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森は沈む
銀の花に
残響に
緋の笑みに
秋を穿つ泥まみれの羽に
森は沈む



鏡の乗りものに映る青空
死が飾られた街の隙間に
冬の色の海が見える
その鳥はとどろき ....
見世物小屋のなかの
見せるもののない見世物




誰も見ない見世物
こうやって部屋のなかから窓の外を見ていると、雨の中でしか生きられないけものになってしまったような気がする。穴ぐらのなかで、ひたすら雨を待つ。エサはあるのだが、自分のツメで獲物を引き .... 天気雨が終わり
朝が降る
花の頭の魚が
光の首の鳥が
幾つもの頭の獣が
何匹も空へ昇ってゆく
海のなかのふたつの木
冬の終わりとはじまりのように
降りそそぐ朝のなか ....
モーヌ。さんの木立 悟さんおすすめリスト(64)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
銀花_Ⅰ- 木立 悟自由詩606-5-27
ノート(35Y.4・22)- 木立 悟未詩・独白106-5-22
雨(1986.8・4)- 木立 悟自由詩1206-3-2
降り来る言葉_Ⅲ- 木立 悟自由詩404-1-3

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