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今日も君は保育園の帰り少し切ない顔
だけどもう弱音は吐かない

心配顔のお母さんを見るのが
その小さな胸に痛みを与えたか

母はその小さな心で
母親の心を思いやり我慢の笑顔を見せる
そ ....
お昼の雲に
あなたを見つけようとしています

風がゆるく吹き
低気圧を含んだ雲が、南からの春風に押され
違う国の雲になろうと準備していました
静かな、わずかな運動です

雨が細く降って ....
花が咲き出しますと
わたしの中で
やさしいものたちが
皮膚を透して 蒸発していきます

それはわたしの 遠い方向の片側で
不細工であるけれど
組み立てられていくのです
そこにだけ 微か ....
むずかしい詩は
よく理解できないよぅ
きみが噛みくだいて
風邪をひいたぼくに
くち移ししてくれた
かたかった肉みたいに
やわらかい詩なら
ぼくは嬉しくなってしまう

目玉からげろをは ....
未知の詩人へ:
 

 この広い宇宙を
 僕らは言葉で旅をしている
 僕らにとって言葉は
 単なる記号だ 
 それ以上でも以下でもない


 言葉は僕を裏切る・・
 愛すべき人に ....
熱っぽい頬を撫でてゆく
透き通った風を足元の
猫と一緒に浴びる朝

その風に行かないでとせがむ
 不器用な子供みたいに
遠雷がどこかで鳴り響く
頑なな季節が少しほころびを見せた

き ....
春の夜の風は
ただ優しく
僕達の間を吹き抜けて
煙草の煙を掻き消して行く

僕達は少しだけ臆病で
僕達の人生が始まった事も
わかってなかったりする

夢って言うのは
子供の頃にしか ....
カタカタとうるさいので
押さえ込んで黙らせようとしたら
わっと吹きこぼれてしまった

ほんと
どうしょうもないあたし

   
朝起きると両目がハートマークになっていた
しかし見た夢は思い出せない


ご飯を食べているとキリギリスが大口開けて飯を食わせろという素振りをした
仕方なくレタスを詰め込んでやると礼のつもりか ....
手のひらを日傘にして
眩しそうにする

あなたの顔の半分は照れている
隙間という隙間から
光は影を埋めようと入り込む

もうちょっとと思える瞬間が好き

たとえば少し困らせて
泳い ....
びょうきのおじいちゃんをおばあちゃんが

かんごする

そのおばあちゃんをきかいが

かいごする

そのきかいをさるが

てんけんする
変わらなければいけない

そんな強迫観念に怯えながら
どんな未来を
手にすることができるというの?

今の自分を否定することで
なにが生まれるというの?

変わる必要があるのはむしろ ....
もうみたくない
憂鬱な雨

窓には
静かにあたるけど

心の中に
どかどかと入り込んでくる

嫌な嫌な雨
こんな雨の日に泣きたいのは気のせいだと思った

この間、久しぶりに友人と飲んだとき
ずいぶんとしあわせそうな顔になったじゃないかと言われた
そのセリフの半分が
励ましだということを
僕は知 ....
いつものビルの
屋上の
錆びた欄干の上で

ボクは君を待っている

たとえ1/10000分でも
ぼくを疑っているのなら

ぼくは空を飛んで見せるよ

たとえ1/10000でも
 ....
部屋の隅の埃や
ガスレンジの油なんかを
うまく避け見ないようにしてきた母

そんな母を、
うまく避け見ないようにしてきた父

そんな父母を、
うまく避け見ないようにしてきた弟

そ ....
(葬儀におけるエコロジー)

もし ぼくが死んだら
土葬にしてくれ

小さな命たちに
ご馳走してやりたいんだ

もし 火葬にするなら
ミディアムレアに焼いてくれ

エネルギーを
 ....
{引用=
恋とか、愛とか、人間関係とかじゃなく、
逢うということに、ぼくは退屈を感じていたのかもしれない}




わたしも?



ときみが驚いた表情をした。それはそうだろう。 ....
だまになってしまったその、ゆうぐれをまとめながら
左手の指輪で料理を作っているママが
味見したものはすごく
寝ぼけた味でなまぬるかった

あたしがママのすみっこで
ため息をつきながら、ぱん ....
ぼくは流れてゆく、洗面台から消えてゆく、洗面台の排水口から、少しづつ、消えてゆく、冷え切った蛇口と、無造作に放置された、石鹸の反目、ぼくの手は、今日も汚れてしまった、ぼくは石鹸で手を洗う、今日一日分の .... 木枯らしの吹く冬空に
わずかに太陽が顔を出したら

一瞬

懐かしい風が頬をなでた

僕は我に返って
思わず振り返る

人ごみの中に消えてゆく
自分の記憶の中だけにある声と面影
 ....
 

















































 ....
逆立ちしてもできるんだと
空に向かって股をひろげたその子は
倒れたあと少し悔しがり
今度は大の字になって
世界に向けて発信中と叫ぶ

その子は誰にでもピースする
やめなさいと言いたくなる ....
だれか ひとりのひとを
すきになって すきになりたいんよ

だけど 遠距離でも つづくコじゃないと あかんなぁ

純粋に 恋 がしたいんよ
あい やのうて 恋 がしたいんよ

それ ....
来る日も
また来る日も
毎日 毎日

朝も昼も
そして長い長い夜も

あなたのことばかり
想いつづける

何気なく交わした会話や
時折みせる少年のような微笑や
偶然に触れた
 ....
「誰でも殺せます」
その張り紙を見て僕は
丘の上の 小さな建物を目指す

汗が出る
それでも昇る
急勾配の道路を 勘を頼りに
聞き慣れない住所のありかを探す

日が昇りきった ....
(1)

僕は眩暈をおこし倒れゆく途中、眩暈の原因はこの部屋の絨毯の模様がどうにも見慣れない形に変わってしまったからだということに気づき、しばらく斜めになったまま考察を続けた。



(2 ....
ポンテクさんの自由詩おすすめリスト(57)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
息子へ- 桜 歩美自由詩205-4-24
雲を追いかけて- ふく自由詩9*05-4-22
春/思う/こと- tonpekep自由詩8*05-4-21
やわらかい_にく- 虹村 凌自由詩6*05-4-21
「手紙」- 043BLUE自由詩305-4-20
雷鳴- 椎名乃逢自由詩1*05-4-19
春の夜の風(みんなのうた)- 虹村 凌自由詩4*05-4-9
おなべのふた- ベンジャ ...自由詩505-4-5
時差エイプリルフール- ヤギ自由詩14*05-4-2
木漏れ日- ベンジャ ...自由詩405-3-31
平和な街4- 桜 葉一自由詩205-3-28
OBSESSION- 043BLUE自由詩105-3-23
- 自由詩3*05-3-23
こんな雨の日に泣きたいのは気のせいだと思った- ベンジャ ...自由詩11*05-3-22
1/10000- 043BLUE自由詩205-3-13
平和な我が家- 自由詩3*05-3-12
ミディアムレアに焼いてくれ- 043BLUE自由詩505-3-6
逢えてよかったひとなんていない、とぼくは思ったんだ- ピッピ自由詩505-3-5
ママはたぶんこの先で- みい自由詩12*05-3-4
洗面台から消えてゆく- 043BLUE自由詩505-3-3
1+1- みもる自由詩3*05-2-27
- 043BLUE自由詩405-2-24
ピースする- ベンジャ ...自由詩8*05-2-23
おもちゃのへいたい- 虹村 凌自由詩8*05-2-20
せつないということ- フォマル ...自由詩9*05-2-13
兵器- ポチット ...自由詩204-11-10
おはなし_1〜50- Monk自由詩53*04-4-20

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