楽園で君を手放す
ふわりと
花畑のにおいがする

白いシーツが
風に舞う
ああ
僕が夢見た光景は
こんな風だったんだ

さよならは言わない
君とのお別れ
ありがとうだけ、あ ....
電気を消して
暗くして
君は僕の
精神不安定剤で

流れ出す夜
透明
触れられない
白い肌

ああ僕は何度
幻滅しただろう
それでも僕は君に
幻想を抱いている
そして僕 ....
2ヶ月ぶりに退院したヤツと飲みにいった

とりあえず、おめでとう、と乾杯した
ひさしぶりに元気そうでよかったなと思った



長話。

こないだは、友人たちと鍋をした
男 ....
   常識を逸脱したこういは
   けしからん。


   弥生にうった雨の後
   しずかに
        ただ
           しずかに 謡う


   あ ....
この快晴烈風に
栗毛の駿馬の体が発している
いななきと情気した 赤い汗

馬が飼われている

隣の部屋では
いつも朝日が細く差し込んでいる

扉を開ければ
広い原野は俺のものだから ....
   /you can terents kind of resazxdf.
あなたがここにいるならば
       涙はきっと
   いらないでしょう。


   優 ....
ひとつひとつに
名前なんてなかった
きみだけが知っていた
美しい世界
神さま
ねえだから
きみは神さま
みんながうまれたときに
さいしょに泣いてくれたのは
きみだったな
あわくする ....
秋の空気を感じたら
僕の中に君

お月様に吸いこまれそうになるときのあの感じがして
僕は
今すぐ君のそばにいきたい

不思議な夜の空に
ココロをとかして
君のとなりで ひざをかかえる ....
 
 
やさしみの
さかなが
しずかに
みなもをおよぐ

やわらかな
さざなみは
しあわせなきおくを
みたそうとする

やきつくされたあさ
さいれんがなりひびく
しきはまた ....
積み木をバラ撒いたコンクリートジャングルには
ペ天使やダ天使を筆頭としたイロハ天使が
なぜか、ハムハム王子を創ろうと画策している

こどもはみんな
ハンカチ王子やハニカミ王子になるのに
 ....
そっと でいいから
ふれてみたい
あなたの零した一雫のわけを

どこから
流れてきたのですか

まりのような白い雲が
あちこち 漂っている
空なのに
雪解け水が激しく流れる季節は
 ....
さよならを言ういとまを
あなたはくれないだろう
私の知らないうちに
あなたはどこかに消えるだろう
夜空の星はいつまでもそこにあるわけではない
青空の太陽はいつまでも輝くわけではない ....
そとが雨だからいけない

夕方になったからいけない

いも虫のようにねむる

からだを抱いてねむる
弱いものいじめ
しようと
手ぐすね引いてる人たち
たくさんいる
やっと咲いた花を
夜中にこっそり
折り取って
持って行ってしまったり
耳元で突然
大きな声出して
大喜びしたり
最 ....
おちてゆくとき 全景がみえた
滅びのあとも 日々のいとなみはつづき
死んでいるとも知らずに 人々が暮らす街の
道だけが いのちあるもののように
地平線へ向かって のびていた
肉のぬくもりは

肉のぬくもりでしか

うめられないの

耳のおくに感じる海鳴り

心たちが胸をおす


ふたりのさいごの

ため息にふたりは

なにをか忍ばせる


肉のぬくもりは

肉のぬくもりで ....
子どもが三人産まれました
どれから先に取り出したのか分からなかったので
適当に順番をつけました
今日からこのヒエラルキーにしたがって
彼らは生きていくのです

一番上のお兄ちゃん ....
戦いは終わったかね
ならば
潔く
首を斬りたまえ
もう必要ないだろ
なんだ
イチゴジャム塗れだな
冷蔵庫の中で
マシンガンでも
ぶっ放して
ジャム瓶ごと蹴散らしたんだろう
慎まし ....
下を覗くことも恐ろしい崖の淵で
座禅を組む

丸裸になって 下半身も丸出しで
座禅を組む

胸を張ると そのまま崖下へ転落してしまう
その恐怖の中で なお胸を張って
座禅を組む
 ....
乗り遅れた改札口の駅の階段近く
女が飛び跳ねて暮らしていた
美味しいスパゲッティーの話をして
混ぜ合うところのフライパンごと食べちゃいそうなくらい
あっという間に平らげましたのよ、と口の周り赤 ....
うすく

たなびいてゆく

いま

あなたといることが

しあわせです

もし いつか
あなたといられなくなっても
しあわせでした、と
いえる
かくごが
まだ
わたしに ....
金魚鉢

の中

光る鱗の澱

夕刻の斜光

き、ら、きら、ら

三叉路に走る

車輪の陰

遠くで鳴る船の警笛

橙の手のひら

光る鱗の

き、ら、きら、ら ....
城のようにも

愛より孤独な

恋のようにも

異国の月は

寂寥をつのらさせる


大きなものに

支配されてる


城のようにも

愛より孤独な

恋のようにも

異国の月は

寂寥をつのらさせる
ぎらつく 太陽色のシトリンが

ルチル混じりの水晶に恋をした

お堅いあの子のクラックは 虹色に光り

分かれて散乱したトルマリンは 七色に光る


フロウ ライトに憧れて


 ....
昔ね人はお月さまに住んでいたの
だけど色んな事があって
お月さまと喧嘩しちゃったの
人間はわがままだったから
もうお月さまなんて嫌い
無くなっちゃえって
魔法をかけちゃったの
お月さまは ....
あなたの声の聞こえない場所へ

駐車場を照らすオレンジ色のライトが
とても
綺麗なものに見えて
夢をみてしまうんだ

そんなこと
迂闊に人に言えない

だからひそかに
ひとり歩き ....
八月のようなあなたの

意外なもろさを知った

きちんと半円に盛られたアイスクリーム

くちのなかで

はかなくくずれてゆく
君がいるから 何もいらない
君が笑えば 何もいらない
嘘じゃないよ ほんとだよ ホントだよ


ポケモン全部集めたよ
うちでのこづちも見つけた
だけど、君がいるから要らなくて いらなくて ....
水面を
揺らさないように
しずかに
飲み込んだ
息を
止める
息を
こぼしてしまえば
瞬く間に
揺れ打ち
歪む満ちてゆく月
たくさんの花を枯らした
サボテンやアロエも枯らしたし
ケフィアやカスピ海ヨーグルトも駄目にした
それでも命は大切にしなければならないからと
小さな虫はその形や色が嫌いでも
なるべく殺さず ....
アルビノさんのおすすめリスト(156)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
楽園で君を手放す- ゆうと自由詩4*08-3-24
透明25時- ゆうと自由詩3*08-2-27
死んだアイツのことなんて、どうでもいいと思っていた- わら自由詩29*08-1-24
___アルルの女- 紅山「そ ...自由詩307-12-24
よく晴れた日に永遠が見える- アハウ自由詩707-12-24
___オヴァーオールオヴ・ファンタスティック- 紅山「そ ...自由詩307-12-23
神さまとさよならする日- アオゾラ ...自由詩3607-12-20
秋の空気を感じたら- 日朗歩野自由詩707-8-31
その海から(やさしみ)- たもつ自由詩40*07-8-28
*東京パック*- かおる自由詩9*07-6-13
教えてください- 乱太郎自由詩20*07-6-10
奇跡について- 佐々宝砂自由詩1207-6-8
嗚咽- ミゼット自由詩4*07-6-8
あなたは弱いですか?- チアーヌ自由詩907-6-8
そろもん(鳥瞰の話)- みつべえ自由詩1007-6-6
肉のぬくもり- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...307-6-5
三兄弟の末- なかがわ ...自由詩7*07-6-4
ジャム塗れの不要- 秋也自由詩2*07-6-4
座禅を組む- いねむり ...自由詩307-6-3
うさぎ- ヨルノテ ...自由詩207-6-3
うすく_たなびゆく- 玉兎自由詩607-6-3
魚鱗- 美味自由詩507-6-3
異国の月- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...707-6-2
フロウ_ライトに_憧れて- 箱犬自由詩207-6-1
ごめんねお月さま- プル式未詩・独白4*07-6-1
小石の入り込む靴- 蒼木りん未詩・独白707-5-30
八月- 曠野未詩・独白207-5-25
君がいるから_何もいらない- 北大路京 ...未詩・独白12*07-5-24
月のしずく- 未詩・独白507-5-23
- たもつ自由詩42*07-3-24

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