ地方 はじめて行きます

街の真ん中にある ノートルダム聖堂の

ケルト信仰と錬金術に関係があるって噂の 漆黒のマリア像に

 ....
太陽が輝くように 人間もまた輝く
だがそれを汚す事もできる。

やり方は実にシンプル
自分にとって

気分の晴れること
都合の良いこと
仲間同士で分かち合えること
ストレスを発散する ....
空を飛びたいと人が願うのは

地に束縛されていると思っているからだ

囚われているのは人間ではなく

人間の頭(意識)であるのに
この汚レ物の景色の
またと見ない サヨナラだけの
日々の連絡と
グロッキーな夜明けと
どうしようもない欠伸、そして
冷えきって
重たくなった女の
尻と魔術と




 ....
この胸に描かれるのはただのイメージ

先細りのことばで色を重ね

彼方の胸に届くイメージが一番真実に近い空






まばゆい日差しをだっこする ....
映し出した スクリーン
描き出した 或る色彩
見えている人と
それを動かす 見えない人

その世界は 時に美しく
時に悲しく また壮大で華やかで謎に満ち
最近は 嫌悪すべき怠惰とステレオ ....
真昼の空に
白い月
青い空の
白い月

それは
見えないけれど
そこにある幸せ
国道を挟んだ向こう側
その彼女はすれ違いざま
デジカメで私の方を
撮った気がした

私がそちらに顔を向けると
カメラを構えたまま
意味深に微笑んだ

そのときは
『何だ?この女は』 ....
思わず舌なめずり
夜がくれたとっておきに
今夜のごちそうは
ぼくらがこぼしてった寂しさだ

悲しい目をした影が
召しませ、と
差し出す心臓


汚れた手で拾い集めて  ....
明日は確実にやってくるけど、
手帳のスケジュール欄、明日の予定は空白で
手帳に差さっぱなしのボールペンはもう長いこと蓋が開くこともなく
乾いたインクの匂いは軽薄で真白な手帳は滑稽だ
 ....
地球を動かして
昼夜のスイッチは目まぐるしい
窓から眺めてた青空が不意に宇宙に変わったり
天体を流れるエーテルに頬が湿る
この時は加速しているようで
ほんとはもう止まっている
どこ ....
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