待つことになる約束などしなければよかった
待たせるような人を好きになってしまった
待っている間に雲を水平線を見ようか
暑い夏のこの駅で私はあなたを待つ
そういえば乗降客はいない
気の早いアキ ....
一日の終わりに西日を拝める者と 西日と沈む者
上り坂を登り終えて病院に辿り着く者と そうでない者
病院の坂を自分の足で踏みしめて降りられる者と 足のない者
西日の射す山の境界線で鬩ぎあいの血が
 ....
半粘性の液がとくとくと垂れ流れている
青緑の、今は白反射な広野に透き緑な液が注がれている
心地よく伸びる地平線に赤若い太陽は沈もうとしていて
斜度の低い残光が針としてサバンナを走り抜ける
その ....
猫のように飛べたらいいのに
草原を這い進む低空飛行で
ミステリーサークルを君に作ろう
気がつくとひとりで夜汽車を見つめて
オーンオーンと長泣きする
疲れたから全部を垂れ流して
引きずるよう ....
風が吹いていないのに
道路沿いに植えられた背の低い植物群が
多分、何百万枚もの小さな葉を従えた
何万本もある細い枝を
台風が過ぎ去ったばかりのように
すべて同じ方向に振り上げているのだ
ま ....
霧と緑と
夜に立つ巨樹
空と地を埋め
ひとり高く


低い曇の下
平原を
草より低い影がくぐり
最初の雨を引き寄せている


夕暮れのかけら
まとわりつく糸
 ....
星の光が時を教えてくれる。

まだ1週間もたたないから
山頂から見た星をおぼえている。

夜風はまだ少し冷たくて、
あなたは小さな声を、
(寒い)
僕をみあげてそっ ....
助手席に猫がいる
仕事を終えて帰ろうとすると
どこからかやって来て
そこへ座る
猫といっても猫らしくなく
長靴など履いて
シートベルトもきちんとしめる
近くの事務所に勤めているらしいが
 ....
まぶしいのは
ずっと目を閉じていたから
そこは優しい闇に似た架空世界で
行こうとさえ思えば深海にも
宇宙にも
過去にだって行けた

あのスカートはどこにしまっただろう
青い水玉模様
 ....
項垂れる
久しぶりに
脱力して
やる気はすべて消え失せた
蛻の殻と化したこの身体を
支えてくれるのは大地のみ
雨に打たれ
風に吹き付けられ
人様に踏みつけられようとも
微動だにせず
 ....
ふくろうは見つめている
夜闇に映る凄惨な狩りを
遥か巌の遠吠えの主を
草深きの褥の情交を
物言わぬ月が
冷たい石を照らすように

ふくろうは聞いている
産声のように苦しい呼吸に
伸び ....
かお

かわ
いい
から



こと

しな

しな

つくって
いく
ことを
ほんのう
てきに
えとく
して
いる
ごう



 ....
毟るのです
毟るのです
私の血と肉を


ひよこは産毛がふわふわしてピヨピヨとおもちゃ
のように可愛いですが大きくなった若鶏は目がキ
ョトキョトして時々雄叫びを挙げて意志の疎通が
全く ....
たまに
眼球を取り出して水で洗いたいと言う人がいる
それを本当に実行した奴がいて
それを目の前で目撃した女がいる
その女をストーカーしている男がいて
その時ドアの前に立っていた

部屋の ....
気づいたら宙に浮いていた
気づいたかい?
僕はお空に浮かぶようにふわりふわりと

原色を忘れそうだよ

僕がはてた地上の事故現場とか、見えるよ、見えるよ

美しいボーダー波数の単音 ....
目を覚ました
しとしとと音がしている
しずかな朝の、
雨音の音階を調律するひとがいる
誰だ。
調律師は物憂げな顔で指先を動かす
ふと音がなめらかに
なったかと思うと
その指 ....
銀河の高さの
白い霧
夜に架かり
動かない


左の肉の寒さが目覚め
右より細く震える時
月は余計に そして速く
見るものの方へと割れはじめる


光に光をこぼ ....
其処、
でも
底、でも宜しい
僕は明滅を繰り返している
詩、

ペンを握ることは、闘い
輝くことの
ペンを握ることは、、祈り
不甲斐ない鼓動に
春の雨が降る
ざー
ざー ....
 
つかれちまって泥人形
こころがどこかに行ってしまった
今日は身体を休めることだ
魚じゃないから
人間だから
花でもありません、
だから涙することがあるのです

膨張していく宇 ....
どこかの町の帰り道
駅に向かって歩いていると
ふと足元たぬきの置物が三匹目に入る
それぞれ違う楽しそうな
わははと笑い
おっとっと戸惑って
今にもおしゃべりしだしそうな
通り過ぎるには惜 ....
 
鬼火が
あった
夜に救出されて
川辺はきれいに輝いていた
から
震えて
たゆまぬ努力も
無駄ではなかったが
救われてまるでそれに酔うようなことは
しない
ただあなたの笑顔が嬉 ....
土曜日にsと会った
代々木公園の 酷く寒い道を 土曜日に
彼と歩いた 道を 何も考えずに でも
僕は 生きるということを考えながら


憂鬱な時は流れる ぬかるみのない 地面を 
公 ....
冥王星に別荘を買ったんだ
有名なハート模様の
ちょうど真ん中あたり
部屋の床下の
階段を下りてゆき
扉を開けると別世界
別荘といっても小さな平屋で
あるものといえば
テーブルとソファだ ....
宵闇に浮かんでいる輪郭は

今ここにいるはずのないお前の

見間違えるほど肥大した

傲慢で

貪欲で

獰猛な

薄笑いに似た

死顔だから

あきれた顔 ....
sと また会った
街の喫茶店で
人の流れる窓の外を見ていた 僕は
いつもと同じ彼の話を聞いていた


街はいつもと変わりのない
一月の 終わりの 景色
海外ドラマを見ていた 僕は
 ....
わたしのなかから
遠い声がする

ふるさとよりも
遠いところから

その声にさそわれて
わたしはどこかへ
帰りたくなる

子供の姿に戻って
犬の姿に戻って
蝶の姿に戻って
そ ....
おおきなプリンを見た
まわりの商品が小人に見えるほどの
こどもの頃出会っていたら
一目で恋に落ちただろう
ぷるるんあまいときめきは
すぐに終わってしまうのが常だったから
記憶の中の憧れは今 ....
ズンズンずんと行きましょう。

2018重たいノートパソコン
カタカタと


タブレットではね
文字の感じが変わるよ


明けましておめでとうございます

今年はさっきの
 ....

何処を歩いているのか
本気で見ようとすれば
幾ら明るくしても
足りなくて
太陽が二つ有っても
足りなくて
単純に
明るさの問題じゃなくて

空気遠近法に従って
彼方の情報は
 ....
 
川が近づいてそっと入っていく
金属くさい くさい 私と
その鎖のつながりあるところまで

この世が終わるなら私ひとりだけ終わっていいと
いつも思っていた        いつも思っていた ....
松岡宮さんのおすすめリスト(1218)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
夏の駅- 腰国改修自由詩3*18-8-9
西日- 為平 澪自由詩418-7-16
サバンナの光と液- 渡辺八畳 ...自由詩318-7-2
夜の国の些細な出来事- 腰国改修自由詩3*18-6-24
帰路の夕景- 腰国改修自由詩3*18-6-16
風と水- 木立 悟自由詩318-6-8
みあげれば星、みおろせば街灯り。- 秋葉竹自由詩418-5-19
猫次郎- やまうち ...自由詩9*18-5-10
燕よ- そらの珊 ...自由詩1718-5-9
力ない眠り- 坂本瞳子自由詩3*18-5-7
ふくろう- 宵闇自由詩518-5-1
アケイライは地獄語を話す。体重は750ポンド(約340kg) ...- 6自由詩318-4-15
聖家族団欒- 葉山美玖自由詩12+*18-4-13
空飛ぶ眼球- 狩心自由詩218-4-3
Specter- 暁い夕日自由詩6*18-3-28
雨の日と月曜日は- かんな自由詩12*18-3-21
径に_残る- 木立 悟自由詩1018-3-17
#52- 詩徒(し ...自由詩218-3-16
#49- 詩徒(し ...自由詩318-3-14
たぬきの置物- 灰泥軽茶自由詩418-3-10
#31- 詩徒(し ...自由詩418-2-17
夕方の待ち合わせ- 番田 自由詩318-2-4
別の幸せ- やまうち ...自由詩6*18-1-28
チャイナタウン- ノージュ自由詩218-1-19
TOWN_FLOW- 番田 自由詩318-1-14
遠い声- やまうち ...自由詩10+*18-1-13
おおきなプリン- ただのみ ...自由詩8*18-1-10
無題- よーかん自由詩4*18-1-8
神様ごめんなさい- こたぱぱ自由詩3+*18-1-4
いとなみの川- 唐草フウ自由詩17*17-12-27

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