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雨の降りそうな赤い夕立前に
背中だけ次々落ちてきた
それはいつも誰か
夜の底辺、まどわされる時間へ
ふかした歌を染み付かせていて くたびれていて

もう煙らないんだ
もう静まないんだ
 ....
あい で空中はべたべたしている
ことのロウディングは、火の車なのか
潜って息をする世界のなかに
金を食べる魚、うまれたときから
何がそこから見えるの
尾を振らして遊泳 
砂糖菓子は水に溶け ....
そう厚くない 空の層から
シャワーは今日もふる
せせらぐのは 大気の雑踏内を
散歩するようなきもちにして

{引用=がくぶちに青から赤
藍から藤へと染めこんで
雨が恋する}


さ ....
泳ぐこどもの描く絵は
ぎこちなくてのびやかで 見る疲れ心地がよい
けして固まったりはせず
ことば固まってもおらず
夕日のうえを歩くような

ねむってしまっていたら
夏がこえてしまいそ ....
見えないカルピスがながれていたの
日曜日のよるに
へやを暗、く・して
どうしてもそれが
ほたるのようで

やんわりと
灯し、宛てる
どこかに飛んでいきそうな
空のおしり
ぼくは ....
はっぱがね 雨でぴてぴて おちてきて
どうろに ぺたり
はりついた

きをつけの しせいで伏せる はっぱたち
もう帰れん もう
親の木に

風吹いて とばされてても
おぼえてる おぼ ....
碧いカーテンの中に入って
僕を探して
とクスクス泳ぐ

すいみん
すいみん

君に許した部分が冷たくなる日が
ふと考える
非日常の中の非通知が鳴るみたいに

すいみん

くび ....
なくし物を忘れることと
さがし物を思い出すのは
どこか似ている
{引用=これでおわりかもしれないことが

毎日たくさん響きあっていると知って

目の中だけにある見えない雪に溺れた、溺れそ ....
人ごみの平日はどこにも排気口がなくて
呼び捨ての間柄がどれくらい大切なことかを知った
ひとりで歩く 眩しさが送っている

啓蒙とかスピリチュアルとか癒しとか
生き方の模索
悲しみの何割かは ....
佐野権太さんの唐草フウさんおすすめリスト(219)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
伏し目- 唐草フウ自由詩10*07-7-14
シュガー- 唐草フウ自由詩6*07-7-11
つゆむらさき- 唐草フウ自由詩14*07-7-3
前夜- 唐草フウ未詩・独白9*07-6-27
蛍夜- 唐草フウ自由詩10*07-6-26
おちばのきもち- 唐草フウ自由詩13*07-6-15
ユラグ- 唐草フウ自由詩11*07-6-13
傾く- 唐草フウ自由詩15*07-6-11
帰途- 唐草フウ自由詩18*07-6-6

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