日だまりに停車してある軽トラできらきら光るホットサイダー



おじいちゃん早く渡りな大丈夫道路は三途の川じゃないから



祝日に国旗を掲げる家なくて家主の世代交代思う
 ....
マフラーをとった3日後
ニット帽を脱いだ

うららかな陽射し
左腕にコートの重み

リビングルームの窓が
ぴかぴかになる

カフェのトイレにて
こっそり脱いだババシャツ

自転 ....
湿度が照らされないまま
気体は説き伏せられている
そんな午後の高度をさぐって
午前が苦しそうにつぶやく
おはよう、と

 あれはポストですか
 いいえ電信柱です
 真っ赤な電信柱

 ....
ひやり 
頬にひいやり
まばたきをしたら
お日さまのこぼした泪は
空にひろがって
くりいむ色の野に
しろい花が咲いた
ぽつぽつぽつ 

鳥が落ちて
風がめくれあがり
足音がかけて ....
美しい犬がいた

おばあちゃんが しゃべっても
おじいちゃんが ふらり通っても
見慣れない客の私が そわそわ頭を下げて
みつめても
じっとして

娘が話しかけると
ぺたんとした長い耳 ....
風と雪が一体になって
すべて吹き去ろうとする
なんて
東京の人は信じないだろな。

こんな初めての日はすごく嬉しい。

秋田での出会いや繋がりや見聞きした全ての出来事も
消えてしまうだ ....
情緒に問題あり、と
言われた、三者面談で
帰り道、お母さんが
泣いていた、自転車の
荷台で、情緒の意味を
分かりかねていた
テンイヤーズオールド


西日のまぶしさだけ
息が詰まっ ....
ヒリヒリしたことばを書くとしても
きっと奴らは寝ているだろう
生まれてから今まで
ずっと目を開け続けている人間などいないのだから
みんなどこかで見解をこぼしている

ソクラテスは無知の知だ ....
こどもたちが
口を真っ赤にしながら
園庭であそんでいる
誰かをつかまえ
気に食わなければ噛みつくために


こどもたちは
細い睫毛にひとつずつ
金銀の王冠をつけており
その毛並みは ....
冬の朝の肩口を
ふゆ
となぞり、柔らかさを与えてみる
100℃が滑り落ちていく、
白い学校から海までの坂道のなかで
袖をつかまれたまま
伸びきってしまうラーメンのような

(海はきらき ....
豊かさの中で
ぼくたちは泣いている

ほしいと思ったものが
いつでも手に入るから
いつでも捨ててしまう

持つべきものがなくとも
誰かが持ってきてくれる

便利さだけでは
豊かに ....
追いかけるのはいつかの夢
{ルビ揺蕩=たゆた}うのは幸福だったころの記憶
抱きしめるのはあのひとの気配
口づけるのは囁かれた愛のことば
燦燦たる陽のしたで赤く爛れるのは向日葵の花

瞬きの ....
赤いふくを着て
ツミノコシが生えていた
しょげているのか、ぬれていた
それでもいくらか
嬉しいようだったので

どうして つんだのと
先生に 尋ねた


咲かないようにね
先 ....
夜が、二足歩行で
足早に通り過ぎていく音を
淡い錯覚にくるまりながら、聴いていた
抱きしめあう行為は どこか
呼吸と似ていて、ときどき
わたしたちは声を漏らす
ともすれば ....
               07/07/05

驚いた!
変わったわね、
と言われて
鏡を見たら
知らない人が
こちらを見ている
顔を盗まれたのかと思ったが
盗まれたのは記憶のよう ....
一人ぼっちだ
花々の中で

麦畑を風が渡って
そこに点在するポピーは
そのひとつひとつが
恋で

黄色と赤の美しい翼を持った小鳥が
巡礼道の真ん中で風に吹 ....
詩を書く人は
ほとんど男に多いのだが
自分を重要人物だと思い込みすぎている
音楽はそうでもない
映像や漫画はもっとそうでもない
演劇だと少しそうでもある

ネット詩人というか
いい年こ ....
わたしは神に選ばれた亀の子たわしだ仕事はごしごしである。



たわしはわたしだ!だからといってどうというのでもないごしごし。




渡したたわしは ....
フ と目の前に綿毛が飛んでいたので

ク とつかまえて離して見ると

それはチカリと赤い血の玉で

もう一度握ってはなすと

{ルビ捩=よじ}れてつぶれて菱形のいのちに変わった ....
グレーのさぎょうぎを きた

ぶかぶかの 

ニッカをはいた

ぼうずあたまの

よく あせをかく

うつくしい はならびをした

しょくにんになりたい




ぎを ....
俺が毎月主催させてもらってる自由参加型の朗読会にて
参加者がステージに立ち自己紹介をする。
「こんにちは、フォーラムでは××という名前で書いてる○○です」
など、という人は結構いる。
 ....
果して
愛は
枯れないだろうか

愛はいのちを生かす
愛はすべてに宿っている
愛は忘れ去られることはない

しかし果して
愛は
死なないだろうか?

木の葉が光をみつめている
 ....
以前、同じタイトルがありますが、アニメで楽しんで下さい。 タイトル通りですかね。 こういう表現もありかなと思って投稿しました。単純ですが… コーヒーカップの中に
スカートをはいたライオンがこっちを睨んでいた
動物図鑑を投げ入れたら
羊の写真でセーターを編み始めているので
砂糖を入れてスプーンでかき回した
匂いを嗅ぐと春の草が漂っ ....
ドル箱という箱を見たことがないのですが、
それは米国製の米櫃でしょうか。



「おとといきやがれ!。」
ということは、
先日お伺いした時には、
もう了 ....
へそで茶を沸かすにはどうしたらいいのか?
俺はそのことばかり考えている
誰もがへそで茶を沸かせるようにならなくちゃいけないと思うし
実際そうなればガス代が浮くしエコロジーだし
サミットでへそで ....
わたしは幼女になって
あなたに誘拐されたい
ひらひらと
垢ずんでいく赤いスカート


ひとこともはなさない
あなたは
それに気付くことも
ない


わたしたちは
いつか家 ....
パズルとは
なんじゃらほい
なんじゃら
なんじゃらなんじゃらほい
ほいのほいのほい
ほいのほいのほい

じゃらじゃらパチンコ金儲け
親父の頭は硬すぎて
じゃらじゃらしてたら ....
イダヅカマコトさんのおすすめリスト(404)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
思春季- 本木はじ ...短歌2208-4-5
はるなの- ましろ自由詩6*08-3-29
午後- 葉leaf自由詩408-3-15
うつろいの花- ましろ自由詩12*08-3-6
美しい犬__〜ペロリーナさんへ〜- ましろ自由詩5*08-2-27
暴風雪- ましろ自由詩5*08-1-24
ペダル- 手乗川文 ...自由詩3807-12-30
内輪差を説明するイラストの中の後ろタイヤに巻き込まれる少女の ...- ピッピ自由詩807-12-21
うすいスープ- フユナ自由詩22*07-12-12
ベビースター- 水町綜助自由詩14*07-12-7
豊かさの中で- ぽえむ君自由詩18*07-12-1
花のなまえ- 月下美人自由詩13*07-9-10
ツミノコシ- フユナ未詩・独白307-8-19
リスク、- 望月 ゆ ...自由詩61*07-7-9
月刊「動物園」- あおば自由詩12*07-7-5
小さい- 水在らあ ...自由詩37*07-6-25
表現者について- 馬野ミキ散文(批評 ...14+*07-6-23
「_たわしはわたしだ!。_」- PULL.短歌3*07-4-1
1997- 水町綜助自由詩27*07-4-1
しょくにんになりたい- 馬野ミキ自由詩2007-3-29
フォーラムでは××という名前で書いてる○○です- 馬野ミキ散文(批評 ...1807-3-29
果して愛は・・・- こしごえ自由詩16*07-2-21
ポエム関数(アニメポエム)- ぽえむ君携帯写真+ ...4*07-2-14
詩よ心を撃て!(アニメポエム)- ぽえむ君携帯写真+ ...11*07-2-13
言葉は変わる(アニメポエム)- ぽえむ君携帯写真+ ...16+*07-2-12
午後のコーヒー- ぽえむ君自由詩18*07-2-9
「_はてなくん。_」- PULL.自由詩14*07-2-4
へそ茶- 新守山ダ ...自由詩1007-2-1
春彼岸- フユナ自由詩18*07-1-28
セミの抜け殻パズル- あおば自由詩5*07-1-28

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