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あのあおい波が沖まで連れて行くんだわ
そうよ私たち逃げるの
あそこにあかい鳥がいるわ
そそり立つ岸壁はまるで斧

こわいなんて言っては駄目
だってあんな絵本は嫌い
小鳥は飛ぶことを諦め
 ....
レースのような緑だった
君の髪に触れる
やわらかい
なつかしい

君が起き上がるだけでゆれる
緑のような僕だった

「そっとあげるの、たくさんはだめ」
霧吹きでしめらせて
あつい光 ....
詩と技術ということを常に考えています。
というのは、私は詩を書くとき、技術的なことはぼんやりとしか考えていないから。
ぽっと浮かんだものを何も考えないで(言葉で表せるようなことは考えてない)書いて ....
今日も窓辺のてるてる坊主は
ひとり 濡れて
ひどく 濡れて
雨粒 ぽとり

あなたの気持ちは分からなかった
週間天気予報(の降水確率)よりも
けれどずっと晴れなんてあるわけなかった
「 ....
メロンのきみどり震えてる
君のリボンのちょうちょの模様
キスはまったく騙し絵のよう
眩暈を起こしてうずくまる

めくらぬ日めくりゆらゆら揺れる
きみどり色が褪せぬよう
きれいな君を守るよ ....
髪をゆるやかに洗う春
花たちを促し
か細くささやく夜
はらはらとお話

本は開いたままに
ゆらり眠り
ホルンの音が耳に
夢に妖精が踊り

そっと見ていて
あの歌
空と大地に触れ ....
      がっこうのりかしつにはウーパールーパーがいます
      ちいさいときはすごくかわいかったけどいまはぜんぜんかわいくありません

{引用=

       
         ....
 切るの?


          鏡のような銀 の二本の脚


{引用=
        ひとつのものを 切るとふたつに
        なります。ふた つになったもの
      ....
クレープをキスのようだとのたまった


家出だよジャージをはいていないもん


ソニプラで見初めた彼氏プラスちっく


爪の色みんなちがってみんないい


花子たちなんかフラワ ....
春風がごうごうぴゅーとやってきた激しいような優しいような



雨降りの急行列車に花びらが季節はゆっくりゆっくり過ぎて



北からの夜行列車はトンネル出すれ違ったよ桜前線


 ....
こちらに投稿されている、あをの過程さんの小説「みどり」について色々書きたい・・・
と思いつつ、どうすればいいのか分からない日々が続いています。
書いては消し、書いては消し・・・。
私はそんなに沢 ....
太陽のしずく

果てしない海


{引用=            
      港では妻が夫の帰りを待ちわびていた。
      妻は夫のために編んでいる、縄模様の
      セータ ....
初めてね海を見たの

 うん



                         きれい・・・・・


                         怖いくらいだね


 ....
ザラメ ザラメ
その名を呼べば    
甘い夜風が
    
         う
        ょ
      び
     
と吹く

夜のお祭り
始まって
裸電球

 ....
海は
暮れながら
静かに凪いで

潮風は
夕日を寝かしつけて

あんず色に染まった薄い雲は
迷子の子猫の形に似ていた

風に流されて
おかあさんを探していた

みい
みい
 ....
五つの星は夜生まれた
けれどその話はまた今度

青い とつぶやくと
その唇の形から魚だった時代のことが思い出される
泡は真珠とまんまるな月との間に生まれた

苦しくなって止めてしまう
 ....
                私は大きな蝶の仮面で 
                  あなたは骸骨                                      
        ....
腐ったリンゴを上手に切り分けても
誰にも食べてもらえない

手の中の熊蜂
うるさいわ。

黄色い布張りの
銀色の装丁の本
ある文字だけ黒く塗りつぶされている

「エチカ」
そうい ....
戒律

日曜の教会の君の白い指若い和尚の無駄なき仕草



口移しそうっとくれたマシュマロは口に出してはいけない祈り



まっすぐな背中や胸を這い回る無意味な戒律汝犯せよ

 ....
おかゆは1番最後に煮るの

さくらんぼは2番目に美味しいと思う

3番目にって何を言うか忘れちゃった

4番目・・・雲を数えていたの

あの5番目の歌は忘れられないほど

最後から ....
腕を

上げ下げする時モーター音が少しうるさいでしょう
ごめんなさい

今日はどんな一日でしたか?

駅でまたお腹が痛くなったんですか
大丈夫ですか

私ですか
私は駅のホームか ....
美しい赤ん坊のこぶしには滅びの言葉握られていた


怖い雨、怖い光を浴びまくり僕らは汚い名前をもらう


眩しくて見えない僕らの遺伝子に刻み込まれる悲しい記憶


誓い合う幼い僕たち ....
      藍子は
         あげは蝶 の髪留め

      大切にしている

 花模様のスカートからあらわれたのは 
      淡い足

 半分開いた口で 飴 を舐めた
 ....
                             ささ、こちらへ(笑) ぐはぐははひとじゃなかった

でもはぐはぐしちゃった

だってあったかいもん

ぐはぐはは「ぐはっぐはっ」よろこんでた

ぐはぐはいうからぐはぐはなんだよ

それってわかりやすい
 ....
君の声がどうやって千切れてゆくのか知らない

どうか耳をよせてください
いいやよせないでください

僕はカミキリ虫みたいに叫んだ
その声は成層圏を真っ二つにした
そんなわけない

ど ....


望んでごらん
何でも手に入るよ

君が望むなら

君は夢にある小川を望む
切ないほど優しく流れる子守唄のように
たゆたう小川

君は永遠の花火を望む
黒い貴婦人の胸に輝く ....
抗菌の ボールペン握り 立ち尽くす ぐいと 書いた その字 珈琲




珈琲の苦さも世界のおしまいもさっさと突っ込む君の引き出し




引き出しのなかでちいさな人が読む「・・こ ....
せっかくだから
あがっていきなよ

外は雨だったんだろう
そんなに濡れて



君が濡れいているのは
初めて見たよ


君は君かい

濡れが君ているの間違いかな
濡れは ....
             小   に
             瓶   う
             は   よ
            た     の
          ....
銀猫さんのふるるさんおすすめリスト(157)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
海へ- ふるる自由詩8*06-5-4
アジアンタム- ふるる自由詩8*06-4-25
詩と技術- ふるる散文(批評 ...18*06-4-24
私はひとり- ふるる自由詩9*06-4-21
メロンのリボン- ふるる自由詩11*06-4-18
- ふるる自由詩16*06-4-14
ピアニカ- ふるる自由詩10*06-4-10
- ふるる自由詩4*06-4-10
ファンタレーベル- ふるる川柳11+*06-4-5
ながしそうめんリフレイン_とおまけ_(桜の季節)- ふるる短歌12*06-4-2
小説「みどり」(あをの過程さん)についての長い感想- ふるる散文(批評 ...2*06-3-28
航海- ふるる自由詩9*06-3-26
センチメンタル- ふるる自由詩6*06-3-21
ザラメ- ふるる自由詩7*06-3-20
夜の- ふるる自由詩9*06-3-20
星の話その他- ふるる自由詩8*06-3-16
______________________ロンド- ふるる自由詩9*06-3-6
エチカ- ふるる自由詩8*06-3-6
【短歌祭参加作品】キッチンではだめ・・・- ふるる短歌16+*06-3-3
最後から6番目- ふるる自由詩4*06-2-20
私の好きな詩- ふるる自由詩41*06-2-6
エンドロールでキスをしようよ- ふるる短歌12*06-2-3
_______藍子- ふるる自由詩11*06-1-30
どうぞ。- ふるる自由詩1*06-1-28
ぐはぐはをはぐはぐ- ふるる自由詩14*06-1-23
千切れて- ふるる自由詩16+*06-1-11
望むなら- ふるる自由詩8*06-1-5
MIX&REMIX_「抗菌」_(短歌祭参加作品です)- ふるる短歌10*06-1-1
あがって- ふるる自由詩3*05-12-22
小瓶- ふるる未詩・独白13*05-12-20

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