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アザラシが
浜辺を 這っている
私に 声をかけてきた
「目の周りに砂がまとわり付いて鬱陶しいので洗ってくださいな」
快諾
ゴシゴシ
ゴシゴシ洗って
ザンブラ
ザンブラ ....
きっとめをつむっているうちに
文字はしずかに
みみのよこを抜けて
みずうみのように
空の低い
やさしい墓地のように
まっさらにひろがってゆく だろう
とうめいなかいだんが ....
これからしばらくみんなに会えなくなるのね。
わたし、さみしい。
{引用=みんなってだれ?}
これからみんなとパーティに行くのよ。
とっても楽しみ。
{引用=みんなってだれ ....
道路を挟んだ向かいの
コンビニの真夜中で
店員がガンジャ吸いながらそれをこなしている時間
ファミリーレストランの駐車場のボンネットでネコはねそべり
争いごとやもめ事をさけてブログたちはどんどん ....
枕のなかに棲む魚が
ゆうるりとからだを波打たせている
何の音もたてることなく
ただ端から端へと動いている
わたしは魚が静まるのを待ち
左向きに頭をのせる
魚はい ....
いつのまにか
あなたがいなくなることが
いつのまにか
怖くなっていて
それは
幾日もの
あなたと私の
笑顔の証
とても不思議なことに
朝はいつも訪れる
目が覚めると
朝は ....
負け犬へ
存在価値はどこにも見当たりません
雑踏の中の燃えないゴミです
前を向くなんてできません
ここにいるだけで精一杯です
不眠症は治りません
くだらないことばかり言いながら
....
亡くなった人の事
考える
最初に浮かぶのは
ごめんねって
言葉
いつも
いつもだ
きっと僕もいつかいくその日まで
ずっとそうだ
半分の
半分にした
レポート用紙を
もう一度
半分の
半分にした ような
折鶴が
いろんなところに
隠してあるの
とても とても 足りないので
いつも
....
あの頃、君に告げられなかったことを今
***
ねぇ、君
冷やし中華を誰よりも早く始めたいの、とはりきる君の姿が僕は好きだったんだ
ねぇ、君
扇風機の首フリに合わ ....
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