水を含んだような眼に(投影する、過去)
まっすぐ見れなくて
(代わりに)シャッターを切った

遠くの方で耳鳴りがする
死んでしまった(呼び出し音)みたいな
規則的なリズム


{引用 ....
青空

太陽と重なるセイヨウタンポポが眩しかった

スタートを祝う

快晴

どうか君のこれからが

とても幸せであるように
あれからどのくらい経ったでしょうか
もう長い事ぼくはこうして
ここに座って何かを考えています
答えは出たり出なかったりして
相変わらずの堂々巡りです
それでも
一応元気にやっていますよ
 ....
静粛な雰囲気に耐えられない
縁側でぴしやり、汗がしたたると
しわだらけの手はいつも布を差し出してくれる。

スイカの種が萌芽するころ、
白い手ぬぐいのぬくもりをわすれて
塩分ばかり ....
手をつないで
揺れようよ

ランタッタ、ランタッタ
       ランタッタ、ランタッタ
             ランタッタ、ランタッタ、ラン

静かに ....
テーブルにばんそうこうが貼ってあった


また3歳の娘がイタズラしたな、


と思って剥がすとそこには


小さな傷があった
旅だとか
なんだとか
の前で
ぼくは無性にくすぐったくなる


ここは星がきれいだ
ただ、それだけでよかった

くちにする言葉なんて
くだらないことばかりで
ハンドルを切り損ねた ....
やめたいと言うと
やめちゃいなと君は言う
そんなに簡単じゃ無いよって言うと
いつも簡単だよと返される
いつか君は僕をやめるのか
いつも簡単みたいだから
とても恐ろしい
一先ず君の胸に耳を ....
殺したいのは、おまえだ

焼き殺したいのは、この心臓自身だ


かきむしる感情を
表すことばなどないことは知っている


生まれてこなければよかったと
何度、思ったことか 

 ....
18歳のわたし
初めての アルバイト
働いてみたかった ただ それだけだった

ひょんなことから 15歳のゆきちゃんと巡り会った
「家庭教師をしてください」
でも、ゆきちゃんにはお金がなく ....
「リスト」




僕の昔の恋人に
いつも左手首に包帯を巻いている子が居た


最初は自殺未遂かと思ったが
そうではないらしかった
理由は訊かなかった


彼女は毎日包帯を ....
暖かな春空の下
君と歩く来週の始め
晴れたらいいなと
願いをかける

離ればなれの時が
見え隠れしても
今だけは
幸せを信じよう

冷たい風に吹かれながら
君と語り合ったこと

くだらない話で
夜明け ....
折りたたまれてゆく季節は
いつか振り返れば
一瞬なのかもしれない
湧きいずる水におされて
いま
雲母のいちまいが
なめらかに遠ざかる


使いきれなかったノートの白さ
描ききれなか ....
いつもキラキラ輝いているあなたの瞳
ほじくりだして
魔法で
ビー玉に変えてしまえたらいいのに

だってあなたは
友達のこと
仕事のこと
趣味のこと
子どもの頃のこと
楽しそうにしゃ ....
ここさ、庭広いでしょ。
全部芝生だしさ、小川まであるしね。
水が綺麗かどうか知らないけどね。
夏はお前、入るんだろうね。

目の前の大学にはもっと広い芝生の庭があるよ。
お前、 ....
まちがえることを
素直におそれた日々は
だれかのきれいな蝶々結びに
たやすく揺られる花だった

あの草原で
かぜを追いかけてゆくことに
不思議はどれほど
あっただろう


 ....
ゆらゆらり

揺れる窓辺の花束にそっと手を伸ばせば
そこにはいつかの誰かの思い出が溢れていて
いつかの涙がかくれんぼ

ゆらゆらり

揺れる少し枝毛の目立つ君の髪にそっと触れただけで
 ....
背後から抱きしめられる気配が
して
「だぁれだ?」
そんなのあなたに決まっているのに
他のだれかを想像してみる

雪の降らなかった今年の冬を
ひとりで歩いてみた
行き先なんか
決めた ....
横で眠る
真っ白な肌の

長いまつげと
小さな鼻と
薄いピンクの唇が

愛しくてたまらない
きみ


おやすみのキスをしよう
日中にベランダに干されて

太陽のエネルギーをいっぱいに貰って

ずっと溜めておくんだ

夜に僕の中のもぐりこんでくる疲れた君を

優しく受け入れて包み込んで

太陽から貰った沢山 ....
あの頃は大傑作だと思ったシンデレラ城も、
今見るといびつに歪んだ自己満足の結晶だった。
ぼくの
ひげをゆらして
風がすぎていきます
おだやかなはるの
やさしい風
今日ともだちと
たくさん遊んだ
とても
たのしかった
みんな
立派なネコになれるといいね
そらはいつも
 ....
何があってもこれがあれば大丈夫。
その「これ」を見つけてください。
誰かがそれを「逃げ」だと言っても
気にすることはありません。
その「これ」は「逃げ」ではなく
あなたの「幸せの種」です
(また、お出かけなんだって、つまんない
保育園で唯一娘のことを
好き
と言って遊んでくれた友達は
先月突然、家庭の事情で引っ越してしまった

この町にも
あの町にも
ひしめく家並み
 ....
冬の町に灯がともり
羽を休める


男たちは どこからか集まり
酒に身を許す


女たちは 寄り添い
夢を奏でるように


触れあうことさえ
視線を重ねることさえ

 ....
僕は男だから
産む痛みを知らない
同じくらいに
産まない痛みを知らない
痛みなんて知らない
ここは戦地ではないから
僕はあなたではないから

幸せになる方法を知らない
幸せにする ....
ついに定規は曲がった
まっすぐにしか使われない自分が
悲しくなったという
まっすぐに測れるものなんて
世の中のほんのわずかしかない
そう思ったらしい
もっと柔軟のある生き方を求めて
現実 ....
その三人はひと込みのなかで目をひいた

風が

少年の顔をまぶしくさせていた

連れの中年の男は

少年の父親のようには見えなかった

連れの女は

少年の姉のように見えた

かなり年の離れた姉

女 ....
お互いグーしか出せないから出会えたんでしょう?






他に出せる手があると知りながら。
手紙を書きます
あなたのために

今日起こった 様々なことを 便箋に
何枚も 何枚も

日記ではありません 手紙です
あなたにだけ 伝えたいから

でも あなたに 宛てて 投函するこ ....
神音さんのおすすめリスト(179)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
投影- 士狼(銀)携帯写真+ ...7*07-9-24
太陽- 瑠音携帯写真+ ...107-9-22
少年B- 虹村 凌自由詩2*07-9-18
しずかなあいのしらべ、- 哀詩自由詩307-9-15
キスミーアゲイン- プル式自由詩2*07-9-5
ちいさなおもいやり- むむ自由詩1707-9-4
空気- わら自由詩12*07-8-29
心拍数。- もののあ ...自由詩22*07-8-28
さけべども- わら自由詩7*07-8-2
ゆきちゃんの想いで〜教育についておもう〜- 池中茉莉 ...自由詩9*07-7-29
「リスト」- ソティロ自由詩16*07-4-1
春風ロマン- 和森朱希自由詩907-3-29
青いピースサイン- 佐野権太自由詩34*07-3-29
キラキラ- 壺内モモ ...自由詩5*07-3-29
スミスという犬- tibet自由詩10*07-3-24
蝶々結び- 千波 一 ...自由詩41+*07-3-22
窓辺の花束- もこもこ ...自由詩12*07-3-21
だぁれだ?- 恋月 ぴ ...自由詩42*07-3-7
・おやすみ・- はち自由詩307-3-2
布団- テルテル ...自由詩2*07-3-2
けれども美しい。- むくげ自由詩407-3-2
はるのかぜ- 青色銀河 ...未詩・独白1407-3-2
幸せの種- 美琴自由詩407-3-1
あっかんべーの事情- 佐野権太自由詩17*07-3-1
- わら自由詩14*07-2-28
花束- たもつ自由詩3507-2-28
曲がった定規- ぽえむ君自由詩49*07-2-27
NO!- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...107-2-27
ジャンケン- くしゃみ自由詩3*07-2-24
手紙を書きます<18のprose-1->- ウデラコ ...自由詩7*07-2-19

Home 戻る 最新へ 次へ
1 2 3 4 5 6