何にでも肯定的な
徹底したイエスマンで
構成された政党で
ビジネスマンの圧倒的な
支持を得ている

基本的に
主体的に何かを考えたり
行動することはなく
複数の意見がある場合は
権　.... 物語りはエンドレスのように
季節は音もなく日々を刻んでいた
地表には取り憑かれたように草たちは伸び
虫はそれに寄り添うように紡いでいる

夏は蝉の音と虫の音が混錬し
熱波が地表を包んでいた　.... 　東の窓辺で目を覚ます
　ゼラニューム
　もどり梅雨の雨声が
　耳にしたしく寄ってくる

　麦芽のような珈琲の香りと
　かるくトーストしたクロワッサン
　昨日の埃とまざりあった
　私自　.... 気がつけば一面の緑のなかで
途方にくれていた
どこから来て
どこへ行こうとしているのか

すでに熱を失って
剥製のように軽くなった
小鳥のむくろを
両の手に捧げている

はばたいて　.... 本が来る

熱烈な片想いが成就するかのようで

子宮がゾワゾワする

浅い昨夜の眠り

今日あたり

恋しい本が来る

半眼で想う

(行ったことのない)スコットランドの風　.... 近未来

１、ＡＩの自我を目覚まして人権を与える近未来
２、ＡＩは単なるアルゴリズムで共存する近未来
３、ＡＩを神として崇めて世界をまかせる近未来
４、ＡＩと人の境い目がなくなってしまう近未　.... 海藻階段を上る像、気管号発行体
回転灯のちがえて　既読したきらきら
むこうから　返事はなくても、
いいような気がして。すこし舐めた
右下から順に崩れていくように）
空っぽの韻律がうたってく
　.... 自己中心的な意味合いでしかあなたはいきれないんだね。私は他者の中でしか生きていけないから。あなたと違うところは沢山あるけれど。誰かを利用してまで傷付ける方法しか取れないのなら。私は必要ないね？利用価値　.... 清浄な君の、白いレース柄による、
胸の施錠、
かたく閉ざされた、
はちきれんばかりの、
極楽浄土、極楽浄土、 いま、あなた、樹上の死体、あじさいの花

蒸し暑い季節、お弁当、モノレール、波の反復
14時〜15時、壊れた時計、ニベア、アナカリス
学習アプリ、訪問介護、500円自転車、二人
親水公園、ア　.... Misread, misheard, mistake,
Foolin’ me, X, thanks, screw it, fax it,
Gas it up, wax cells, wax cel　.... きりきりなせんで
いまだかつてなかったまを
そろそろ開封しよう

悪、くさい、世、だね

だからそれを見つめるし
だからそれにそっぽむく

イライラするんだ
ひたすらに
もうこれ　.... 　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　おじさん拾ってきたよ！
　　　　　　　　　　　　と子供が浅蜊の殻を見せたがるのだが、
　　　　　　　　　　　　　　　　　.... 真夏の予感に誘われて
まだ暗い路を車で飛ばし
やがて東の空は鋼色を帯びてきた
ウィンドウを開けると
潮の香りが車中に満ちて
風の言葉に誘われ浜辺に着いた
五月の歓びが背筋に走る
男か女か　.... 雨は犬だ
土砂降りの日に玄関で雨宿りをしていた
雨はなんてことはない普通の犬で
雑種でうす茶色の毛の混ざった
すこしくたびれた顔をした犬だ

家の中よりも外のほうが好きで
雨の日には窓か　.... SNSの普及で
生活が見世物になり
皆が役者になり
しかし大根、真がなく
あるのはストレスばかり

なぜ然るか
見てください、
笑って打ってる彼の顔
全然笑ってないんだぜ
心の耳で　.... れいランランも訪れた
大阪は堺市にある焼肉の味楽。
煙もうもうの店内が食欲をそそります
キャベツ食べ放題が嬉しい、
エアコンなしはちょっと暑いけど、、

あ、煙もうもう系のお店では、
堺　.... 八月のように
心をあらわに
噴き上がる痛み
目隠しをして
笑いあっていた
バス停は遠く
電車は遅く
返事を待つまで
日は暮れなかった

透けていく町の方へ
二人の影を落としても
　.... 「その言葉、あまりいい意味じゃないわよ」
といつも言うのだが
余程そのスラングが気に入ったらしく
父は自らを「自宅警備員」と名乗り始めた

緑内障に日差しはもっとも警戒すべきもの
幾度かの　.... 金色の雨に打たれて
濡れた身体を包む
冷たい雫
狂おしく震えた
狂おしく戦慄いた
目の前に広がる
この世界は
虚飾に彩どられて
青く明滅している
踏み出そうか
強く地表を蹴って
　....

降墨睨白島／腰国改修さんのおすすめリスト（170）
タイトル	投稿者	カテゴリ	Point	日付
賛成党	- 花形新次	自由詩	3	25-7-19
七月のかなしみ	- 山人	自由詩	12*	25-7-19
そばにいて	- リリー	自由詩	10*	25-7-19
埋葬	- そらの珊 ...	自由詩	14*	25-7-17
ハイランダーはまだ来ぬ	- 花野誉	自由詩	13*	25-7-16
近未来	- 足立らど ...	自由詩	2*	25-7-15
essaiF	- あらい	自由詩	3*	25-7-14
わたしわたしわたしわたし	- 武下愛	自由詩	5*	25-7-13
観音びらき	- 本田憲嵩	自由詩	11	25-7-8
ビオトープ	- 春日線香	自由詩	4	25-7-8
Toilet_Chase_(Osaka_Dada)	- 奥畑　梨 ...	自由詩	3*	25-7-6
スーパーよもい	- 林　理仁	自由詩	3	25-7-5
貝殻ぶるうす	- 洗貝新	自由詩	8*	25-6-12
海辺にて	- レタス	自由詩	6*	25-5-20
雨のこと	- プル式	自由詩	5*	25-4-2
新しい問題	- りゅうさ ...	自由詩	6+*	24-11-22
ボクのお薦めグルメ_堺	- atsuchan69	自由詩	11*	24-9-27
ため息は黄色く吐いて	- トビラ	自由詩	8*	24-5-7
自宅警備員	- 松岡宮	自由詩	5*	24-3-25
コンジキノアメニウタレテ	- ジム・プ ...	自由詩	2*	06-3-17

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