涙する者は
死んだあと

青いかなしみとなって
宇宙遠方の

つめたいの霧のなかを
何かを考えてるふうに 歩き続けます


ひとが何光年もの希薄のなかを
さまようはずは ないです ....
君は

紙飛行機の

折り方を

知っているかい





空に投げつける

紙飛行機の

ことじゃないよ




 ....
独りよがり
希望まみれ
他人まかせ
こんな人生には
決別の手投げ弾だ!
トーク。暁から暁までしゃべり続ける、トーク。
トーク。君とトーク。
知っていることをトーク。
知らないことをトーク。
トーク。いつまでもトーク。

人の顔を覚えるのが苦手な僕は
君が誰か ....
いつまでもいつまでも変わらない感覚
今まであったのに消えていく感覚
結局エロくなければ動物絶滅
ボクは出家願いを心の中で提出した 

剃髪した なぜか剃毛もした
そうすれば世界が変わると思 ....
いつまでも
心に
残っている

あどけない
イタミ

治ってしまわぬよう

こうやって

思い出しては
ナイフで刺すんだ

何度も
何度も
空は青く、雲は白く

風は暖かく、海は蒼い

だけど、人は

空を暗くし、雲を黒くし

風を濁らせ、海を濁られようとしている。

皆の為と言い、やってることは

地球にとっては ....
山の上にも
春が来て
キタキツネも
やって来る
遊ぶふりして
野蒜が伸びる
南の斜面で
欠伸する

北の国では
雪が残って
だんだら模様
裏の斜面で
ひっそりと
冬の孤児
 ....
世の中が恐いけど
その場にいるのも恐いので

後ろ向きに
前に進みます
ムスタングの翼にかじりついて 僕は

今宵の食卓について考えた 訳だが

人生なんてシンプルすぎるもん だから

故郷どころか今夜は彼女の餌 なのだ

僕の五指だがほとんど無い ....
ヤキソバ オムレツ トマトのサラダ
シチュー おしんこ エビフライ

成長期でもないでしょう
そんなに食べてどうするの?
バカみたいに嬉しそうに

全然話は聞いてないね
タバスコに漬け ....
かのん、は
「入院」がだいきらい

だから高熱で白目をむいて
こんなにも
「あつくてさむいよお」ってふるえているのに
「いきたくないの」って
ベッドから起き上がっておかあさんにしがみつく ....
水槽の中で亀が暴れている
僕はひとり部屋の中で息を殺し
水槽で暴れる亀の手足を見つめる

透明なガラスの先にある世界を信じて
懸命に手足をのばす亀の甲羅には希望が詰まっている

絶望する ....
伝えたいことを一息で打ち込んだら
何て書いてあるのか解らなくなった

変換キーを押すたびに
簡単なセリフが難しくなってゆく

それでも
送信する

不思議と何かを伝えた気になり
不 ....
無限 渇望 裂けた風
知らない彼方の鉄の味

信仰 圧縮 求不得苦
熱なき砂漠の非現実

ー 何故 砂に 潤う ー

歯槽膿漏 ものもらい
爪ならとうに擦り切れた

目覚める街は ....
先日、ある男性とお話をしていた時のこと
耳を疑う言葉が聞こえた。
女のほうが儲かるよな。世の中何?平等平等って女のほうが得するようにできてるよな。

それを聞いて おそらく女なんだろう、女性器 ....
天使ってさぁ


背中に羽生えてんの
ずるくない?
手があんの
ずるくない?


俺なんざぁ
手が羽なのによ。
報告、報告、報告、報告
報告!
大ほーこーく!
今日、バカ男、空を飛んだよ!
背中から赤いつばさが生えてさ
こうっ、すいーっ、すいーって
つばさは白いほうがイカスよなーとか
うー ....
     π   朝の日差し  ♯
夜の静謐              午前の陽気
      幼な子の 小さな手のひら
  ×    水をすくい 光の陰る   ÷
        黒い眼に  ....
冷気のようで
霊気のようで
炎のようで
誰かに似てる

どこかでお会いしましたでしょうか
そのとき私はどんな歌を口ずさんでいた?

引き出せない記憶の方が多いんだ
雪は
僕と体を重ねた


すごいな
雪とのSEXっていうのは


快楽に負けて
僕は白濁をほとばしる

ただ
子供も産まずに
溶けていくっていうのは
ずるいな

僕の精 ....
バカ男の実験

先ずコップを用意します
コップに水を入れて塩をとかします
量は正確に目分量でお願いします
次にくつをはきます
とびらを開けて右足、左足、右足、左足
の順番で歩きだ ....
 赤い鳥

 撃ち殺しても

 赤い鳥
こんなに良い日の最後
洞穴からサンショウウオが顔を出す
夢を見て
最後にとても幸せな
エンディングシーンのはずが
わたしが「これは夢だ」
と気がついたとたん
ダメになる
遠慮して 小さいほうを 二つ食う ジュッ ジュ、ルルルル  ゴーゴー

  痰壺に
   (さくらいろの)
  錆びかけた     はる

   「はるには、帰らななー・・・

ジュッ ジュ、ルルルル ゴッ ゴーゴー
 ....
ミルクが欲しい1歳は
男が欲しい21歳に
あっけなく捨て去られる

新しいゲームソフトが欲しい12歳が
プラダが欲しい32歳の
財布から金を抜き取る

夢が欲しい33歳は
安定が欲し ....
全く私情を挟む気などない
現状を変えるのに恐れなどもない
消えゆく日と
数える星で
過ぎし時間を感じ取り
愛してしまった彼を想い 考え事なんかしてたら
一つ下の階で止まったエレベーターを
 ....
なんで
私を 花にしたのですか?


花が言った
流した涙は
冷め冷めとして心に
凍らされて
綺麗な花びらになった。
夜が過ぎる
君のグラスにペリエを注いで
空に星を増やそう

明け放たれた窓から伝う暗さが僕には沁みる
淡い輝きの数を増やしては
断続な痺れを誤魔化すんだ

Break my wall
 ....
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