すべてのおすすめ
消えていく
響キの
残り香から
また
発光し生まれ来る

未完成を自ら導く意思、

なんの計画もなく
企図だけ澄み
この世この次元に
生きて息ある限り
意識ひろげ続け

器 ....
開かれるドア
巨大な時の
ひろがり
担い抱え持ち

眠りの最中遡行し
肉身の破滅に
何れ成就す

人に込められた想い
白髪の上から浮き立ち
羽ばたき飛び立つ
光の蝶たちの群れ
苦痛に苦悩に鈴の音鳴らし
生あることを祝福しながら

雪峰の高みの白銀の響と
光に織り込まれる身を
そのままそのままに
虹彩 ....
ひとね ひとね 
鳴り響く
この世界に
耳澄まし
じっと佇ずみ居れば

引き裂かれ引き裂いた
あなた方の
あの肉身の輪郭すら

胸の奥の
うちそこから
りんと 
ひとなり ひ ....
吹く風と
包まれ包む
静かさに
触手伸ばし
響く聲 、

夢幻の現ヲ遡り

浮き立ち在るもの
輪郭ノ確かと
吾(あ)と繋がり
あれまなんぞよ
未だ体験せずと
破顔一笑 、
 ....
天空の青 、
輝く新緑に
たるむ肌の
枯れ果てた人 
隣に座したる
朝のイートイン、
何というこの落差
「自らに問えば」と
私の内の誰かさん
いったい誰 、
なんだ

朽ちて生 ....
濃くなる春の半袖に踊り
生かされ寛ぎ過ごし生きて
夕闇に心の塗れ始める時頃に
否定の楔、天から振り落とされ
感覚の粉砕され消え透きとほり
不在になる己の内から現れの宇宙

賑の天国も苦の ....
甘やかな時の過ぎ去りて
何一つ慌てることなく
渦巻く界の奥に
岩の照り光り
光球の巨大
地平を限りに
のっそりと昇り
どろんと沈み又昇る
奥へいけばいくほどに
打ち降ろされる彩の斧の ....
絶望することに
早々と絶望し
ながらも、
他人へと期待する
先祖返り繰り返しつつ

もはやどうしようもなき諦念に至り
生きる基本的態度としてのこの無関心 、

生まれ故郷すら遥かとほ ....
洋上に光球の昇り沈みまた昇り沈み
流れ粘り付き流れる視界の澄んで
死線の彼方にまで眼を向けながら
死の手前迄イッテハ踏み留まる 
      、 
深々と肉の呼吸を繰り返し
これが今のわた ....
ゆれている
ふるえて
にじみ
じわりしずまり
ひょいとまた
ふるえあらわれ
ゆらゆらら

ゆらゆらするの
ひびきのたゆたい
のびやかたましい
どこへどこから
のんびりのびのび
 ....
すきとほるとほい空
すくいなきこの身でこそ
視てしまう 観えてしまう

直に来るうつつの
よろごび呼び込み

くうの高みの現の写し
ぐんぐん来れば
暮れて
もう
うすい景色
映 ....
しらほねしらぬか
しとしと
しとど ぬれそぼり

問い尋ねる先の

みえないみない
むなしい
だけ だから

隠れたお月様
姿を現しませぬか
陽を求める迄を
しませぬから
 ....
ぽつんぽつんと
白骨の砕け
戻る地から
魂魄を離し
いってらっしゃい
いつかまたと

ぽつんぽつん

時の刻まれ

浮き立ち在るもの
また在るもの、
白骨のうたを歌い

 ....
響きの光りの雪崩れ打ち
流れ来ては絶えることなく
滑落していく我のわたし
光響の中に入り込み
光響もまた入って来る
明度増す意識のなかの
張り裂ける想いそのもの
響き光りに打ち刻まれ
 ....
この世から
宇宙へ還りゆく
人のその肉身 、
夜から夜明け迄
強いられ絶えず
浮いて沈んで
沈んで浮いて

どすんふわっ
ふわっどすん

余りに酷薄な光景を
あなた方が当たり前 ....
朝に起き外に出でれば
新緑の色付き青々と
彩の輝き優しく滑って
ひろがるひろがる艷の野辺、

血の流される彼方此方で

自らの内に宿る宇宙の
外なる宇宙と同期して

抱える哀しみ歓 ....
拡がりゆく色々模様
意識の瀬際に滲み現れ
無限無限 、透きとほり
光響を放ち輝き逃れ
入れ込む力みを柔ら解く

 △

たまぁにあってたべあるきして
てをつないだりののしったり
し ....
くすりと笑う君の
世界はとっくに
喪失されていたんだね、
くすりくっすり ひっそりと
剥き出しの硝子窓の枠組み震え
余りに露骨なままそのままに
外界に曝された君という
漂白され切った世界 ....
吹く風の光り

抜けてゆく想い

水際に佇む女の子が
泣きべそ顔で向こう側へと渡って
いった

精一杯力を振り絞り生き抜いて
苦く甘やかな時の既に過ぎ去り
撃ち落とされたバタフライ、
掴み取りにいくこの場所にて

複雑に絡み合った人生因果を
少しずつ解いては閃光走り

(クスリはもう効かない
自らがクスリに成 ....
とほひ日の思ひ出
未来未知から波打ち
到来するその時に 、

もうクスリは効かない

自らが薬にならなければ
死者の舞う 、
生者の歩む、
途を照らして
逝く生く
ヒカリ

  ▽

あなたの
なかに
はいった
ときとても
あったかかった

  △

背景に退き
ながら拝啓と ....
紅の葉々の揺れに揺れ
或るもの或るもの
余りにありあり
在り始め 、

 光響いて響く光
ひかりのうみの
かぎりないひろがり
ひかりのおびとなり
のびひろがりいき
わたしなるもの
眠り目覚めのわたし
しだいしだいに越え、

瞑目する意識の奥処の声を聴く

ひかりのうみひ ....
ぽかんと丸月の
薄雲る空に浮き出でて、
また不思議に甘やかな
にほひ辺りから漂い来て 、

 あゝこの意識に時空の 
 溶ける融ける、蕩けゆく
おとなうもの
波打つ光の流れに
私のいっとき入り込み

ヌメる肉の黄金、
宿る生命の身悶え、

光滴の飛沫ひびき立ち
時の一刻み伸びひろがる

意味の喪失された場所で、
私のとっ ....
部屋の灯り消し
ぽつねんと 

響くもの 聴いて居る

此処からすっと
出ていきながら

美しい沈黙 重ね合い 

ふっと
寄り添うもの
現れ消えて
また現れ

響き輝く ....
白璧六畳の小部屋から
ふとベランダに出れば
やはらかな光射し込む
この夜半 、
想わず見上げた瞬間に
輝きの半月 ぽっかりと
包み込まれる静かさに
この肉身の深く息を吐き
出した音色の ....
あかい花々の色
あおい空の彩
あけて仰いで
自ら掴んで

らんらんらん、
だんだんだん 、

瞬きした瞬間の
貴女が観えた
世界に入った
来たる涼風 、
包まれ包み込み
内な ....
海さんのひだかたけしさんおすすめリスト(384)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
フェイドアウト、フェイドイン- ひだかた ...自由詩425-5-5
夜夢に目醒めて- ひだかた ...自由詩425-5-5
ロータスフラワー- ひだかた ...自由詩5*25-5-4
霊を迎ふる汀の響- ひだかた ...自由詩625-5-3
迎ふる- ひだかた ...自由詩625-5-2
アストラル乱打む- ひだかた ...自由詩5*25-5-1
詩想、私の中で思考するもの- ひだかた ...自由詩425-4-29
幕間- ひだかた ...自由詩3*25-4-28
生き様/貫通スル線- ひだかた ...自由詩425-4-28
あけまだま_、えーてるうちゅう- ひだかた ...自由詩425-4-26
原音響- ひだかた ...自由詩425-4-25
Rejoice- ひだかた ...自由詩425-4-24
しらほね唄- ひだかた ...自由詩525-4-23
白骨の響- ひだかた ...自由詩4*25-4-22
しゃんばら- ひだかた ...自由詩425-4-21
人工呼吸器(新訂)- ひだかた ...自由詩425-4-20
汀_、半時のあひだ静かなりき- ひだかた ...自由詩425-4-20
五行歌、汀の水・内なる宇宙と- ひだかた ...自由詩425-4-19
霊の汀、No_Quarter- ひだかた ...自由詩6*25-4-17
深夜の頂- ひだかた ...自由詩725-4-17
バタフライ- ひだかた ...自由詩4*25-4-15
五行歌、く_す_り(改訂)- ひだかた ...自由詩6*25-4-14
五行歌、ふくインさん- ひだかた ...自由詩425-4-13
LUX- ひだかた ...自由詩4*25-4-13
真夜中の声- ひだかた ...自由詩525-4-12
こんばんは- ひだかた ...自由詩525-4-10
認識の半刻- ひだかた ...自由詩525-4-9
外に- ひだかた ...自由詩525-4-8
夜想、霊我_に- ひだかた ...自由詩5*25-4-7
メタモルフォーゼ- ひだかた ...自由詩5*25-4-6

Home 戻る 最新へ 次へ
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 
すべてのおすすめを表示する
推薦者と被推薦者を反転する