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自分が忙しいときほど
周りにやさしくありたい、と
思います
周りが忙しいときほど
あたたかく包んであげたい
そう思います
本当は手を貸してあげたいのだけど
今 ....
薄くゆるやかな隙間から
見え隠れする姿
ひそかに映る白い笑みは
今何を語ろうと
かたくなな心そのまま
やわらかな羽衣に包み
両手から
そっと空へと放つ
わずかにそよぐ風と
ま ....
身辺整理は着々と進んでいるのに
心の整理はつかないまま
あなたの言葉は
やさしく
残酷だ
身辺整理が着々と進んでいる中
今頃やっと気がついた
あなたの言葉は
額の中に向けて ....
芽
生命力
甘
幸福感
柔
含水力
香
安心感
苦
分解力
旬
熟しきっていない
成長過程にこそ
おいしさが
深い深い記憶の奥
絡み合う蔦の
苔むした石橋
深緑に輝く水に
めくり上げた素足を浸し
木漏れ日に目を細める二人
手をとり
見上げ続ける
僕らはいつも一緒だった
それぞれが
....
ある日突然
人を魅了するような
やさしく穏やかな
寛大で力強い
音を奏でられるはずもなく
今日も地道に
地味な練習
そんな音を奏でるには
日々流れゆく音に耳を澄まし
イメージ膨ら ....
頼まれ事は
断らないをモットーに
どんな小さな雑用でも
どんな大きなお仕事でも
断らないをモットーに
過程が大切なのは知ってる
それは良くも悪くも
自分の ....
芽吹きの季節とはいえ
冷たい風が菜の花を揺らし
川面を颯爽と走る
光が流れていくのを
ただぼんやりと見ていた私は
纏わりついた髪をすき
静かに歩み始める
荷物は案外少なかった
....
終わったぁ〜
首やら肩やらあちこちが痛む
大きく伸びをして
首を傾げて
ギュウ、としこりを押すと
痛/気持ち いい
そんなとき
君のことを思い出す
....
静寂
響く規則正しい音
呼名
瞼を持ち上げかすかに
見上げるあなた
いつの時をみている
そこに映るは
白き天かそれとも
遠き日のあなたか
呼吸
静かに刻む
命
それ ....
確認しないほうが
幸せなことって
あるよね
確認しない幸せ
私はもう君に
確認しない
君も私にもう
確認しない
幸せでいよう
私の日々は
確認せざる終えない位置 ....
静かに
長く連なる
落下して
地面の
ずっと奥深く
張り巡らされた手から
温かく
吸い込まれ
生命の源となる
それは
凍りついた世界を融かし
別れを告げ
訪れを呼ぶ
....
朝のはじまりが
私より早くなった
がんばろう
緩やかな変化と共に
この小さな箱庭で
生きていくんだ
大切な人たちを
大切にして
生きてゆこう
数分先の未来に
....
こころを一部
切り取った
切り取られたこころ
わたしを離れ
苦しそうに跳ねる
しかしまたすぐ
新たな血管が生まれ
弱々しくはあるが
規則正しく
収縮し始める
もうわたし ....
それは私の一部
私は音となり
あなたはその音で
美しい音色を奏でる
深い森の静かな朝
川の流れと風がささやく
静かな音色
まだうまく歩けない
子ぐまをやさしく見守る
暖か ....
整然と並ぶ
薄暗い部屋で
こんなに人がいるのに
と思う
誰にも会わない夜
誰にも会わない朝
白く濁す冷たい空気が
わたしの存在を確認する
研ぎ澄まされて
幸運かどうか分か ....
ほら
巻き方が甘いんだよ、
ひとりひとり
人が違うように
ひとつひとつ
こころの形も違うんだ
幾つかの
こころを固めて
ぐるぐる巻きにして
静かに
箱の中へ収めてきたけ ....
君と僕の間に
閃光弾を落とす
一瞬で周囲をくらまし
光だけ
誰も傷つけず
ふたり
姿を消す
それは
真を幻が包み込み
やがて幻が解ける頃
僕は真を
街に焼き付ける
....
あなたの住む街へ行こう
そう思う
そして
意図的な偶然で
何食わぬ顔をして
あなたに道を
尋ねるんだ
一緒にいることは
できないけれど
それでも
せめてわたしにでき ....
海面を
半音ずつ上下させ
間隔を
少しずつ狭めていくと
音もなく
止まったように
張り詰めた海面は膜を張り
そのずっと深くに沈んだわたしを
柔らかく包み
すくい上げる
....
あなたの痛み
あなたの毒を
あなたから
激しく
受け止める
あなたの闇がわたしを
循環する
心から発し
心で着し
すべてが黒になったなら
時間をかけて
一滴一滴
....
この世界では
もう
寄り添うことができないので
わたしは
新たな世界へ
あなた探しの旅に出る
指を鳴らすと
広がる世界
影絵遊びで
小さな世界
新たな世界は
多く ....
ピンクのシャドウは
煌めきと愛らしさを
ピンクのグロスは
潤いと艶やかさを
一瞬のわたしを創り出す
Jewelな空の下
ちりばめられた箱の中で
ピンクのグラスを傾ける
....
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